
自覚症状が出てから2週間。ようやく頭痛の方も落ち着いてきた感じである。もちろん、まだ完全に治まったというわけではないが、薬を飲まなくても乗り切れる程度にまで痛みが軽減されてきたといったところ。薬飲んでいると、副作用なのか音の聞こえ方が変わってしまう。上手く言えないが、高音部がカットされて聞こえるのだ。仏壇の鈴の音や職場のチャイムの音色も低く聞こえてしまい、不気味なことこの上なかった。今朝、薬を飛ばした所為なのだろうか、聞こえ方が元に戻ったような気がする。このまま、完全に治まってくれれば助かるのだが…。
さて、タイトル画像だが、未だにメインカメラであるNikonD700に、28年前コシナカメラからリリースされた汎用AFズームレンズを装着したところである。気分転換に防湿庫の中のカメラで遊んでいた(暗いw)のだが、この無意味でばかばかしい取り合わせが妙に琴線に触れたのだ。
このレンズが発売されたのは1989年。Nikonのフラッグシップが銀塩のF4であった時代である。当然、一般向けのデジタル一眼レフカメラなんてものは存在しなかった。AFも黎明期であり、各社のレンズラインナップも貧弱かつ高価であったので、そうそう手を出せるモノではなかった。しかも、私が使っていたカメラはNikonF2。コテコテの機械式カメラであったので、AFレンズなどは全く必要ではなかったのだ。
そんな中、この手の汎用AFレンズがいくつかのレンズメーカーから発売されていた。ボディに電気接点やフォーカスエイドなどの機構を一切持たなくても、このレンズを付ければAFが出来ちゃうというものだった。当時の先進技術の粋を集めて作られた…と思って見ると、この不細工な形状も何となく可愛らしく見えてくるのではないだろうか。そんな風に感じて、数年前にヤフオクで入手したのである。
もちろん、D700(2008年発売)は最初からAF前提のデジタルカメラである。本来なら、このような組み合わせはあり得ないものだ。私もこの組み合わせで外に持ち出そうなどとは思わない。しかし、予想に反してこのレンズのAF精度はなかなか高い。ピピッ!という合焦音でD700のフォーカスインジケータを見ると、ほぼ合焦しているのだ。これなら、実用に耐えるかも知れない。実用しないけどw
…微塵も車に関係のない話で申し訳ない。さて、そろそろ仕事しようかな。
Posted at 2017/10/28 15:14:05 | |
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