サンデー・パパのブログ一覧

僕は欧州車に乗り始めた20年以上前から、ガソリンスタンドはShellを利用してます。旅先などでShellのガソリンスタンドが見つからない場合でも、満タン給油はせずに、確実にShellのスタンドがある場所までの燃料しか給油しませんでした。

これは「スターレックス カード」の会員で、ガソリン代が割引になることもありますが、一番の理由はハイオクガソリン「Shell V-Power」の性能が気にいっていたからです。

「Shell V-Power」以外のハイオクを給油したら、クルマの性能ダウンを体感したことが何度もあります。特に顕著に性能ダウンを感じたのが、コスモと出光のハイオクです。
低速（定速）走行からハーフスロットルで加速する際などに、加速のもたつきを感じるのです。当然、燃費も良くありません。
ただしこれは20年近く前の話で、最近も同じなのかわかりません。

ところが2年ほど前の新聞記事で、「ハイオクは多くのスタンド系列で混合していた」ということが判明しました。Shell以外のハイオクガソリンは、各社で貯蔵タンクを共有したごちゃ混ぜで、JIS規格のオクタン価96だけが保証されている状態。Shellだけが自社独自のハイオクを供給していたのことでした。
この記事を読んで、「Shell V-Power」が高性能だという自分の感覚は正しかったのだと確信しました。

しかし、ご存じの通りShellは出光に吸収されてしまい、全国各地のShellスタンドはどんどんアポロステーションに鞍替えされています。
川西市の自宅近所のShellも、先日アポロに変わってしまいました。
岐阜で利用するスタンドも、先月からアポロになってしまいました。

僕は川西と岐阜を今でもちょくちょく往復しています。
いつも、片道で高速140km、一般道40kmという同じルートを走行し、同じスタンドで給油してトリップメーターをリセットするので、燃費もほとんど同じです。

XEの場合、普通に走行すると「16km/L」近い燃費で、ハイテンションで飛ばした時でも、「15km/L」を割り込むようなことはまずありませんでした。
ところが先日は普通に運転したのに、「14.3km/l」になってしまいました。
最初はタイヤの空気圧を疑いましたが、測ってみたら正常でした。
もちろん猛暑のせいもありますが、この日は曇天で、異常というほどの気温ではありませんでした。
となると原因はただ一つです。
給油の度にタンク内の「V-Power」がアポロの無印ハイオクに入れ替わってしまい、とうとう最低の燃費になってしまったのです。（泣）

情報によると、2023年中に全てのShellスタンドがアポロステーションになってしまい、「V-Power」も消滅してしまうそうです。

試しに、今でも「V-Power」が給油できるスタンドを検索したら、神戸から京都の間で、これだけ（シェルの黄色いマーク）しか残っていませんでした。（悲）
とっても嘆かわしいですね～


「V-Power」が無いならアポロで給油する意義はないのですが、年間の利用金額に応じた会員割引があるので、それだけの理由でアポロを利用するんだろうな～
どうせどこのスタンドにしても、混ぜこぜハイオクに違いないので。。。（泣）