
怒濤の年末業務が続いている今日この頃、またしても私の性癖(忙しいときに買い物に依存する癖)が炸裂しそうになっている。今、
買おうか購入しようか悩んでいるのは便利ズームだ。タイトル画像のZマウントのニッコール18-140mmとFマウントのタムロン18-400mmである。ズーム域もメーカーもマウントも違う2本だが、キタムラのネットショップではほぼ同じ価格で並んでいる。どうしても買わなければならないわけではない。それどころか、懐のことを考えれば買わないのが一番いいのは分かっているのだが、「そぞろ神のものにつきて心をくるはせ」状態に陥ってしまっている。
これまでの自分を振り返ってみると、このような状況に陥って踏み留まれたことはほとんどない。早晩…ということになるだろう。だから備忘録というか、自分の考えを整理する意味で、色々と書き殴ってみる。
ニッコールZ18-140mmは、Z fcに装着すると換算27-210mmの常用レンズとして使える優れモノだ。315gと軽量なので付けっ放しでも気になるまい。28mmや40mmのSEレンズを付けたときの一体感には遠く及ばないが、同時期に製造された純正品なのでデザインも調和するだろう。日常使いには必要十分な焦点域でもあるし、何より最新設計の純正Zレンズである。選ぶ価値は十二分にあると言える。
一方、タムロン18-400mmはFマウントレンズなのでZ fcに使うときはマウントアダプターFTZが必須となり、スタイリッシュとは言いがたいルックスとなる。そして、重量は705gあるため、FTZの重さと合わせると840gになってしまうわけだ。しかし、換算27-600mmという焦点域は魅力だ。コンデジなら珍しくないが、一眼レフやミラーレスではちょっとないズーム比じゃあないか。
ここ数日、頭の中で白い羽を生やした私が、黒い羽を生やした私を説得しようと試みてはいるのだ。「タムロンの18-200mmやニッコールの18-55mmと55-200mmがあるんだから、18-140mmなんていらないでしょ?!」「400mmなんて何を撮るのさ? ニッコールの70-300mmとか600mmミラーレンズとか持っているけど、ここ数年使ってないじゃん!」って。実に理論的、理性的な見解である。
しかし、その程度の正論ではなかなか誘惑を断ち切ることはできない。さあ、果たして
私は買ってしまうのだろうか、それとも物欲に流されてしまうのだろうか、答えは神のみぞ知る…である。って、答え出てんじゃんw
Posted at 2022/12/23 15:09:57 | |
トラックバック(0) |
無駄遣い? | 趣味