
新型コロナに伴う自粛ムードの中、買い物に行くのも憚られる今日この頃。まあ、家の中にいるのは苦にならない性質なので、特にストレスを感じることもなくのんびりと過ごしている。…で、こういうときにはまたカメラ弄りをしてしまうわけだ。さすがに銀塩カメラのF2を引っ張り出しまではしなかったが、現役の3台のデジイチを並べてみた。D200には35mmF1.4S、D700にはAF85mmF1.8S、Dfには50mmF1.2Sを装着している。
私のデジイチデビューはD200。その後にD700を購入した。見比べたときはD700が頭でっかちに見えたものだが、今になってみるとD200のペンタ部が低すぎるように見えてくる。頭と両肩の高さの差があまりないため、ウルトラ怪獣のジャミラっぽいような気さえしてくる。Dfは全く異色というか、同世代のカメラには見えない。やはり真っ直ぐの「
Nikon」ロゴが心地よい。別に「
Nikon」が嫌いなわけではないし、D200やD700ボディには斜体の方が馴染むと思う。しかし、往年の銀塩カメラ風デザインのDfには斜体ロゴは似合わない。
FM3Aが出たとき一瞬手を伸ばしかけたのだが、思い留まったのはお金が無かったからだけではなく、斜体ロゴが似合っていなかったから…というのも少しはあったと思う。
昨日は月と金星がかなり近付いていたようだ。新型コロナの自粛ムードの中、空を見上げることも忘れていた。1日遅れではあるが、月と金星を眺めてみた。明日は金星の最大光輝(-4.6等星)の日らしい。D200でも手持ちで点像に写すことができる明るさである。(タムロン18-200mm 38mm相当)

ちなみにこっちはD700で撮ったもの。時間も構図も露出も、そして何よりレンズが違うので比較にはならないが、家の門灯や電柱の蛍光灯のおかげで周囲もかなり明るく写っている。(タムロン24-70mm 40mm相当)

ISO400くらいまでしか実用にならないD200に比べ、ISO6400にしても何とか写るD700。D200の発売が2005年の12月、D700の発売が2008年の7月である。デジタルカメラにとって2年半とは斯くも大きな差になるのだなあ。Dfでも撮ってみればさらなる進化を実感できたのだろうか…。なんて書いてみたが、Dfだって既に発売から6年半が経過しようとしているんだけどね。
銀塩カメラとレンズを共用したくて買った(一度は手放したけど…)D200、レンズを元々の焦点距離で使いたくて買ったD700、純粋に機械っぽさを味わいたくて買ったDf。それぞれその時点で一番欲しかったものなので、新しいものが出たからといって魅力が霞むことはない。「デジイチ3台も要らないんじゃね?」という心の声に耳を塞ぎつつ、これからも順番に使っていくんだろうな…と思う私であった。
Posted at 2020/04/27 23:01:14 | |
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