
スーパーフォーミュラの新しい時代が幕を開けました。
今シーズンから新型車両の投入となったスーパーフォーミュラ。
ダラーラ製のSF14に、トヨタ、ホンダがそれぞれ開発した直4 2ℓターボを搭載します。
全てが新しい車両のため、本来であれば2月の富士スピードウェイにおいて合同シェイクダウンが行われる予定でしたが、降雪の影響でキャンセルに。
そのような事情もあり、先日の鈴鹿サーキットファン感謝イベントでシェイクダウンが行われました。
そして3,4日には今年最初の合同テストが開催。
ここで初めて各車が本格的なテストを実施することになりました。
初日から37秒台に突入し去年の最終戦におけるレコードタイムを上回ります。シェイクダウンではトヨタエンジンユーザーにトラブルが多発したものの、テストではトラブルも減り順調に走行を重ねます。
2日目に入るとさらにラップタイムは向上し、最後の予選シュミレーションでは36秒台に突入していきます。結果KYGNUS SUNOCOのデュバルが36秒4まで到達し、去年のテストでマークされた非公式のレコードを更新することとなり、SF14の計り知れないポテンシャルを披露しました。
その一方で気になるのがホンダエンジンユーザーです。
今回のテストにおいて一度も37秒台に入れることができず、総合で塚越の11位が最上位と現時点では大きなビハインドを抱えています。
今回マークされた36秒台というタイムは、去年のF1日本GPでは107%以内となり決勝出走可能なタイムとなり、2012年では24番手グリッドを獲得できます。
今後の開発によりまだまだタイムの伸びしろのあるSF14に大きな期待が掛かります。
次回のテストは3.19、20日に富士スピードウェイで行われます。
情報 オートスポーツweb
super formula.net
3/3.4 2日間合計リザルト
1 L.デュバル KYGNUS SUNOCO Team LeMans 1'36.475
2 A.ロッテラー PETRONAS TEAM TOM'S 1'36.486
3 中嶋一貴 PETRONAS TEAM TOM'S 1'37.183
4 J.ロシター KONDO RACING 1'37.195
5 平川亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans 1'37.447
6 J.P.オリベイラ TEAM IMPUL 1'37.457
7 N.カーティケヤン TEAM IMPUL 1'37.903
8 国本雄資 P.MU/CERUMO・INGING 1'37.917
9 石浦宏明 P.MU/CERUMO・INGING 1'38.058
10 中山雄一 KCMG 1'38.382
11 塚越広大 HP REAL RACING 1'38.393
12 野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1'38.455
13 小暮卓史 NAKAJIMA RACING 1'38.540
14 伊沢拓也 HONDA TEST CAR 1'38.588
15 山本尚貴 TEAM無限 1'38.712
16 嵯峨 宏紀 TOCHIGI Le Beausset Motorsports 1'38.772
17 武藤英紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING 1'38.783
18 中山友貴 TEAM無限 1'38.885
19 V.リウッツィ HP REAL RACING 1'39.045
20 中嶋大祐 NAKAJIMA RACING 1'39.238
Posted at 2014/03/04 19:43:26 | |
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