
何の気なしにYouTubeを見ていたら、
デジカメのサムネイルを伴った「ヤフオクの闇」と題された動画が目に留まった。気になったので見てみたところ、悪質出品者を晒し、利用者に注意喚起する内容の動画だった。私のようなヤフオク初心者は値段と掲載写真、出品者の評価しか見ていないが、同様の商品の相場を調べた上で、過去の落札商品と自分がウォッチしている商品を照合する必要性を訴えていた。そうすることで、悪質な転売に気付ける可能性が増すようだ。
まあ、私が自分自身にかけているヤフオクフィルター(絵文字、動作未確認、詳しくないので分かりません、限定1台)でも、そこそこ悪質出品者を弾くことができると思っていたが、まだまだ甘かったなと思い知らされた感じである。海水に漬かった不動デジカメが175,000円で落札されているのには、他人事ながら同情を禁じ得なかった。騙すヤツと騙されるヤツ、騙すヤツが悪いのは当然なのだが、騙される方にも隙があるのは事実だと思う。安いものには必ず理由がある。そこをスルーして、いいものを安く手に入れたいというのは横着と言われてしまうのかも知れない。
当たり前のことだが、一番いいのは新品を買うこと、中古品なら実店舗で実物を見て買うことだろう。手に取って確認できるし、疑問点はその場で訊けるし、取り敢えず保証も付いてくるのだから。しかし、実店舗に並ばないような商品がほしい人もいるだろう。そのようなマニアックな商品を求めてヤフオクやメルカリを使うのであれば、外れを引く覚悟が必須となるだろう。正にガチャをするときの心境だ。
私はこれまでヤフオクで2回ハズレ玉を引いた。いずれもカビレンズである。片方は出品者が「傷やカビはありません」と謳っていたので、クレームを付けて返品・返金対応を取ってもらった。もう片方は…探していたレンズに出会えて舞い上がっていた私が「小カビあり」という記載を見落としていた(でも、キレイな状態ですとも書いてあったんだけど、外装のことだったらしいw)もの。まあ、こっちは自分の責任なので、専門店でオーバーホールしてもらった。メルカリでは今のところ外れは引いていない。これだけを以てメルカリの方が優秀だとは言えないが、ヤフオクよりは怪しい転売厨や塾生が少なく感じられる。ヤフオクとは違って基本的に競りがないわけだから、そういう輩には魅力が薄いのかも知れない。
…「一番安全なのは、必要不可欠ではないもの(カメラ・レンズ)を買わないこと」という声が頭の中でグルグルしているけれど、いつものようにそれは聞かなかったことにしておこう。
Posted at 2022/12/18 10:17:27 | |
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