2009年09月03日
2CVとシビックシャトルという組み合わせで事足りていた、ある日。
熊本をちょっと大きめの台風が直撃していきました。
すると突然、中古車ブローカーとなった愚弟からまたもや一本の電話が、、、。
「アニキ〜。ベンツ、いらない?」
はぁ?オレにベンツは似合わないだろ???
「似合う、似合わないじゃなくて、いるの? いらないの?」
そんなの二つ返事できるかって! で、いくらなの?
「誰が『買え』って言ったかよっ! タダだよ、タダ!!
だから、いるの? いらないの? って聞いてるだろっ!」
、、、エッ!タダ?! ならば、ハイ。いります。
電話の向こうで愚弟が言うには、
このベンツ、W114と言われる70年代のコンパクトシリーズで、
およそ20年落ちのオールドカーなれど、
ちょっと手をいれればイイ感じで復活する感じの個体。
しかも、2800ccのDOHC、純正サンルーフ付き!ディーラー車!
2300や2500は多いけど、これはかなりレアなのよ、、、と。
「ただし、台風でリアガラスが割れちゃったのよ。
だからオーナーさんから『誰かにあげて』って言われたのよね」
果たして「タダより高い」ってことになるのか?ならないのか?
Posted at 2009/09/03 23:14:27 | |
我が車歴/目標99! | クルマ
2009年08月20日
9台目シトロエンBXが手元を離れた数日後。
当時、我が店には数多くの常連さんがいらっしゃって、
毎日なんだかんだとヒマつぶしで来られる方も数知れず状態。
当然ワタシのクルマ馬鹿ぶりは皆さんご承知で、
アシ代わりが無くなったことも「またか!」と茶飯事の中、
ひとりのお客さんが、それじゃぁ、とひとこと。
「オレのクルマ、買う?」
「えっ!いいんですか?じゃぁ、買います!」
ということで、数秒の商談で我が家の新しいマイカーになったのは、
再び登場、ホンダ シビックシャトル55j。
3台目に乗ったシビックシャトル55iとの違いは、
キャブで、ホンダマチックで、パワステが付いていること。
たしか5年落ちくらいだったけど、とても働き者の優等生だったっけ。
もちろん国産車ですから、エアコンもバッチリ!
程よく荷物も積んでくれて、とにかく言う事無し。
シトロエンに乗ったあとだけに、当たり前の事が、とてもウレシイ1台でした。
そういえば、嫁もしょっちゅう言ってました。
やっぱり、壊れないってスゴイんだね〜、って。
シビックシャトル、ほんと、イイクルマです。
Posted at 2009/08/20 22:13:34 | |
我が車歴/目標99! | クルマ
2009年08月15日
今思えば、どうしてシトロエンに拘っていたのだろう。
いくら2CVで発病したとはいえ、
そこまでハマらなくても良かったのではないか、と。
ただ、BXに関して、これだけは言えます。
少年期にガンダムにずっぽりハマった、このワタシ。
BXの直線基調のデザインが、なんだかコアファイターと重なって、、、orz。
、、、というオタクっぽさを言い訳にしつつ、久しぶりの回顧録。
9台目の愛車は、愚弟が用意したシトロエンBX19TZI。
これまでの2台と違うのは、エンジンがインジェクションっていうことだけ。
ハイドロのオイル滲みはもちろん、エアコンの効きがイマイチなのも、
まったくこれまでどおりの展開です。
マイナーなトラブルは今更カキコしてもツマらんし(^^;)。
で、手元に来て数週間後。
大分在住の知人が我が店をいきなり訪問。
どうしたの?と尋ねたら、彼女と一緒に熊本に来たけれど、
ケンカ別れしたから帰りのアシが無いのよ、と。
「だからぁ、とりあえずクルマ、借りていい?」
「来週にでも返してくれるならイイよ!」
一週間後。
「返しに行こうと思ったけど、ちょっとブツけちゃったのよ。
だから申し訳ないんで、コレ、買うから売ってくんない?」
クルマの売買って、所詮こんなもんなんですって。
ちなみにその知人とは、その後、疎遠に。
このBXが原因だったかどうかは、ワタシも知りません。
Posted at 2009/08/15 21:48:28 | |
我が車歴/目標99! | クルマ
2009年07月07日
クルマバカであるための条件のひとつは、
孤独、、、いや、単独ではなく“同志”がいること。
ま、ココはその典型なワケですが(^^;)。
振り返るとワタシの場合、
そんな友人たちがいたのはもちろんのこと、
愚弟がヘンな中古車屋に勤めた(のち独立)ばっかりに、
余計なドツボにハマったような気がしないでもない。
特に、この時期は。
愚弟が真っ赤な190Eの下取りで入ったと持ってきたのは、
車検切れまで数ヶ月の90年式シトロエンBX19TRS。
前オーナーが女性とのことで、好みから、
なぜかユーノスロードスターのイエローに全塗装済み。
全体の程度はそれなりで、ハイドロのLHM漏れもニジミ位。
ま、これならそんな苦労はしないでしょう、という個体。
7号車での教訓を最大限に生かしつつ、
とりあえず車検が切れるまで乗ってみることに。
そうそう、排気量が1.6から1.9へ上がった分、
ここぞってときの力強さはありながらも、
エアコンの効き具合はさほど変わらなかった記憶がありまする。
で、そろそろ車検が切れるし、どうしようかなぁ~って頃。
朝から愚弟より電話があり、
福岡の業者オークションに出かけるアシがないからクルマを貸せ、と。
そして夕方再び電話。
「オークションでお客から注文のクルマを落札したのよ。
それに乗って帰るのにBXが邪魔になるけん、
コッチで出品して売ったもんね!
