最近、NHKのBSでナイトライダーの放送が始まった。かれこれ30年ほど前、非常に熱心に見ていた番組である。人工頭脳が搭載された車「knight2000」(通称K.I.T.T)が活躍する姿に胸を躍らせた人も多いのではなかろうか。何度も再放送されたが、私もその度にわくわくしながら見ていた。就職し、自分の車を所有した私は、テレビからK.I.T.Tの声(野島昭生氏)をカセットに録音し、それをカーステで再生してナイトライダーごっこに興じていたものだ。自分の台詞(ささきいさお調で)のタイミングを計りつつ…
私「行くぜ、K.I.T.Tぉ!」
録「はい、マイケル。」
私「K.I.T.Tぉ! ターボブーストだ!」
録「あまり飛ばすと警察に目をつけられますよ。」
私「そう堅いこと言うなよ。」
録「私のハンドルを乱暴に扱わないでください。」
などとやっていたわけだ。しかも一人で…。今にして思えば、かなり恥ずかしい遊びである。ってか痛すぎるなw
あの番組を見た多くの人が、「将来はK.I.T.Tのような車に乗りたい」と思ったことだろう。あれから30年経過した現在、音声認識や自動運転など、かなりナイトライダーの世界に迫ってきている。しかし、あのデジパネに包み込まれるような感じの車は未だにリリースされていない。いささか残念である。…とお考えの諸兄にもってこいの製品が出ていたようである。

写真はK.I.T.Tのインジケーターを模したUSBチャージャーである。シガーライターソケットに差し込みエンジンをかけたり、ボタンを押したりするとK.I.T.Tの声(残念ながら野島昭生氏の吹き替えではなく、オリジナルの英語版だが)で喋ってくれ、インジケーターが点滅するのだとか。自分の車を持つようになってからずっと夢見ていた「愛車のK.I.T.T化」が一歩前進するのだ!ってことで、密林でポチった。二つあるのを訝る方もいるかもしれないが、一つは友人の誕生祝いにプレゼントする予定w
で、喜び勇んで愛車につけて遊ぼうとしたのだが…残念なことにシガーライターが奥まっていて装着できなかった。直結式の分岐ソケットをつけようとしたのだが、そのソケットさえも填まらない。以前の愛車サニーであれば何の問題もなく取り付けできたはずなのに…実に残念である。

しかし、そう簡単に諦めるわけにはいかない。現在、ちょっとした改造を施している。シガーライタープラグを取り除き、フレキアームに取り付け、ドリンクホルダーに設置しようと思案中。完成したら、また日記ネタにしようと思う。
Posted at 2016/02/15 22:27:27 | |
トラックバック(0) |
無駄遣い? | クルマ