ヘッドライトレンズの曇り取り

前回の車検で、「こんなに曇っていたら次回は車検に通らないよ～、今日の車検のラインではHiで通してね」
と言われていたにもかかわらず、2年間、放置していたレンズです。もう、中の球も見え辛い状態です。というか見えませんw

で、偶然、Youtubeで得ていた情報
「”蚊除け剤”で曇りが取れる」というのを試してみました。

夏に使用していた残りのハンドスプレータイプの蚊除け剤を塗布。数秒で表面がヌルヌルに溶ける感じなのでキッチンペーパーで取り除こうと拭きましたが、ちょうど、厚塗りし過ぎたスプレー塗装を乾かないうちにふき取った時の感じと同じでした。液自体は、水よりやや粘性があるかなて感じるのですが、噴霧したらすぐにプラスチック樹脂への浸食？溶解？が始まるのでそう感じると思います。私は手を抜きましたが、ボディー塗装への影響もあるやもしれませんので、大事をとって、マスキングをした方が良さそうです。（噴霧すると結構なスピードで垂れてきます）
...しかし、蚊よけで溶けるって不思議ですね。人の肌に使うものなのに。

レンズ上ではこんな濃い色のものが取れてくると想像しなかったですが、拭き取った紙にはヤニのような茶褐色の汚れが付きました。

画像を拡大表示したら、溶けている感じが分っていただけるかもしれません。

で、これを繰り返しても、噴霧→溶かす→拭き取る→噴霧のループな感じだった（拭き取った後はキッチンペーパーなら最終的に一部が張り付いてレンズに残ってしまう粘度になります）ので、３回ぐらいで終わりにして（確か...パーツクリーナーは怖かったので、アルコールで拭いてから）結局、紙やすり耐水ペーパー、コンパウンドで仕上げました。

クリアになりました！スケスケです。（車検通しが目的だったので、手を抜いて、スモールランプ部は曇ったままですw　二度手間になりそう……）
初めから、耐水ペーパーで削れば早いのか、蚊よけを使うか悩むところではあります。が、極端にいうと、蚊よけでドロドロ溶かして、やや平滑性が失われたはずなので、耐水ペーパーで均すというのは、結果的に間違いでもなかった気がします。

施工後、特にコーティングはしていないですが、2か月たった今も劣化は目に見えません。当分はこのまま経過観察してみます！

ずいぶん違いますね。

因みに、ユーザー車検では、Lowでは落ちてしまいHiで通しました。謎...