どーせ車検も近いから、今売ったほうがイイでしょ!!」
コイツ、最初からそのつもりだったんじゃ。。。
かくして季節が変わる前に8号車とはサヨウナラ。
そして、数日後、またもや愚弟からの電話が。
「あー、オレオレ。今からBX持っていくから!今度は赤。しかもインジェクション!」
、、、orz。
Posted at 2009/07/07 20:40:05 | |
我が車歴/目標99! | クルマ
2009年07月01日
新しいクルマを手にしたときの、この悦び。
それが大きければ大きい分、落胆したときのダメージといったら(T_T)。
まるで奈落の底が泥沼底なしだった状態でございます。
今度の46号車は100%大丈夫だと信じておりますが、
この7号車は、ハイドロっていう泥沼が「おいでおいで」と手招きするかのようで。
熊本に到着したとたんに下血し、一気にオブジェと化したBX16TRS。
当時は、まだハイドロに対しての知識がゼロに近く、
いったい何が起こったのかも判らず、もちろん成す術など皆無なワケで。
ましてやクルマ屋のアヤシイオヤジに電話したところで、
なんの頼りになるワケでもないのは判ってましたし。
困ったときの知り合い頼みで、とある整備工場へご連絡。
とりあえず動くようにしてください、と依頼し返事を待つと、
翌々日には早くも連絡が。
「えーっと、ザッと40万」
「えーっ。。。。。orz」
ハイドロリターンホースはもちろん、ステアリングジョイントやスフィア、
ポンプのシールやらベルトやらナンダカンダとモロモロイロイロ。
加えて、エンジン&ミッションのシールやOリングやらも全滅。
「これでも、お知り合い価格なんだけどねぇ~」
やってもらうしか、ありませんわな。
当然のように整備後もLHMの漏れやポンプの不具合などありましたが、
毎回修理代をお支払いするのもモッタイナイと思い、
自ら進んでジャッキアップ&メンテナンスするようになったのはこの頃。
朝からお店に出社して、まずBXの下に潜るっていうのが日課になり、
本業をほったらかしで一日中メンテしてたことも何度も。
最終的には、ハイドロ関連に限ってだけ、
ディーラーさん並の知識とメンテスピードを身につけたと思います。
あのブ厚いヘインズがオイルでボロボロになるくらいでしたから。
ほかにも、
たまたま通りかかった解体屋さんにドナーを見つけたこともあり、
シートやフロアカーペットを丸ごと交換したり、
ダンパーやゴム類、ウィンドウレギュレーターなどを入れ替えたりと、
苦労しながらも充実感&達成感の高い時期を過ごしました。
そんなこんなで、やっと満足してきたかなぁ~という頃。
お店のDMに意味もなく「シトロエン日記」を書いてお客様に送っていたら、
たまたまそれを見られた方から電話があって、、、
「実はシトロエンCXに乗ってるんだけど、
そのBX、初期型のMTでオモシロそうだから、売ってもらえませんか?」
「えーーーっ!?」
結局、そんなこんなの1年あまりでしたが、まさに喜怒哀楽。
シトロエンフリークとして、いろんな勉強が出来たと思っております。
今思えば、カラダもまだ動いていたってことかもね(^^;)。
で、7号車が手元を離れた数日後。。。
ワタシには2つ下の愚弟がいるのですが、
これがまたワタシに輪をかけたクルマ好きでございまして、
なぜかこの頃、とあるクルマ屋さんに就職しちゃってたりしてまして、
こんな電話を掛けてきたワケでございます。
「今度190Eの下取りでBXが入ってくるんだけど、いるでしょ?」
ハイドロ沼は、深い。そして、底なし。
Posted at 2009/07/01 12:50:28 | |
我が車歴/目標99! | クルマ