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粋太(旧フォル太)のブログ一覧

2021年12月02日 イイね!

機会の平等と結果の平等

機会の平等と結果の平等 正直、この人は好きではないのでネタにもしたくないのだが、やっぱりスッキリしないので書き殴ってみる。ヤフーのトップページを眺めていたら、「女、女というから落ちたんだ」衆院選落選・辻元清美が直面した女性議員への攻撃ってなニュースが目に留まった。先の衆院選小選挙区で落選し、比例復活も果たせなかった女性議員の話題である。もう一般人なのだから放置しておけばいいのだが、この人は見た目も言動にも破壊力があるので、採り上げるんだろうかね。

 何かさ、立憲民主の党首選でも「女性の候補者を出さねばならない!」みたいなことを言っていたんだけどさ、女性が議員にならねばならない理由ってあるのかな。別の言い方をすると、性別って議員の資質に関係あるのかな? 資質がある人がなればいいのであって、珍々の有無は問題ではないのではあるまいか。「平等!平等!!」とがなり立てる人がいるけれど、女性議員が少ないのは結果に過ぎないと思うんだ。立候補するに当たって、女性だから制約を受けているんだろうか? 自民党の総裁選では男女半々だったじゃない。私が知る限り、公職選挙法に「女性は立候補してはならない」なんていう条文はないはずだ。

 例えば、政党内で調整の結果、女性の立候補者数が低く抑えられているとか、女性だと総裁・党首選の支持者が集まりにくいとかいう事情があったとしても、それはあくまでその党の問題だ。それなのに、女性議員が少ないという結果、現状だけを見て「不公平!」だの「差別!」だの「攻撃を受けている!」だのと言うのは、些かピントがずれているというものではないだろうか。

 現状、女性議員が少ないのは事実だ。しかし、その原因は何処にあるのだろう。もともと立候補しようという人が少ないのかも知れない。党内での支持が集まらないのかも知れない。また、有権者が実績的に不安を覚えてしまうのかも知れない。ただ、それを世間の風潮の所為にされても困る。女性だろうが何だろうが、力がある人は有権者を引きつけるだろうし、成果を残せば評価だって高まるはずだ。そういう所を全部すっ飛ばして、数合わせ的に女性議員を増やすことって本当に正しいんだろうか?

 私の所属する業界でも、女性管理職の割合を高めることに汲々としていた時期があった。筆記試験や面接などでは圧倒的に優れていた男性が不合格になり、「あの人が?」って女性が合格したなんてことを少なからず見聞きした。それが本当なのだとしたら、ジェンダー平等が聞いて呆れるというものである。個人的見解になるが、男性でも女性でも構わないから、力量のある人間が上に立つべきなのだ。

 平等には機会の平等と結果の平等があるはずだ。手続きや選考基準を含めた機会を等しく与えることが大切なのであり、下駄を履かせて結果を揃えるのは却って不平等を招くのではないか。そう考えたとき、選挙などで性別を売りにする(下世話な意味ではないので誤解しないでほしい)のは的外れもいいところだし、そういうPRを快く思わない人間が出てくるのも不思議なことではない。

 私は力量のある議員であれば、男性だろうが女性だろうが構わないと思っている。議員の職責を果たし、有権者の利益を守るために働いてくれるのであれば、清廉潔白である必要もないとさえ思っている。私は自分の偏屈を自覚しているが、この件に関してはそれほど世間一般の考え方とズレてはいないと思うのだが…如何?
Posted at 2021/12/02 19:08:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 爺放談 | ニュース

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「聞いたこともないようなアーティストが、高市発言を批判しているのだとか。日本近海で軍事行動が起こり、日本にも影響が及ぶと予想される場合の措置に言及することの何が問題? 高市発言に異常なまでに固執し、過剰な対応をする相手国を攻めるべきではないか? https://x.gd/j4ZHe
何シテル?   11/25 20:00
 新潟で白/ガンメタのスイフトに乗っています。車ネタを中心に、日々の徒然を綴っていきます。ご縁を感じ合えた方と、緩やかに交流できたら嬉しいです。数よりも温度を大...
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