2010年03月16日
ドナドナやイベントやらですっかり忘れてた、我が車歴紹介シリーズ。
久しぶりにカキコしておこう。
シトロエンCX(12号車)を手放すキッカケとなったのは、
以前よりお世話になってた方からの、突然の1本の電話。
「久しぶり〜。元気? ところで、古いベンツ持ってたよね〜?」
でも、すでに売ってしまったんですよ〜。。。
「実はさぁ、知り合いが古いベンツ持っててさぁ〜、
誰が欲しい人がいたらあげる、って言ってるのよ。
それで、『貰いそうなクルマバカがいます』って答えたのよね!」
。。。(^^;)。ハイ、そのとおりです!
じゃぁ、持ち主から連絡させるからヨロシク〜〜〜!!
ということで、我が家に来る事になったのは、
75年式(だったっけ?)のW114/250。
さっそく、次のお休みに、現車のある場所へお伺い。
待ち合わせに指定された所は、熊本市内から1時間あまりの田舎の整備工場。
サンバーやハイゼットやらの軽トラが所ひしめく中、
あそこにあるから、と指差されたところにいくと、、、
コレ、元色は白、のはずですよねぇ???
大きな大きな樹木の下に置かれていたW114は、
上から降り注がれたと思われる樹液と雨水とで「みどり色」状態。
まるで怪人コケミドロみたいな、、、(^^;)。
ワイパーあたりには無数の落ち葉と昆虫の屍骸がこんもり。
恐る恐る運転席をあけてみる。
すると、あらら、室内はめっちゃキレイ。
エンジンも一発始動して、アイドリングもそれなりに安定。
エアコンからの風もちゃんと冷たい。
「外見はボロだけど、中身はイイでしょ!時々エンジン掛けてたから」
はい。確かに。良さげです。
ちなみに貰い受ける条件は「その整備工場で車検する」こと。
もちろん承知し、数日後、車検完了を待って、改めて引き取りにお邪魔しました。
「バッチリ整備しといたから! でも、ボディ磨きの楽しみは残しといたよ!」
帰り道。
ホワイトをベースにみどり色のコケにまみれた古いW114が国道を走る姿は、
きっと歩行者や対向車から異様に見えたに違いない、、、orz
帰宅後は数日に分けてコンパウンドやワックスやらを駆使しボディをツルツルに。
見違えるようにキレイになって、あちこちのドライブに大活躍!
ほんと、程度の良い個体でした。
その後は、古い欧州車を好む友人から欲しいと言われ売却。
天寿を全うしたと聞いております。
今でも時々同型車を見かけると、あの快適さを思い出します。
また乗りたい1台、かな。
Posted at 2010/03/16 11:09:58 | |
我が車歴/目標99! | 日記
2010年02月02日
久しぶりに、我が車歴の綴れ書き。
12号車(平成5、6年頃)となったシトロエンCX。
機関は絶好調なれど、内外装は年式相応。
ボンネットにはイタズラによる「Xマーク」が大きく刻まれ、
天井内バリは所々引力に負けて垂れ下がっている状態。
運転席のシートも乗り降り時に負荷がかかる部分がスレてたり、とか。
だから少しずつ手を入れていこうかなぁ〜、、、と思った矢先、
またもや1本の電話が入り急遽13号車が決定(^^;)。 ←詳細は次回
で、CXは鹿児島のシトロエンクラブのメンバーさんへお譲りしました。
その後、その方もお乗り換えに伴い売却されたようなんですが、、、。
それから数年後の平成14、5年頃。
某オクに「シトロエングッズ」を出品したところ、
四国の方にご落札いただきまして、
いろいろとメールのやりとりをしておりますと、
「最近手に入れたCXに取付けたいと思います。
ボンネットにバツ印のある旧い個体ですが、、、」的な一文が。
「えーっ!? そのバツ印、フロントグリルの右上あたり???」
「はい。そうですよ」
「もしかして、天井がスゴイことになっていませんか?」
「垂れ下がってたんだと思いますが、
ビスでプラネタリウムみたいに止めてあります!」
「、、、そのビス、ワタシが止めました、、、^^;)」
「えーーーーーっ!」
写真を送ってもらったら、まさに、その個体。
いやぁ〜、久しぶりの対面となったわけですが、お互いに、
「これがホントの『シトロ縁』ですねぇ〜」と話が弾みました。
