
大阪万博が昨日閉幕した。遠方でのイベントだったし、もともと人混みが大の苦手なので、私が足を運ぶことはなかった。最初は失敗だの赤字だの負のレガシーだの叩かれまくっていた万博だったが、入場者数こそ目論見を下回ったそうだが、無事に黒字となったとか。怖い、キモいと散々酷評されたミャクミャクも人気になったようだし、一先ず目出度し目出度しといったところだろう。
ただね、やっぱり
こういう人達が出てくるんだよね。価値があるから残せと言うが、維持管理に関わるコストについては行政に丸投げっぽい。実際にお金を払ったり、作業をしたりするわけでもない人に「大屋根リングは、必ずやパリのエッフェル塔や70年大阪万博の太陽の塔と同様に万博レガシーとして高い評価がなされる( 。•̀_•́。)キリッ」とか言われても、気軽にハイハイとは請け合えないよね。
残してほしいのであれば財源と管理責任者を明確にしなければならないと思う。赤字ローカル線の存続を希望する署名なんかと同じで「貴重なものなんだ!」「残してほしいって人がこんなにいるんだ!」と言うだけではどうにもならない。予算や人員の十分な裏付けがない状態で残したとして、何らかの事故があったら「何故もっとしっかり管理をしなかったのだ?!」って騒ぐだけなのは目に見えている。
私は吉村知事を全面的に支持するものではないが、
本件についての彼のスタンスには全面的に賛成である。「残せというなら金を出してくれ。最後まで面倒を見てくれ。それができないなら、残念だが諦めてくれ。」…至極もっともな言い分だと思う。金は出さない。汗もかかない。大した知恵も出さない。でも、口だけは出す。一番忌避すべき輩だと個人的には思っている。
Posted at 2025/10/14 17:19:03 | |
トラックバック(0) |
爺放談 | ニュース