
恒例の(本当は恒例にはしたくないのだが…)休日出勤に行ってきた。日が長くなったこともあり、明るいうちに目処をつけることができたのは不幸中の幸いだった。仕事帰り、特に何も考えずにシャッターを切ってみた。今日はロートル機のD200にAi-s 35mmF1.4という組み合わせ。仕上がりをポートレートに設定した(まま忘れていた)他は、一切補正をかけることない撮って出し状態である。別にCCDの味がどうのこうのと言う気はないが、装着したレンズとも相俟って、何となく古くささを感じる描写になっているような気がする。最新デジカメとレンズによる切れ味鋭い写真も悪くないが、何となくぼやっとした感じが昭和っぽくて好きだ。
高校時代、写真部に所属していた。とにかくたくさん撮らなきゃ上達もないってことで、自分で現像できる白黒フィルムで数打ちゃ当たる的に撮りまくっていた。ってか、写真部に入ったのも現像代が浮くからという怪しからん動機だったりするw 残念ながら写真は全然上達しなかったけれど、カメラを握ってあちこち出かけるのは今でも好きである。
そうそう、高校生の頃、自分ではなかなかいいと思っていた写真に自分の影が写り込んでいて、先輩に酷評されたことがある。それ以来、自分の影をフレームに入れてはならないという呪縛に囚われてきたのだが、タイトル画像を撮った後、車に戻ろうとしてふと気が付いたのは田んぼに映る自分の影。これまで頑なに写すまいとしていた自分の影だが、気が付いたらシャッターを切っていた。セルフタイマーを使って集合写真を撮ったことは数多くあるが、真っ直ぐ自分(影だけど…)に向けてシャッターを切ったのは恐らく初めてw

桜もほとんど散り、休日も終わろうとしている夕暮れ時…。それが私のサンチマンタリスムに影響したのかも知れない。さ、嫌だけど明日から1週間頑張ろうっと。
Posted at 2022/04/17 19:57:20 | |
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日々の徒然 | 日記