今朝の朝日新聞の地方版に、長岡市で野生のトキが目撃されたというニュースが小さく報じられていた。キレイな写真が添えられていたのだが生憎白黒。そこで、記事の発信源「
佐渡自然保護官事務所」のサイトで
カラー写真を見てみた。正に朱鷺色の羽根が日に映えていて素敵な写真だった。簡単に撮れそうで、実はなかなか撮れない写真だと思う。
しかし、新聞記事の中で「野生のトキ」が連呼されていて、ちょっと複雑な気分になった。確かにトキの生息数は増えている(660羽前後らしい)けれど、日本のトキは既に絶滅しちゃっているのだから…。今、日本国内にいるトキは中国から借りたトキをペアリングして繁殖させたもの。如何に遺伝情報が日本のトキに近いとは言え、日本種とは言い難いではないか。それなのに、あたかも日本のトキが絶滅の淵から蘇ったかのように喧伝されると鼻白んでしまう。
…ってな訳で、絶滅してしまった日本のトキを振り返ってみた。

新潟県民の一人として、トキ(ニッポニア ニッポン)のことを大切に思う気持ちに偽りはない。日本のトキたちの存命中に、佐渡のトキ保護センターを訪れたこともある。ゆるキャラコンテストではトッキッキに票を投じた。ただ、ちょっとボケたくなったんだ、特に塩沢ときで。皆さんにもそんなことはあるだろう。例えば「○○の秋」の話をしていて、八代亜紀とかあき竹城とかでオチをつけるとか…。
失礼しました。もうしません。
Posted at 2022/03/16 19:46:47 | |
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