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ザクとは違うの愛車 [その他 その他作業記録]

龍田改2の製作 その6

投稿日 : 2021年05月29日
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石粉粘土で作った海面にロイヤルブルーとクリアグリーンを塗って、その上から木工ボンドを薄く塗って光沢と水分感を出し、その上からホワイトで白波を描きました。

しかし両舷に広がる波の感じがどうにも納得がいかない。リアルさに欠けます。
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さらに白波を細かく描き足しました。
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いかにも「描きました」状態です。
原因は白波が立っているところに凹凸がないからでしょうか。また舷側から一定間隔で斜め後ろに伸びるラインを描いていますが、実際の航跡波はこのようにはなりません。
しかしこれらの問題を解消しようとすると、イチから作り直す必要があります。この決断に約10日を要しましたが、「竹」のジオラマベースも7回試作したことだし、ここで変な妥協をするときっと後悔するだろうと考え、結局作り直すことにしました。
4
まずは既存粘土部の取り外し。

意外ときれいに剥がれてくれました(笑)
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次に龍田が設置される辺りに2mmプラバンを貼り付けて高さを稼ぎます。
その上に新しい石粉粘土を盛り付け、波の形をプラ製耳かきと爪楊枝で描いていきます。
今回は船によって両側に押し出される波と、その波が元に戻ろうとする力が働いていることを意識するとともに、航跡波の部分を適度に荒らしてみました。
この作業に移る前には、竹製作時の資料を見返すとともに、他のモデラーさんの作品を研究したりもしました。
この状態で2日程度養生期間を取り、収縮によるひび割れを起こした部分を修正すれば基礎工事は完成となります。
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洗い場についての検討です。
巡洋艦や駆逐艦の烹炊室は艦橋後ろと後部構造物付近にあるようです。
そのうえで、球磨型軽巡洋艦・多摩の洗い場と烹炊室の位置関係や、平賀譲アーカイブにある天龍の「最大中横断」にある烹炊室の表記、天龍型第一煙突後部に付く小煙突は烹炊室のものと思われることなどから、洗い場は第一煙突両側に設置することとしました。
球磨型などの4箇所に比べると半数となってしまいますが、乗組員数も少ないことから、2箇所と推定しました。
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艦橋の基本形を作りました。
羅針艦橋以下は以前に検討した龍田艦橋形状に基づいて作りつつ、羅針艦橋天蓋上は防空指揮所とし、94式高射装置を設置しました。

実艦の艦橋頂部には探照灯が設置されていますが、今回の制作は防空巡洋艦なので高射装置を設置しますが、本体両側に測距儀が伸びており、これを360°回転させる(マストと干渉しないようにする)ためには、探照灯の位置より前に設置する必要があります。

ちなみに「日本巡洋艦物語」に掲載された天龍型の改造案のうちA案は艦橋とマストの位置を変えないまま艦橋頂部に高射装置を置くようになっていますが、実際にはこの通りには配置できませんでした。
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羅針艦橋の床は木製のグレーチングだったようなので木甲板色を塗り、その他の部分は呉海軍工廠グレイを吹きました。その状態で観測機器などを設置します。
防空指揮所を被せてしまうと羅針艦橋内はほとんど見えなくなりますが、1/700で壁面の計器盤まで作った事例はそう多くないと思うので、自己満足度は高いです(笑)
このあと更に舷灯、信号探照灯、信号旗掛けなどを追加するとともに、構造物後ろに電探室や兵員室などのスペースを追加する予定です。

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