日曜恒例の休日出勤に行ってきた。日曜の午後に出勤することが多いのは、他の職員がいない時間帯を狙ってのことである。もちろん、人目を盗んで悪事を働くなどということではなく、単に人がいない方が集中できるからである。しかし、先週も今週も何故か「私の隣の職員だけが出勤している(くる)」という状態であった。執務室は広々としているにも関わらず、すぐ隣に人がいるというのは実に落ち着かない。マスクもしなくてはならなくなる。予め、何時頃に来るつもりか教えてくれれば、その時間を外すのだが…って、どう考えても、私の我儘だとは思う。分かっている。分かってはいるんだが、わざわざ休日に出勤しているのだから、集中して仕事を進めたいではないか。
先週は我慢したのだが、今日は我慢できずに早々に仕事を切り上げた。原稿執筆中に隣で引き出しをガサガサされたり、独り言を呟かれたりするのは堪えられなかった。んで、気分転換に先週と同じ池の畔に行ってみた。

写真は全てD200のjpeg撮って出しである。撮像素子がCCDということでこってり目の色のように感じられる。先週はまだ色づいていなかった木々がだいぶ見頃になってきた気がする。天気も良く、池の水面に映った様子もそこそこきれいであった。妙高辺りまで遠征すれば更にきれいな紅葉と冠雪も撮れるのだが、さすがにそこまでの元気はなかった。

そして先週同様、私の足音に驚いた鴨たちが一斉に飛び立った。先週は単焦点レンズしか持っていなかったが、今回は18-200mmの便利ズームを装着。写真部時代、先輩に「ズームに頼らず足で稼げ!」と言われたものだが、前に出ると池に落ちるからね。拡大してみるとあまりシャープではないが、ま、便利ズームに多くを求めても仕方あるまい。

最後は通勤路上の田んぼ。いつも白鳥が集まっているところである。不思議なもので、周囲に田んぼは何枚もあるのだが、いつも同じところに集まっている。車から降りてそっと近寄ったところ、1羽がガーガーと鳴き出し、それを合図にするかのように、群れは少しずつ私から遠ざかって行ってしまった。差し詰め「おい、変なのが来たぞ。距離を取ろうぜ!」とか言っていたのかも知れない。
仕事はあんまり進まなかったが、ちょっとした気分転換にはなった。明後日からは師走。慌ただしい年末がやってくる。仕事もたんまりある。優先順位を付けながら、一つ一つ片付けていくことにしたい。私のもっとも苦手とする作業なのだが…ね。
Posted at 2020/11/29 21:29:20 | |
トラックバック(0) |
日々の徒然 | 日記