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フォル太のブログ一覧

2020年12月14日 イイね!

中華レンズ YONGNUO

中華レンズ YONGNUO 仕事が混み合ってくると買い物をする…。私の悲しい性癖である。今回も性懲りもなく交換レンズを買ってしまった。注文翌日に届くというスピード配送。Amazon恐るべしw 画像のように見慣れないロゴが書かれた箱に入っていた。YONGNUO(ヨンヌオ)という中華メーカーらしい。スペックは40mmF2.8、ニッコール純正だとDXマクロレンズになってしまうのだが、これはFX対応のレンズ。価格は聞いて驚けの10,600円である。それも新品ですぜ。

 箱から出したところ。小ぶりで可愛らしい筐体。どこかで見たようなデザイン(CanonとNikonが混ざったような感じ)な気もするが、そこは敢えて突っ込まないでおく。かなり厚ぼったくてパンケーキレンズとは呼べないが、全長45mmとコンパクトで重量はわずか130g。しかもAFレンズなのだから文句などない。40mmという焦点距離も、D200に装着すればFX換算で60mm。準☆標準レンズとして使えそうである。…きちんと動作すればの話ねw

 D200に装着したところ。保護フィルターは手持ちが銀枠しかなかった。ちょっと違和感があるが、あまり気にしないことにしよう。全長は短いがフィルター径が58mmなので、D200とのマッチングも悪くない。AF動作は最初は動きが渋かったが、使っているうちにスムーズに動くようになった。合焦速度や精度は純正Gレンズに全く叶わないが、激しく動く被写体を追うのでなければ大丈夫だと思う。

 このレンズ、信じられないところにUSB端子が付いている。何とレンズの銘板部分に…である。真っ当なデザイナーなら、こんなところには付けないだろう。しかし、10,600円のレンズなのにファームアップができるというのは色々な意味ですごいことだと思う。早速ファームアップ!と思ったが、既に最新ファームが適用されていた…。残念である。次なるアップデートを待ちたいと思う。あるかどうか分からないがw

 このレンズの一番の特徴は何か? そう問われたら、私は迷わずこう答えるだろう。「詐欺まがいの無駄なギミック」だと。下の写真を見てほしい。


 分かりにくいかも知れないが、左の写真の距離指標を見てほしい。ピントを∞に合わせた状態である。∞の右隣に1.5mの表示が見えるだろう。このレンズはニコン純正レンズと同じく、フォーカスリングを左に回せば近くにピントが合い、右に回せば遠くに合うようになっているように思える。私は製品写真を見てそれを確認した上で購入したのだ。ところが…である! 右の写真を見てほしい。フォーカスリングを右に回したところなのだが、距離指標は何と1.5mを超えて0.6mの表示が見えているではないか。つまり…だ、このレンズはフォーカスリングを回す方向と距離指標の回る方向が逆になっているのだ。フォーカスリングを右に回すと、距離指標は左に動く!! 無論、左に回せば右に動く!! この気持ち悪さは、実際に操作してみないと理解できないだろう。恐らく、コピーしたCanonのレンズをNikon向けに手直しする際、フォーカスリングの回転方向を変更することをせず、見た目だけNikon風にしたようだ。まさか、そんな気色悪いギミックを搭載しているなどとは想像もしなかったため、すっかり騙されてしまった。このレンズ、AFオンリーで使うことに決定!

 今日は意表を突いた攻撃を受け、軽い放心状態になってしまった。撮影時のインプレなどは、機会があれば後日書くことにする。
Posted at 2020/12/14 21:15:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 光学機器 | 趣味
2020年11月28日 イイね!

