
年賀状との格闘…本当に疲れた。いや、まだ完了形で語ることは出来ない。もう一仕事残っているのだが、とてもじゃないがやっていられなくなったので、現実逃避のカメラ弄り。暗い…暗すぎるw
先日購入したDfに、例の黎明期の汎用AFレンズを装着してみた。遠目で見ると、あたかも80年代後半にタイムスリップしたかのような気分になってくる。手持ちのD700や銀塩カメラのF2に装着したこともあったが、今回は正真正銘の「完全体」なのである。
何をもって「完全体」と言うか? カメラに興味のない人にとっては全くどうでも良いことなのだが、気分転換というか現実逃避として書いてみる。タイトル画像を見ると、カメラのシャッターボタンからレンズの横腹に変なコードがつながっているのが分かるだろう。機構的にD700やF2には付けることが出来なかったコード、これこそ完全体と呼ぶ所以なのだ。
今時のAFカメラはシャッターボタン半押しでピント合わせが行われるのが当然。しかし、このレンズが発売されていた時代には、そのようなハイテクな連携は行われはしなかった。そこで、シャッターボタンを嵩上げする形でAFスイッチを設けるという力業に出たのだ。コード上部のボタンを押すとピント合わせが行われ、そのまま押し込むとシャッターが切れるというわけだ。
シャッターボタンを半押しするとレンズが動き、ピッ!という電子音で合焦を知らせてくれる。「うおっ、すげぇ!」と軽く感動してしまった。最近のカメラでは当たり前のことなのだが、30年前の汎用レンズでそれを成し遂げていたのだから大したものである。技術者達の苦労が偲ばれる。それを思えば、年賀状を作ることくらい大したことではないではないか。うん、そうだ。面倒くさいけれど作ってしまおう。何とか明日には投函しないとね。平成の終わりと合わせて年賀状納めすれば良かったかな?
Posted at 2018/12/30 18:42:06 | |
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