龍田改2の製作 その9
投稿日 : 2021年06月26日
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9mカッターの製作です。
キットからの変更点は以下の通り。
・側板の薄化
・防舷板の設置
・オール溝の表現
・舵の設置
出来ればオール10本も艇内に置きたかったのですが、私の技術ではリアルに作れそうにないと思ったので諦めました。
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続いて内火艇。
左がキット、中央が9m型、右が10m型です。
詳細形状がわかる写真が見当たらなかったので、軍艦メカニズム図鑑の巡洋艦と駆逐艦のイラストを参考にしました。
9m型はキットと比較すると平面形が異なる(最大幅部が前寄り過ぎ)のと、キャビンが少し後ろ寄りのようです。
10m型はキットがないので11m版を切り詰めて作ります。
でもただ切り詰めるだけだと全体のバランスが崩れるので、平面形を僅かに削り込み、キャビンと士官室部分を削って少し前につけ直しました。
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9m型は最大幅部を削ってより流線型にし、甲板上のモールド全削除した上からプラ板プラペーパー伸ばしランナーで各種構造物を再現します。その際、上記イラストの位置に配置し直すとともにディテールを追加します。
後部の士官室は上からティッシュ製のキャンバスを掛けるので少し小さめに作りました。
更にプラ片で防舷物を作り、完成。
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手前側が9m型、煙突の向こうが10m型です。
9m型はキットとの違いが確認できるでしょうか。
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グライプバンドを装着しました。
これ、見た目以上にめちゃくちゃ大変な作業です…。
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燕雀さんのブログによれば前マストの主柱の直径は1mm、支柱は0.6mmくらいと推測されています。
個人的にはそれぞれもう少し細めの方がカッコいいかなと思ったので、0.9と0.5にしてみました。
さらに防空巡洋艦たるもの電探は必須なのでマスト中段に新設したフラットに22号電探を、マストトップ下にE27逆探を設置しました。
また22号のすぐ下に小さなフラットを作り、2キロ信号灯を設置。これは径の異なる円柱を2つ積み重ねた上に傘がかぶさる形状。円柱2つはメカコレ宇宙戦艦ヤマトの主砲砲身から作りましたw
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後部マストは実艦では継ぎ目のない1本柱ですが、龍田改二では三脚に改装されたものとします。中段には13号電探を設置するのでスクラッチ。
メインとなる柱は、本物は三角柱ですが、サイズ的に三角柱を作るのが困難なので、1.5mm角棒にしました。
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画像上が応急用角材、同じく下がループアンテナです。
角材はプラバンの細切れで適当に作ったものです。
ループアンテナはジャンクパーツのアンテナ部をピンバイスで十字方向にくり抜いています。この作業は初めてだったので、まずは0.3mm、次に0.5、さらに0.6、0.7と徐々に太くしていくという作業工程。
この過程で壊してしまう人が多いらしいので、初めてにしては失敗もなくまずまずのくり抜き具合かなと自己満足に浸りました(笑)
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