波動砲

波動砲 せっかくの休日、妙高山の写真でも撮りに行こうかと思って早起きしたのだが、あいにくの雨模様…というか霰まで降ったため断念。タイヤ交換だけ済ませてきた。その後は例によって例の如くカメラ弄り…。我ながら暗いと思う。
 タイトル画像はD200。DXフォーマットのカメラなので、装着レンズの焦点距離が1.5倍相当になってしまうデメリットはあるが、見方を変えれば望遠系に強いとも言える機種である。

 雨音を聞きながら、宇宙戦艦ヤマト2199を見ていた。嘗て抱いた「波動砲を打つ際に波動エンジンを停止したら、反作用でバックしてしまうのではないか?」という最大の疑問に対して、重力アンカーなるもので艦体をその場に固定するという解(調べてみたら、テレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト2」にもその概念はあったらしい)が示されていた。科学の知識がある人間が見れば突っ込みどころ満載なのだろうが、私のような文系人間は雰囲気だけで納得できちゃうのだ…って、今日は波動砲の話がメインではない。

 写真はD200にドットサイト照準器を装着したところ。背景はヤマト波動砲のターゲットスコープである。超望遠レンズ使用時、目標をファインダー内に導入するのに苦労するのだが、この照準器があれば比較的簡単である。珍しいものが好きでオリンパスから発売されてすぐ買ったのだが、実際に使ったのは2回だけ。しかも、3年後にニコンから同様の製品が発売される始末。まあ、カメラと情報のやりとりがなされるわけではないので純正に拘る必要はないのだが、ちょっと悔しい…。

 要はヤマトを見ていてドットサイト照準器を思い出し、我が家の最長レンズを組み合わせてみたというだけの話である。この形で運用したのは一度だけだが、波動砲で目標を狙う古代進の気分を味わえた…ような気がする。装着レンズは600mm F8のミラーレンズで、ボディのレンズの間に入っているのが1.6倍のテレコンバーターだ。このニコンの古テレコン、野鳥撮影家の中では結構重宝されているもので、MFレンズをセミAFにすることが出来るのだ。ボディはD200だから「600×1.6×1.5=1440mm」という超望遠レンズになるのだ。ま、野鳥や天体くらいしか使い道はない罠。

 それにしても、このテレコンTC-16Aが発売されたのは34年前。小改造が必要とはいえ、現行のデジイチに装着できる上、MFレンズをセミAFレンズとして活用できるというのはすごいことだと思う。実用性については疑問符が付くが、こういう製品を生み出した昭和時代…何というか社会に活力があったんだな。ことさらに昭和を美化するつもりはないが、明日は今日よりいい日になるって無条件に信じていられた時代だった気がする。今の若者達が私と同じくらいの年齢になったとき、平成と令和をどのように振り返るのだろう? 娘達に尋ねたい気はするが、彼女たちが五十路に到達する頃、私は既にこの世にいまい。些か残念ではあるが。
Posted at 2020/11/28 22:29:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 光学機器 | 趣味
2020年11月23日 イイね!

ブームの終焉

ブームの終焉 三連休が終わろうとしている。迷惑な話だが、22日にオンラインの仕事を入れられてしまった関係で、何となく損をしたような感じである。しかも、好天に恵まれたのはその日だけだったという…ね。紅葉の写真でも撮りに行こうと思っていたのだが、実に残念だった。仕事を始める前、事業所近くの池の畔に行ってみたが、残念ながら見頃はもう少し先という感じだった。ただ、足音を聞きつけた鴨が一斉に飛び立った時は、思わず「のわぁっ!」と訳の分からない叫び声を上げてしまった。反射的にシャッターを切りながら、平家物語の「富士川の戦い」を思い出してしまった。もっとも、あれは史実ではなく、作者の創作らしいが。

 連休最終日、20年前に買ったムック本を取り出してぱらぱらと眺めてみた。ニコンF2の特集と復刻版取説目当てで買った本だ。2000年と言えば、銀塩カメラブームがそろそろ終焉を迎えようかという時期である。本書では、私が持っているF2フォトミックASの中古相場が98,000円と紹介されていた。それを遡ること13年前、92,000円で中古良品を買ったことを思うと、ほとんど値落ちしていなかったんだなと驚かされる。F2が純粋なメカニカルカメラで電子制御が入っていない(露出計除く)点が高く評価されていたんだろうと思う。もっとも、この後デジカメの性能向上と普及が急速に進み、銀塩カメラ市場が急速に衰退したのはご存じの通り。…って、カメラに興味がない人はご存じではないかなw

