ちょうど一週間前、燃料漏れの確認&修理へと、富津へ向かいました。
朝のうちに回った月末の支払に時間を押され、家を出たのが11時。午前中には到着したかったので少し慌てていました。
路面は夜中に降っていた雨が乾ききらないセミウエット。ですが、水しぶきは上がらずなんで、ま〜ヨシ。その後、順調に高速へ上がりました。 本線合流のループでクラッチのタイミングが合わず『?』となるが、全然乗ってないから忘れたのか…と反省。
事が燃料漏れなんで、万全を期すため一番近いPAへ入れて確認する事にしました。
私にしては上出来 ww
駐車スペースへ滑り込ませると、エンジンも切らずにリアを確認へ。
燃料の馴染みは増えているが、滴る程では無いので走れると判断。
急ぎハーネスを締めて、クラッチを切り、1速へ入れ…
動き出した。
間違って足を上げた?
もう少し踏込みニュートラに入れ直し、再びクラッチを踏むと普通に切れる。
気のせい。
自分に都合よく解釈しました。
本線に戻る途中、『こ〜やって解釈して壊れたりするんだよな〜』なんて考えながら、順調に1速、2速、3速と加速していったのです。
急いでたんです。
お昼前に着いて、問題なく帰宅、その後残った支払に行き、家族をお花見に連れて行く。
予定いっぱいの日でしたから。
5速巡行していると、だんだんと太陽が顔を見せ気持ちのいい陽気になってきました。
常磐道上りから、外環、京葉と、不慣れな道を何度も何度もイメージしながら走っている時、『ソレ』は起こりました。
三郷料金所手前で4速へシフトダウンを試みようとクラッチを切ると、
スコッ。
前にも経験しているので分かります…
油圧ゼロ。
左車線を走っていたので、すぐにハザードをあげ路肩へ。
今にして思えば、回転合わせてギアをいれる手もあったはずですが、私の場数が足りず、とにかく止めるのが精一杯。
止めてから色々と試すもクラッチはダメ。
前に自分で直したマスターか? ホースの劣化? レリーズ?
とにかくこの場を脱しなければ。
任意保険にロードサービスが付いていたはず。 が電話番号がわからない。 仕方なくお世話になっている代理店に電話をして、そこからロードサービスへ連絡してもらいました。 電話帳登録しておかないと、いざという時に役に立たない事が分かりました。
すぐに連絡を頂き、止まった状況、今の状態、場所の説明をし、最後に、
『変わった車なんでベタベタに下がるローダーでお願いします』
と付け加えました。
少しは余裕があったのかな? ww
その後レッカー屋さんから入電。
オープンカーゆえの周りの騒音で聞き取れず、小菅から行くので40分かかると聞こえたのですが、後からレッカーのお兄さんに聞いたところ、越谷だったとか。
とにかく待つしか。
場所は江戸川の上、車から降りた方が安全なのか、降りても隠れるガードレールは無い。 じっとしてるしかない。 出来るのは後続車に私の存在を知らせる事。 ハザードとブレーキランプ。 これは消せない。(一度エンジンかけっぱでアイドリングはダメかもと、キルスイッチを切ったらハザードも消えて慌てましたが、当たり前ですよね ww)
大型車がバックミラーに映るたび、
あ〜、こ〜やって追突される映像見たよな〜
と何度か思うたび、1人で乗っていて良かったと思いました。
というのも、前日、下の娘を誘っていたからです。
ほんと一人で良かった。
途中、道路公団の方が止まってくれて、『どうしました?故障ですか?』とマイクで聞かれ、壊れた〜の意味で『×』をあげたら行ってしまいました。
違うよ〜。。。
でも、声をかけられ、ホッとしたのを覚えています。
何台も何台も見送りました。邪魔でごめんなさい。 足立ナンバーの白の70スープラの排ガスがいい匂いで少しウキウキしましたが、気持ちはどん底。 そんな中、運ぶはずだったお店に電話をして状況説明とこれからの打合せ。 そうこうしてると後ろに道路公団の方が停車して…のタイミングでローダーが!!!
あの時の安堵感たるや。
車体の確認をしたくパシャりとしたら、危険なので車に乗るように言われ、ここは高速道路上なんだと我に返りました。
素早くセブンを載せてもらい、素早く現場を後にし安全な下道まで。
運んでいただきたい住所を伝えると、何とか距離圏内。 ありがたい事です。
もろもろの手続きを済ませセブンを見送る時は、寂しかったですよ。
とにかく、家に帰ろう。
でも、ここはどこ? ww
昔、一度あったな〜。 スープラで女の子を送った帰り、どうにもガス欠寸前で八潮辺りでおりて、何とか深夜営業してるガススタを見つけ、給油中に『すいません。ここ何処ですか?』って聞いたこと ww 20年以上前の記憶。 今はスマホで何とかなるさと駅までの道のりを調べると16分。 考え事をしながら歩くにはちょうどと歩き始めました。 トボトボ歩きながら考えるのは反省ばかり。
ふと辺りを見ると浄水場の脇に立派な神社が。 いつもなら、まず無いんですが、吸い込まれるようにお参りしてきました。 キツネがいたので、お稲荷さんだったんでしょうね。 ケガ無く済んだ事へのお礼と、セブンの軽傷を願って。
その後、考え事をしながら、時には仕事の電話をしながら、歩けど歩けど駅には着かない。 時計は見てないが疲労が凄い。 もう一度スマホで場所を良く確認すると、どうやら最初に見た16分は車での移動時間だったようで、気づけば小一時間経っていました(ー ー;)
お腹も空いていましたが午後からの予定もあるのでジュース片手にとんぼ返りし、その足でお花見へ。
桜はまだまだでしたが、大判焼が美味いこと美味いこと♩
月末の支払も済ませ、夜は、
くら寿司でお疲れ様会を開いて、何とか年度末を終えることができました。
そして現在。 まだセブンの修理は始まっていません。
理由は、故障箇所が多岐に及び予算立てが厳しく、一度見積りをお願いしているから。
まずは燃料タンクは。
私のはレーシングな為、積んでる燃料タンクは安全タンク。 アルミのタンクならアルゴンで…となる所、安タンは中にゴム風船みたいなのをアルミのケースで囲っているような物で、その風船は修理が難しい部分とかで、というか、10年以上も前の安タンは期限切れ的な部分もあり、直しても多分他の場所で漏れ出す可能性大。
キャブ用のアルミタンクへ加工換装予定。
クラッチ。
レリーズでした。 ヴォグゾールの最弱点。 踏込みを少しにして労わるよう前のオーナーからも言われ、かなり手前でクラッチが切れるようにセットされていて、私も気をつけていましたがダメでした。 開けてみた所、フルードが結晶化してるような部分もあり、またハウジングの腐食も酷いことから、だいぶ前から漏れていたんだろうとの事。
レリーズのアルマイトも落ちているくらいなので、OHではなくアッシー交換予定。
で、またもクラッチ。
レリーズを確認する際に見つかったのですが、クラッチ板の減りが酷い。 26000キロ程の走行なんですが、私が下手なんですかね…。
このままでも乗れるが、どうせたいして持たないのなら…と悩み中。
以上のことから、当初タンク&レリーズのダブルパンチと思われていたのが、クラッチ一式もプラスのトリプルパンチになり、不敗さんはノックアウト寸前。
この一週間はとにかく働きましたが追いつきません。
湾岸ミッドナイトの原田よろしく、頑張りますんで、誰か仕事回してください♩