
今年の秋には肉眼彗星になると期待されていた「紫金山・アトラス彗星」だが、
残念ながら既に崩壊中らしい。夜空を見上げていれば比較的簡単に見られる流れ星とは異なり、肉眼ではっきり尾を引いているのが分かる彗星というのはそうそう見られるものではない。高校生の時に「IRAS・荒貴・オルコック彗星」「ハレー彗星」を見てみたが、どちらも「多分、あれかな?」程度で、はっきりと見えるものではなかった。
社会人になって、しばらく天体観望から遠ざかっていたが、2013年初冬、大彗星になるかも!と期待されていた「アイソン彗星」を見てみた。しかし、かろうじて肉眼で見える程度であり、しかも近日点通過時に崩壊してしまった…。時期が来れば確実に観測できる月や惑星と比べると、私のような素人にとって彗星の観測はなかなかに難易度が高いものであるようだ。
確実に帰ってくることが分かっている「ハレー彗星」だが、前回1986年の接近よりもずっと好条件なのだそうで、こと座のベガと同じくらいの明るさ(0等級)になると言われている。高校生の時は、しょぼい双眼鏡でぼやっとした雲のように見えただけだったので、今度こそ!と思うのだが、次観測できるのが2061年なんだよなあ。絶対生きてないよ、俺(泣)
Posted at 2024/07/21 17:18:10 | |
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