
お食事中の皆様、いきなりトイレの写真で申し訳ない。新築時から使っていた温水洗浄便座が一昨日急逝してしまった。もちろん、シャワー洗浄が出来なくなっただけで、用を足すことにはなんの問題もない。しかし、いまさら単機能の洋式便座には戻れない。人間、一度楽に慣れるとどんどん堕落してしまうもののようだ。
これまでの便座はナショナルブランド。家を建てた時点では既にパナソニックブランドへの移行が進んでいたはずだが、建築会社と契約している水回りや家電を取り扱う会社がお古在庫(もちろん未使用新品だが)を積極的に使っていたようだ。あまりいい気分はしないが、何にしても17年間動作してきたのだから天寿全うという感じだろう。
4軒ほど家電店をハシゴして在庫のある店で購入した。「古い便座を取り外せたのだから、同じメーカーにしておけば取付も簡単に出来るだろう。」と安易に考えて「取付は自分でやります。」と現品を持ち帰ってきた…が、取付ホースの形状がこれまでのものと互換性がなかった。初めて洗浄便座を着ける人向けと言おうか、ホースそのものが分岐していて、既存の配管に割り込ませるようになっていた。既に分岐水栓が付いているのに、それを外さなければ着けられないのだ。「なんだ、この罰ゲーム。」とぶつくさ言いつつ、施工説明書を見ると、別売り部品を付けることで既存の分岐水栓に取り付けられるらしい。購入店舗に訊いてみたところ、在庫はなく、取り寄せに1週間かかるとのこと。「それじゃ持ち帰った意味がないじゃん…」ってことで密林で取り寄せ。待つこと1日、いざ取付作業開始!
作業を始めてすぐに自分の愚かさに気付かされた。まず、便座の色のチョイスの間違い。電球色下で見た色は壁紙の影響もあって黄色っぽく見えていたが、実はうちのトイレは薄ピンクだったようだ。アイボリー色の便器とは微妙に色合いが異なっていて、便座を上げる度に確認不足を後悔する羽目になりそうだ。次に、購入した別売り部品はなくても何とかなったようだ。2,600円も払ったというのに、実際はホームセンターで売っているパッキンとエンドキャップ(300円弱)だけでよかったのだ。部品を求めてさまよっているとき、実際に手にしておきながら気付かずスルーしてしまった己の愚かさよ…。やはり、生兵法は怪我の元というのは真理のようである。
便座交換後、泊まりがけで出かけていた長女が帰宅した。そして暫くしてからトイレに入っていき、「うおっ! 何だ、このトイレ! 何があったんだ?!」と叫んでいた。まあ、そのリアクションを得られただけでも、頑張って交換した甲斐はあったと言えるかも知れない。
Posted at 2023/02/25 11:56:05 | |
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