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ザクとは違うの愛車 [その他 その他作業記録]

龍田改2の製作 その5

投稿日 : 2021年05月15日
1
煙突の工作です。
以前に記したように、龍田改二では混焼缶を専焼缶に換装したという設定とするので、第一煙突と第三煙突が同じ太さとなります。煙突本体をプラ棒で作成したのち、以下の工作を行っています。
・極細伸ばしランナーでジャッキステーを付ける。
・頂部をリューターやデザインナイフなどで開口し、内部にプラペーパーで仕切り板を設置。
・エッチングパーツで梯子を設置。

なお燕雀さんの作品では第一煙突内部の仕切り板の一枚は煙突頂部より飛び出るように設置しています。
これは恐らく第一煙突が混焼缶と専焼缶両方の排煙をまとめており、一方の煙がもう一方の煙路へ入っていかないようにしたものではないかと思いますが、今回は全て重油専焼缶なので飛び出した設置はしませんでした。
2
船体に甲板室などを設置したので、リノリウム甲板部をマスキングしました。
テープを細切れにしながら少しずつ貼り付けていく作業は根気のいる仕事です。
3
二つの甲板室の両サイドには水密扉がいくつも設置されています。
その位置は燕雀さんのブログで確認するとともに、念のため手持ちにある実艦写真で再確認しました。
なお船首楼甲板後端にも一枚扉を設置しました。これは燕雀さんブログにもなく、実艦写真でも確認できないものですが、他艦ではこのあたりに扉があるので、龍田にあってもおかしくないだろうと考え、設置することにしたものです。

扉本体はプラペーパーで作り、ヒンジや取っ手は極細伸ばしランナーで作りました。
ちなみに扉サイズは軍艦雑記帳を参照しましたが、もうワンサイズ小さく作るべきだったかもしれません。

このように多くのパーツが並んだ状態になると個々の出来栄えがなかなか揃わないため見苦しくなってしまいます。ここは少々お金がかかってもアフターパーツ(ナノドレッドorエッチング)を使うほうが良いと感じました。
4
3本の煙突の前後には吸気筒などがいくつも設置されています。それらの場所やサイズは全面的に燕雀さんのリサーチ結果を信頼し、極力その通りに設置するようにしました。

こうした作業、特に図面や詳細が確認できる写真が限られている場合は私のリサーチ力の及ばない世界です。
燕雀さんの作例でその詳説がされているからこそ、短時間でできた作業でした。
燕雀さん、本当にありがとうございます。
5
アンカーの工作です。
ジャンクパーツにあったものは若干大きめな印象だったので、少し小ぶりに修正しました。(左=修正前、右=修正後)

サイズ的には駆逐艦と同じもので、縦横とも2mm程度です。

龍田は軽巡洋艦なので、実際はもう一回り大きかったかもしれませんが、アンカーレセスへの格納状態を考えるとこのサイズが適当に感じたので、小さめに作ってみました。
6
龍田改二は防空巡洋艦なので、機銃座を増設します。
100°に開いたラインを1mmピッチで書いた紙の上に、14×8mmで切り出した0.3mmプラバンを貼り付け、ラインに沿って滑り止め鋲をデザインナイフで刻み込みます。
実物はもっと狭いピッチですが、実物サイズどおりに刻み込むのは私の技術ではほぼ不可能なので、雰囲気重視で1mmピッチにしてあります。
なお、銃座と支柱はいずれも2mm丸棒を使っています。

ステージは変形八角形ですが、角を丸くするかどうかまだ決めていません。
戦時急造とするなら八角形のままでしょうし、より早期に改装されたとするなら角は丸めるべきだろうと思います。
さてどちらにするかな…。
7
艦尾付近の工作です。
龍田改二は艦これでは「対潜番長」とも呼ばれるほど、対潜能力が高くされています(潜水艦の雷撃、それもたった1本の魚雷で沈められていますが)。
なので、今回の工作でも対潜兵装はしっかり充実させます。
大戦末期の海防艦(鵜来型の一部、1号型=丙型、2号型=丁型)では艦尾に長い爆雷投下軌条を設け、その両側に三式爆雷投射機(K砲)を半埋め込み式にして16基または12基装備していました。
龍田艦尾のスペースを考えると16基設置が妥当と思われたので、0.5mmプラ棒を埋め込んでそれらしくしてみました。

爆雷投下軌条は見ての通りエッチングパーツですが、揚爆雷筒頂部の四角い箱はプラパンプラペーパーで自作しました。

このほかのディテールは後程追加します。
8
ここまでの工作の状態。

天龍の写真(S9.2.11青島、S9.3.1大連)で水密扉の上に小さな庇のようなものが確認できたので、少なくとも天龍にあるのなら龍田にあってもよいと考え、細切れプラペーパーで作ってみました。

また後部甲板室の上にさらに部屋を増設し、探照灯と94式高射装置を設置しました。そのほか細々としたモノを実艦写真を参考にちまちま貼り付けてあります。

先ほど記した天龍の2枚の写真から艦尾甲板室付近に張り付いたモノはある程度確認できますが、煙突基部の甲板室はディテールの分かる写真が手元にありません。
しかし水密扉以外何もついていないということは考えづらいので5500t級軽巡や同時代の駆逐艦などを参考に、適当なディテールアップをしてみようと思っています。

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