スバル(純正) プレオＲＳ ５速ギヤ  

ヴィヴィオ・プレオのＭＴの形式は、ＦＦが「ＴＭ６４」、パートタイム４駆がＴＷ６４、フルタイム４駆が「ＴＹ６４」となっています。R2・ステラはエンジン傾斜・タイヤサイズの関係でミッションケース・ファイナル比が変更されているが、「ＴＭ・ＴＹ６４」と形式は共通です。
「６４」という数字のミッションであれば、ＦＦも４駆も内部の寸法・構造は同一。ただ４駆の場合は、フロントデフ以降にリヤ駆動用のトランスファーを追加する構造の為、外観寸法は異なります。
※「６４」は、ドライブギヤとドリブンギヤの軸心距離をmm)で示していて、上記の３者は部品の流用が出来るという事が解ります。
ＮＡのＦＦに限り「ＴＭ５７」なので、ギヤの流用は不可です。

という事は、プレオ⇔ヴィヴィオ⇔R2間で、ギヤ比を変えたい放題です。
１～４速はＡＳＳＹなので個別の変更は出来ないが、
〈例１〉RX-RA用１～４速+NA用５速＝フルクロス。
〈例２〉プレオＲＳ用１～５速＝３・４・５速がハイギヤードで高速サーキット向け。
〈例３〉RX-R用１～４速+プレオRS用５速=ミニサーキット+高速
といった感じです。

自分の用途からすると、専ら競技をする訳ではないのでフルクロスである必要はない。ミニサーキットをソコソコ楽しく走れて、高速での移動も快適に♪という事で、〈例3〉を選びました。
１‐4はRX-R純正のままなので、150km/hを超えるサーキットを走らなければ今まで通りで問題ありません。高速走行は５速に放り込んでおけば、スーチャのトルクフルな走りで快適巡航♪
気になる４→５速の繋がりですが、慣れれば自然だと思います。個人的にはコレぐらい重いギヤの方が、エンジンのおいしい所を使えて好きすｗ


参考値(メーター読み)

ＲＸ-Ｒ純正５速
・50km/h 2100rpm
・60km/h 2400rpm
・70km/h 2900rpm
・80km/h　3300rpm
・90km/h 3800rpm
・100km/h 4200rpm
・120km/h 5050rpm
・140km/h 6000rpm

プレオＲＳ用５速　
・50km/h 1900rpm
・60km/h 2200rpm
・70km/h 2600rpm
・80km/h 3050rpm
・90km/h 3450rpm
・100km/h 3850rpm
・120km/h 4600rpm
・140km/h 5450rpm　

価格は、一式の大よその金額