
今日も、過日話題に上せた「26mmf/2.8パンケーキレンズ」の話だ。まだ発売時期も値段も未定なのだが、私が気になっているのが26mmという馴染みの薄い焦点距離だ。このレンズがAPS-Cフォーマット用ならば、フルサイズ換算39mm相当となりスナップ用途に便利そうだと感じる。しかし、このレンズはフルサイズ用。既に28mmレンズを出しているのに、何で2mmしか違わないレンズを投入するんだろう?…と、
Nikonの方針を理解できずにいた。
私が時々出入りしているデジカメ関係の掲示板があるのだが、そこの管理人さんがこのように発言していた。※発言そのままではなく、意訳要約w
「28mmがあるのだから、普通は出さないレンズ。それを敢えて出すということは、相当の力作だと考えられる。」
確かにそうだよね。普通は大して変わらない焦点距離のレンズを投入することは、何れかが売れなくなるとか、あるいは双方が食い合ってしまうとか、リスクが高い行為だと思われる。それなのに出すってことは、両方とも売れる目算が立っているか、あるいはリスクを払ってでも出す価値があるってことなのかも知れない。故横山光輝氏の三国志ではないが、「
むむむ」という感じである。「なにがむむむだ!」と突っ込まれそうではあるがw
まあ、今日明日に出るわけではなし、お金の算段をする時間は多分あるだろう。しばらくは妄想に耽っていようと思う。考えるだけならタダだし。
【追記】
ネットを流離っていると、26mmという焦点距離はiPhoneのカメラと同じだという記述を見かけた。スマホ世代になじみ深い焦点距離であることを意識したのではないかというのだ。さすがにちょっと強引な感じはするが、それでも「写真なんかスマホで十分」とほz…宣う人たちに、本当のカメラとレンズの威力を思い知らせてやりたいような気持ちにもなる。ただ、スマホで十分と感じている人たちはフルサイズミラーレスや本レンズを買うことはないだろう。些か残念ではあるが。
Posted at 2023/01/10 22:02:00 | |
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