一つ目のShataiの話をしよう。3か月に一度の皮剥きタイム「PureKeePerコーティング」に行ってきた。かれこれ13回目の施工である。あいにくの曇り空ではあったが、一皮剥けて真っ白になった愛車を眺めるのはなかなか乙なものである。数年間持続するコーティングにも興味がないわけではないが、コーティング直後の美麗さがノーメンテで続くわけではないのだ。年に4回洗車してもらった後にコーティングをしてもらった方が、多少割高になったとしても満足度が高いではないか。

やはり、この車は後方から見るのが好きだ。美しい車体である…。もっとも、この写真の2時間後、市の融雪ポンプの試運転に巻き込まれて地下水の滴を浴びてしまうことになるのだが、この時の私は知るよしもなかった
さて、つぎなるShataiの話に移ることにしよう。こっちは「Nikon」のロゴの話である。1988年に「日本光学工業株式会社」から「株式会社ニコン」に社名を改めた
Nikonだが、それ以降にリリースされる一眼レフカメラの銘板が「
Nikon」から「
Nikon」に変更された。最近のカメラには斜体の「
Nikon」が使われている。しかし、私の愛機であるDfの銘板は「
Nikon」である。やはり、昔ながらの一眼レフスタイルのカメラには、絶対に直立フォントの方が似合うと思う。一部で「ニコン最後の良心」と呼ばれたFM3
Aというカメラがあったが、FEやFMシリーズのデザインを継承していたのに銘板のロゴが斜体だったため、コアなマニアがガッカリしていたのを記憶している。…というわけで、戯れに「FM3
A」と「Df」の銘板を入れ替えてみたのがこちら。

FM3
A発売当時のルックスがこうであったら買っていたかも知れないし、Dfのルックスがこうであったら恐らく買わなかっただろう。たかがロゴ、されどロゴである。やっぱり機械モノっていうのは性能だけで満足できるものではなく、所有欲求を満たせるかどうかが大きいのだと思う。大学2年時に買ったF2フォトミックASは、お世辞にもスタイリッシュとは言えないし、使う機会も激減している。しかし、購入から30年以上経っても「持っている」というだけで喜びを感じ続けている。

…そういう観点から見ると、現有のDf、D700、D200が30年後にも同じような高揚感を与えてくれるか(そもそも動くか)どうか自信はない。ただ、現行主力機種(鏡なしシリーズw)のスタイルよりは私の心をくすぐってくれるのは確かである。
Shataiつながりということで、強引な話運びになってしまった。カメラに興味のない人にとっては「何のこっちゃ?」だと思うがご容赦いただければ幸いである。
Posted at 2020/11/07 15:46:04 | |
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