お話によると、四国某所のクルマ屋さんで放置プレイで売られてたものを、
あまりにも可哀想だから、と購入されたとか。
どうやらワタシが手放して数名のオーナーさんが乗られたみたいでした。
ある意味、これも個人売買の醍醐味のひとつかも知れませんね。
もしかしたら、今でも四国のどこかを走っている、、、かな。
Posted at 2010/02/02 11:46:05 | |
我が車歴/目標99! | 日記
2010年01月13日
さて、本日は恒例の昔話シリーズの続き。
時代は平成になって数年目、ワタシもまだ二十代後半。
商売も波に乗って、ちょっと調子こいてた頃。
W114/280(11号車)を売却して得た軍資金を元に、
次なるターゲットにしたのは「ヘヘ菌のフラッグシップ!」
ハイ。シトローエンCXでございます。
当時、「XM」の登場に伴い旧型となったCXなれど、
まことしやかに“最後のリアルハイドロ”なんて言われ、
初期型あたりだと、
結構お手頃価格でそれなりに流通してたんですな。
ま、壊れるの、壊れないの、っていうのは論外として(^^;)。
っていうか、それ以上に、
2CV、BXに乗る自称熊本イチのヘヘ菌患者として、
一度はCXのユラユラ感に身を委ねたくなるのは当然、
いや、必然ではあるまいか、と。
BXで散々痛い目にあってることが、
逆にヘンな自信を生んでしまうという、、、orz。
そんな中、シトロエンクラブ九州のメンバーが
メンテの行き届いた個体を手放すという話があり、
これも何かのご縁でしょう、という次第でやってきたのが、
79年式 シトロエンCX2400Pallas シルバー(12号車)
でございました。
福岡まで現車を取りにいって、帰りの高速道で大感動!
新車でもなく、スフィアを交換したばかりでもないのに、
ほんとにスーーーーーッて、スーーーーーッって感じの乗りごこち。
マジでBXよりも軽いんじゃない、と思うくらいの浮遊感。
なのに、100km/hを程よく超えたあたりで、あのピタッ感。
う〜〜〜ん、こりゃぁ、良い。
これがフラッグシップの余裕なのね。
庶民仕様のハイドロとは、まったく似て非なるものなのね〜〜〜。
これはイイ買い物をさせてもらったと、ニコニコ顔で帰宅。
我が家のガレージにCXを鎮座させたまでは良かったけど、、、
あれっ?!車庫が狭くて、ドアが開かん!? 降りられんっ!?
Posted at 2010/01/13 08:02:04 | |
我が車歴/目標99! | 日記
2010年01月04日
改めて自分のブログを見直してたら、
この話が途中だったので改めてつれつれつらつらと。
(10月28日カキコした話の、その続きっす^^;)
見事路上に復活したクリームイエローのW114/280(11号車)。
エアコンも、オートマも、サンルーフも、すべて文句ナシ。
DOHCエンジンも快調そのもので、大満足しながら走りました。
ただ、当時のメインはあくまでもシトロエン2CV。
それに加えて便利な営業車(シビックシャトル)もあったため、
W114の立場としてはビミョーな位置にあったわけです。
で、車検があと数ヶ月となったところで売却を決意。
まだヤフオクが無かった時代ですから、
カーマガジンの個人売買欄に「売ります」と出してみました。
すると、雑誌発売日当日に、電話が。
「東京の者です。カーマガ見ました。ぜひ、譲ってもらえますか?」
えーっ!でも、クルマ見なくて大丈夫ですか?輸送費もかかりますよ。
「一切文句は言いません。とにかく欲しいんです、それ。実は、、、」
お話によると、その方はかなりのW114マニアらしく、
それまでW114でも230や250に乗っていたそうな。
で、せっかくならDOHCの280、しかもサンルーフ付きに乗りたい、と
いろいろ探しに探したけれど、とにかく見つからなかった、とか。
「当時のディーラーに聞いたら、
正規モノのW114/280でサンルーフ付きは数台しかなく、
しかも、オリジナルのクリームイエローは1〜2台なんですよ。
とにかく、稀少なんです!」
ほほ〜ぅ、そんなクルマだったんですね!
