
仕事が込み入ってくると、ついついやってしまうのが衝動買いである。止めなきゃ止めなきゃと思いつつ、またやってしまった。愛機D700に装着されているレンズ、「Ai-s 28-50mmF3.5」である。このレンズが発表された頃の私は高倍率ズームにしか興味がもてず、「何だよ、ズーム比2倍以下かよ…。」と小馬鹿にしていた記憶がある。しかし、最近のプラスチッキーなレンズを見るにつけ、古き良き時代のニッコールが恋しくなるようだ。ヤフオクで見かけたこのレンズ、気がついたら落札していた…。
先日、50mmF1.4Sを装着したときにも感じたのだが、実にしっくりくるスタイルではないか…と思う。AF時代となり、直進式ズームレンズは絶滅した。でも、直進ズーム特有の被写界深度を表すヒゲがたまらなく格好良く思えてならない。…正にノスタル爺以外の何者でもないわな。
これで、私が所有する直進式のニッコールズームは以下の3本になった。
AI Nikkor 35-105mm F3.5-4.5S
AI Nikkor 43-86mm F3.5
AI Nikkor 28-50mm F3.5S
私が現在常用しているレンズは
AF Zoom Nikkor ED 28-200mm F3.5-5.6Gである。見て分かるように、その1本で上記の3本のレンズの焦点域は全て賄えてしまうのだ。しかし、この歳になると、敢えて不便を楽しみたいという天邪鬼な気持ちになってくるらしい。
間もなく紅葉の季節だ。来月中旬の大仕事(…ってほどでもないが)を終えたら、不便ズームと標準レンズだけを携えて、妙高にでも行ってこようかと思う今日この頃である。
【22:50追記】
よく見たら、後群内部にうっすらとカビが…。まあ、オーバーホールすれば問題ないレベルだとは思うが、かなり割高な買い物になってしまった。やはり、冷静な判断力を失っているときに買い物をすべきではないなあ。困ったときの「
本間カメラサービス」ですかね(泣)
Posted at 2018/10/30 22:17:58 | |
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