カーナビGPS故障

先日、カーナビで検索しようと思ったら、現在位置が全然違っていて、よく見るとGPSを受信できていませんでした。

天気のせいか、あるいはドラレコから出る毒電波せいか・・・。

しかし、ミラー一体型のレーダー探知機はGPS受信できているので、どちらのせいでもないようです。

最近はコネクター抜けによる故障もよくあるので、オーディオを外して見てみましたが、しっかり繋がっています。
ということは、アンテナそのものの異常かもしません。
最悪、カーナビ本体の故障で買い替えも考えなければなりませんが、いろいろ出費もあったのでそれは避けたいところ。

まずは、GPSアンテナを外して観察しなければなりません。
GPSアンテナはリアのダッシュボードに設置しているので、少し面倒ですが、確認してみます。

確かGPSアンテナは助手席の下を通して、リアシートの脇の隙間に適当にケーブルを突っ込んでいい加減に設置したから、簡単に取れるはず・・・。

・・・・。

ひっかかって取れない。

仕方ないのでたどってみると、ケーブルが内装の内側に入っているようです。
これは面倒です。
というか、そんな設置した覚えがないのですが。

そういえばリアクオーターパネルを交換したり、下回りをぶつける自損事故のときなど、もしかしたらシートを外したときにきちんとGPSを設置してくれたのかもしれません。

さて、仕方ないのでリアシートの座面を外そうかと思い、思いっきり座面を上に引っ張り外します。

外します・・・。

・・・硬くて外れない。

シートを外さないとケーブルの取り回しがわからないので、外せません。
１０分ほど格闘した結果、ディーラーのお世話に。

結局ディーラーでも座面を外すことができず、とりあえずケーブルさえ外れれば良いということで、座面と背もたれをへこませて、なんとかケーブルを外してもらいました。

で、外したGPSアンテナをよく観察すると、
ありました！
断線しているようです。



内装内側にケーブルが入るところで、線が挟まってストレスがかかっていたのでしょう。
丁寧にケーブルを隠して設置してもらったようですが、仇になったみたいです。
（そもそも、普通にフロントのダッシュボードに設置したら良いのですが）

ケーブルを切って断面を見ると、同軸ケーブルになっていました。
同軸ケーブルの正しいつなぎ方は知りませんが、芯線同士、シールド線同士をより合わせてハンダづけしました。
あとはビニールテープを巻いて保護して完成です。


引っ張りには弱いので取り扱いに注意しなければなりません。