ならば喜んでお譲りいたしましょう!
ということで、それから数日後、W114/280はドナドナされていきました。
ちなみに、その後も数名の方から連絡がありましたが、
先客に売却した旨を伝えると皆さん悔しがってましたねぇ。
もしかしたら、貴重とおっしゃったマニアの方ですから、
今も東京近辺を走ってたりしてるかも(^^;)。
そして、
その代価として手元にそれなりの軍資金が出来たワタシは、、、。
“次はやっぱり、アレ、だな”
この話は、次回へ続く。
Posted at 2010/01/04 12:05:46 | |
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2009年10月22日
ジオ(45号車)の24ヶ月点検がもうすぐです。
走行距離は40,000km。最近はちょっとオイルを食べ気味かな。
それ以外に最新のネタもないので、思い出話の続きをつらつらと(^^;)。
で、嵐のあとに我が手元に来たW114/280。
飛来物によるリアガラスの破損は、幸いにして蜘蛛の巣状のヒビ割れ止まり。
雨漏りの心配はなかったものの、完全に要交換レベルでした。
ただ、このリアガラス。新品だと聖徳太子(当時?)が何人分も、、、orz。
タダでもらったクルマですから、なんとか激安で手に入れたいところ。
とは言いながらも、まだヤフオクなんて無い頃ですから、
カーマガジンの個人売買欄、もしくは、近くの解体屋に期待するしかありません。
しばらくは、このままボディカバー掛けて置いておくか、と思っていたら、
日曜日の夜、またもや愚弟から電話が。
「アニキ!あった、あった!偶然見つけた!ベンツのリアガラス!」
話を聞くと、その日、愚弟は彼女と熊本のドライブルートである阿蘇へデートへ。
その帰り道、たまたま通った田舎の道すがら、畑の中に放置してあるクルマを発見!
「良〜く見たら、ナント、これがW114だったのよ!」
さっそくクルマを降りて確認すると、おそらく10年は放置されっぱなし状態。
すぐそばの農家に尋ねたら、「それはウチの息子が昔乗ってて、、、」。
「邪魔になるから丸ごとって言われたけど、
とりあえずガラスだけ下さいってことで、話はつけてきたから!」
結局、お礼の菓子折りだけで貴重なリアガラスが手元に来た次第。
今思えば、こんな奇跡が起こる、いい時代だったんですねぇ。
といいますか、
これだからジャンクなクルマ道楽って、ホント楽しいワケですわ。
数日後、リアガラスと車体を整備工場に持ち込み、復活整備&取り付けを依頼。
エンジンその他をリフレッシュし、見事に路上復活となりました(^^)v
クリームイエローのボディもピカピカに磨き、とにかく大満足!
ベンツは古くなってもベンツ。イイものは古くなってもイイ。
古くなくても下血しまくるシトロエンとは、えらい違いだなぁ〜。
ゴルフしか知らなかったゲルマン魂。
その究極にあるものを、改めて感じ取った気がしました。
約1年ほど乗り回したところで売却。その話は、次回ってことで。
Posted at 2009/10/22 11:31:11 | |
我が車歴/目標99! | 日記