5月25日、全国的に緊急事態宣言が解除された。私の住む新潟県では既に14日に解除されていたが、現在のところ、ダイエットのリバウンドのような感染者の増大は報じられていない。都会とは違い人混みと言ってもたかが知れていること、満員電車なんてモノがそもそも存在しないこと、自粛生活の中で個人衛生の管理が習慣付いたこともその一助となっているのかも知れない。解除から2週間が経過したわけだが、見た感じでは、我々の生活は元に戻ってきているようだ。
しかし、元に戻ることなく失われるものもある。
バイキングレストラン「すたみな太郎上越店」が営業自粛のまま閉店
「鵜の浜ニューホテル」6月末で閉館 臨時休業のまま営業終了
上記の2施設は、いずれも最近利用することはなかったが、数年前までは結構頻回に利用していた。前者には、大食いの師匠が市内に住んでいた頃は良く一緒に出かけ、時間いっぱい肉を焼き、食べ続けた。後者は、前の職場に近かったこともあり、会議や懇親会でよく利用した。特に思い入れがある施設ということではないのだが、やはり何となく淋しく感じてしまう。
私は自分の生まれ育ったこの町が好きだ。しかし、ひいき目なしに見て、この町には活気や発展性は乏しい。色々な店舗を見ても、勢いが感じられる店は多くない…って言うか少ない。今回のコロナ自粛騒ぎで、どの店もそれなりに体力を、それも元々漲っているわけではない体力を奪われているだろう。私なんかがちょこっと利用しただけでは何の足しにもなるまいが、二度と利用できなくなる前に行かなくては!!と思い、休日出勤前に昼食を摂りに行くことにした。
やっぱ、カレーでしょ!と「
待夢里」に行ったら今日まで休業(車が何台も停まっていたので貸切っぽい?)という張り紙。んじゃ、かけ中華だな!と「
塚そば」に行ったら駐車場から溢れんばかりの車。よし、こうなったらかつ丼だ!と「
橋場食堂」に行ったら、これまた駐車場いっぱい。…どうやら私ごときが心配しなくても、私が愛する店には固定客がしっかりとついているようである。
コンビニでおにぎりとお茶という不本意且つしょぼい昼食を摂ることになったが、取り敢えず愛すべき店達の健闘を称える私であった。
Posted at 2020/05/31 15:11:59 | |
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日々の徒然 | 日記