 正直、D700を買おうと決めた10年前の時点で、F2を手放して資金の足しにしようかと考えたこともあった。しかし、標準ズームやモードラを付けても2万円チョイという悲惨な査定だったので売るのは止めた。その程度の金額であればちょっと我慢すれば容易く捻出できるし、大学時代の思い出を安く買いたたかれるのも不本意だったから。


 現在、F2を外に持ち出して撮影することはほぼない。時折、室内で空シャッターを切ったり、巻き上げレバーを操作したり、レンズを付け替えたりする程度である。しかし、それがなかなか快感である。特筆すべきはシャッターフィーリング。レリーズボタンを押してからシャッター幕の走行が始まるまでのタイムラグが約28msとのこと。ニコン一眼レフ中最速、おそらく国産の一眼レフカメラでも最速なのではなかろうか。レリーズした瞬間にシュパッと切れる。この快感はデジカメやスマホカメラでは決して味わえないものだろう。もっとも、デジカメやスマホカメラにはそれを補って余りある長所がある。すぐに結果が確認できること、フィルムでは考えられない枚数を撮影できること、フィルムでは到底不可能なくらい増感できること等々…。しかし、現在市販されているデジカメやスマホが、40年後にも全ての機能が正常に動作するだろうか。電池が消耗し切ってしまい、互換電池すら手に入らなくなれば、単なるオブジェに成り下がってしまうだろう。当然、修理対応なども望めまい。それを思うと、機械カメラってすごいではないか!


 我が家で一番新しいデジカメであるDf。昔っぽいデザインではあるが、中身は電子制御の塊である。ぶっちゃけ話、使い慣れているD700やD200に比べれば、取り扱いは若干面倒くさく感じることもある。荒っぽい扱いには適していない。電池がなくなればオブジェに成り下がる点でも、所謂普通のデジカメである。ただ、メカっぽさについては他の製品と一線を画している。シルバーボディを選択したことも相俟って、オブジェになってしまったとしても、それなりに格好良く見えるんじゃないかな…と自画自賛w もちろん、そう簡単にオブジェにする気はない。できるだけ長い間現役でいてもらうつもりである。

 とは言え、最近はデジカメ関係のサイトや書籍を見ても、話題になっているのはミラーレスばっかりだ。交換レンズもスペックを見て「おっ?!」と思わされるものは、ほぼ全てミラーレス用だ。既に各社ともデジカメの主力はミラーレスなんだなあ。徐々に一眼レフの時代が終わっていくのだな…と思うと何だか寂しい。ってか、ミラーレスを含むデジカメそのものがスマホカメラに駆逐されかけているという話もある。嘗てのカメラ小僧としては、ミラーレスにならまだしも、スマホカメラに取って代わられるってのは勘弁してほしいなあ。スマホカメラを下に見るわけじゃないが、スマホはあくまでも写真“も”撮れるツールだ。喩えはアレだが十徳ナイフみたいな存在だと思う。それで十分と思う人が主流になるということは、写真を撮るという行為自体が軽く扱われることにつながるような気がするから…。
Posted at 2020/11/23 22:05:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 光学機器 | 趣味
2020年11月05日 イイね!

久し振りにDfの話題(2)

久し振りにDfの話題(2) デジカメWatchの「アカギカメラ」が更新された。半月前に話題に上せたNikon Dfの話題の続きである。前回はFマウントレンズの話が中心になっており、Dfの話に入る前に終わってしまっていたのだが、今回はみっちりとDfについて肯定的に語られていた。満足満足…w

 氏の言葉を借りるまでもなく、Dfは7年の長きにわたって販売されている「現行機」である。機能や画質は最新のモノに比べれば見劣りするだろうが、他の機種と比べずに、これだけを使っていれば不満を覚えることは少ないはずである。私にとって、これが終のデジイチになったとしても受け入れられる気すらする。最早新品を買うことは叶わなくなった(デッドストックはあるかも知れないが…)MFレンズを装着しても違和感のない操作性、デザインは如何なる最新型にも負けることはないだろう。

