
これまで何度か書いた気がするが、自分が正しいと信じてごねている人と、自分が間違っていると分かっていてごねている人、本当に厄介なのは後者である。前者の場合は、自分が間違っていること、相手の考えの方が優れていることを認めさせられる可能性があるが、後者は最初から自分の思い通りにすることしか考えていないため、妥協や歩み寄りが一切期待できないからである。
セブン店内でおにぎり少し食べたら注意された...行政書士怒り「なぜ目くじら立てるのですか」 双方の見解は
こんなニュースが目に留まった。「会計が済んだおにぎりを店内で頬張っていたら店員に注意された。何が問題なのか?」ということらしい。行政書士さんなんだから法知識は豊富なはず。こういうヤツがごね始めると本当に質が悪い。ってか、法律とか何とか以前に、飲食店以外の店内で飲み食いするってのがマナー違反で迷惑だということが理解できていないのだろうか、いや理解しているはずだ。その上で、法的な知識に裏付けられた屁理屈を展開しているのだろう。
ってか、店舗運営の全権を持たないアルバイト店員に対して、屁理屈を弄して食い下がるって小さい男だな。「あっ、すみません。うっかり…」って食うのを止めればそれですむのにね。迷惑かどうかを決めるのは迷惑を受けた人間だし、お客様理論を振り翳したところで、金を受け取って商品を渡した時点で店としての義務と責任は果たしているわけでさ。単なるクレーマーじゃん。この行政書士が何を思ってブログに上げたのかは分からないけれど、本業にプラスになることはないだろうなって思う。少なくとも私が公的書類作成を頼むことがあったとして、こういうしょうもない騒動を起こすヤツには頼みたくない。
閑話休題。私と同年代なんだな、この行政書士。多分、行政書士様なんてお仕事をしているくらいだから、若い頃からお勉強もおできになり、周囲から褒められまくって生きてきたのだろう。コンビニのアルバイト店員風情に注意されるのはプライドが許さなかったというところかな。そうだとしたら、安っぽいプライドだなぁ。誰しも、他人から注意されるのは愉快ではない。ただ、自分の落ち度は落ち度として受容し、謝意を示す度量は備えているべき年代だと思うんだよな。同年代のオッサンの一人として、私も気を付けることにしたい。何せ、私もかなりの短気&偏屈者だから。
Posted at 2022/11/19 16:05:02 | |
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