一昨年の4月、
ウルトラマン80に触れた日記をアップした。それが契機となって、ウルトラマンZとかウルトラマントリガーとか、遡ってウルトラマンジードとかを見ることになった。そうそう、次のウルトラマンがウルトラマンデッカーってのはエイプリルフールネタではなくマジだった。ホンマデッカー?
さて、本題に入る。今日、YouTubeを何気に眺めていたら、天空戦記シュラトというアニメが全話アップされているのを発見した。…著作権的なことを鑑み、ここにリンクを張ることは差し控える。ただ、懐かしくて何話か視聴させてもらった。天空戦記シュラトは、聖闘士星矢とか鎧伝サムライトルーパー等という甲冑装着モノが受けていた時代に生み出された作品の一つで、インド神話と絡めた感じの甲冑装着バトルアニメである。平成元年4月9日放送開始だそうだ。当時の私は大学4年生になったばかり。卒論テーマや就活について考え始めた頃だ。今の大学生基準から見れば「遅すぎる!」と叱られそうだが。
そんな4月のある日、バイトを終えて家に戻りテレビを点けたところ、ちょうどこの画面が目に飛び込んできた。

心地よく耳に残る歌声と、濃すぎず、ちょっと大人っぽく見える絵柄を見て、「面白そうだな。見てみるか。」と思ったらEDだったのでずっこけた記憶がある。次の週から都合が付くときは見るようにしていたが、不定期に入ってくるバイトや、突然の友人の襲撃もあり、トータルで10話見られたかどうかという感じで、最後の結末を見届けることはできなかった。その後、小説が発売されたので、そちらでストーリーを補完したというわけだ。
思い切り端折ってしまうと、人間界から転成した親友同士が敵と味方に別れて戦う…という王道ストーリーだった。子供っぽいと言えばそうなのだが、技を出すときの呪文というか真言(タントラと呼称していた)がちょっと格好良かった気がする。主人公の真言に、過日の日記でも触れた「ア・ビ・ラ・ウン・ケン」が含まれていたのも惹き付けられた一因かも知れない。さすがに大学生だからごっこ遊びはしなかったが…主立った技の真言は現在も覚えていたりするw
キャラクターデザインは、銀河英雄伝説(旧作)と同様に奥田万つ里氏が担当しておられた。氏とは楽天広場時代にブログを通して幾度かメッセージ交換をさせていただいたことがある。まさか、シュラトや銀英伝のキャラデザをされた方とやりとりできるとは思っていなかったので、「ネットってすげえな!」と驚いたモノだ。
ただ、個人的にネットのすごさを強烈に感じさせられた出来事としては、「
ヴァンゲリスのアルファ」の方に軍配が上がる。1980年に放送された「COSMOS(宇宙)」という番組中に使われていたBGMだ。神秘的な調べの虜となっていたのだが、当時の私は作曲家の名前もタイトルも分からず悶々としていた。20世紀も大詰めとなった頃にインターネットを使うようになり、調べてみることにした。検索ワードは「タタタンタンタン COSMOS」というしょうもないものだった…のだが、見事に作曲家名、曲名に辿り着けた。あの時ほど、ネットの力を思い知らされたことはない。
今、一番知りたいと思っているのは、池田聡の「
モノクローム・ヴィーナス」という楽曲についてだ。間奏(ロングバージョンでは前奏)で、フランス語でもにょもにょ言っている部分があるのだが、その内容…はともかく、それっぽく聞こえるカタカナ表記を教示してくれるサイトは無いか、ここ数年間探し続けているのである。ヤフー知恵袋とかで回答してくれている人もいるのだが、どう聞いても回答にあるフランス語は違う気がするのだ。ご存じの方はぜひご教示願いたい。情報を待つ!
…シュラトの話はどこに行った?
Posted at 2022/04/03 13:06:31 | |
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