 ただ、このカメラの大きな売りである「非Aiレンズを装着して開放測光ができる」という点にはさしたる魅力を感じない。だって、そんな古いレンズ持ってないもん。思えば高校時代、初めて買ってもらった一眼レフ「Nikon FM2」を手にした時、Ai連動ピンを跳ね上げられないことに不満を覚えたものだった。「旧モデルのFMは跳ね上げられるのに何でだよ?」と。でも、考えてみれば問題なんかあるわけない。だって、そんな古いレンズ持ってないし、買う予定もなかったのだから…。

 その後、大学2年の時にFM2を手放してF2フォトミックASを買った。念願のAi連動ピンを跳ね上げられる機種を手にしたわけだが、結局非Aiレンズを買うことなく現在に至っている。だから、Dfで連動ピンが跳ね上げられるからといって、別にどうということはないし、跳ね上げる予定もない。


 現有レンズの中でもっとも製造年が古いモノがこれ。1977年発売の43-86だ。40年以上前、Aiレンズが出始めた頃のものだと思う。古レンズを使ってノスタル自慰に耽りたいだけならこれで十分だ。わざわざ非Aiレンズを中古で買ってまで、ピンを跳ね上げる必要はないではないか。

 ただ、未だに非Aiレンズを所有し、弄り倒している超マニアのニコ爺達のために、ピンの跳上機構を採用してくれたことは忘れてはならない。今のNikonの企業体力を考えると、このようなカメラは二度と作られることはあるまい。Nikonの良心…というか、変態的な拘りを具現化したカメラとして、Dfを大切にしていきたいと思う。
Posted at 2020/11/05 23:09:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | 光学機器 | 趣味
2020年10月20日 イイね!

久し振りにDfの話題

久し振りにDfの話題 久々にNikon Dfに関する記事がアップされていた。発売から7年が経とうとしており、最近では話題に上ることもなくなってきているので、何となく嬉しかった。もっとも、今回はほとんどDfの話には踏み入っておらず、お楽しみは次稿ってことらしい。肩すかしを食ったような気がしなくもないが、筆者は私と同様、絞り環があるニッコールレンズを愛用している人らしいので、仲間意識のようなものも働いてか、然程腹は立たなかった。素直に次稿を待つことにする。

 タイトル画像はTokinaの80-200mmF2.8を装着したところ。やっぱりDfにはこういう昔ながらの形状のレンズがよく似合う。この佇まいを見ていると、敢えてオートは使わずにマニュアル露出で撮影したくなる。…だったら素直に銀塩カメラを使えばいいのだろうが、フィルムの入手や現像が以前に比べると格段に面倒になっているからなあ。

 以前も書いたが、既にMFのニッコールレンズは(絞り環の付いたAFレンズも)全て旧製品となってしまった。遠くない将来、修理用の部品払底がアナウンスされることだろう。近年ミラーレスのZシリーズに注力している…というか、そこ以外に注力する余力が無くなっているNikonである。今後、Fマウントの一眼レフは徐々にフェードアウトしていくのではなかろうか。寂しいが、仕方のないことなのかも知れない。ただ、私はどうしてもZシリーズの形状が好きになれない。「女子かッ?!」って言われそうだが、生理的に受け付けないのだ。どうやら、現有機材を大事に長く使っていくしかなさそうである。Dfがポンコツになってしまうのが先か、私がポンコツになってしまうのが先か…。やな競走になりそうだなあ。
Posted at 2020/10/20 21:18:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 光学機器 | 趣味

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「@NAKAtecさん 新潟のソウルフードの一つですねw みかづきのイタリアンもお試しください!」
何シテル?   08/24 14:26
新潟で白のスポバに乗っています。車ネタを中心に、日々の徒然を綴っていきます。
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