横綱が平幕力士を殴打した件がクローズアップされている。正直言って体育会系と対極に生きている私なので偏見も入ってくるが、「よく起こること」で「大抵は揉み消されてきたこと」なのだろうと思う。これだから体育会系と酔っ払いは好きになれないのだ。限度をわきまえられない人間は酒を飲むべきではないと思う。「酒の上の不埒」で済まされてしまっては、被害者は堪ったモノではないのだ。…って、不愉快な酒宴の記憶がよみがえってきたぁw
閑話休題。何でも、素手での殴打か凶器を持ってのそれかによって、量刑がかなり変わってくるのだとか。横綱サイドとしては、ビール瓶というのは認めるわけにはいかないだろう。真実が何処にあるにしてもだ。しかし、カラオケのリモコンだって、かなり痛いんじゃないかと思うぞ。昔ながらのテンキーだけのリモコンなんて、最近ではほとんど見かけないわけだから、液晶画面を備えた重量感あるあの端末のことだろ? あんなモノで顔とか頭とか殴られたら、相当のダメージを受けるだろう。しかも、それを振るっているのは横綱だぞ。それも酔っ払っていて抑制が効かなくなっている…。考えるだに恐ろしい。やられている方も力士だから、我々一般人よりは防御力は高いのかもしれないが、相手が業界の頂点を極めた人間ってことで、表だって抵抗するわけにもいかんだろう。一方的な暴行に対して無抵抗(防御すると抵抗したことになるらしいが…バカな論理)だったのは想像に難くない。それに、忘れてはならないのは、格闘家の拳というのは凶器なのだ。素手であったとしても、凶器を振るっているに等しいのだ。
日本の国技だとか横綱の品格だとか言ってはいるが、既に日本人だけではそれらを維持できないところまで来ている。今後のあり方を考え直すべきところに来ているのかも知れないな、日本相撲協会は。
Posted at 2017/11/18 09:17:01 | |
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