新東名で死亡ひき逃げ 静岡県警が飲食店経営の40歳男を緊急逮捕 帰宅後に自ら110番「新東名でモノにぶつかる事故を起こした」現場の破片は男の車と一致 車外にいたトラック運転手の55歳男性が死亡
この手の事故(事件)で「何かにぶつかったが人とは思わなかった。」だの「記憶がない。」だのと言う加害者が少なくない。そう言えば故意性や悪質性が薄まるとでも思っているのだろうか。誰かにそう言うように入れ知恵されているのだろうか。確かに、高速道路上で車外に出ていた方にも落ち度はある。本来、生身の人間がいるはずのない高速道路上なのだから、轢いた方も気の毒だと思える部分はある。でも、逃げたらその情状酌量部分は吹き飛んでしまう気がする。
リンク記事を見ると、加害者の車両は「助手席側のフロントガラスにヒビが入り、フロント左前方は大破した状態」だったという。この状態で停車して確認することなく帰宅するということはあり得ない。普通のドライバーなら、何が当たったのか停車して確認しようと考えるだろう。高速道路上で停車し、車外に出る危険を回避したかったのだと好意的に解釈しても、最寄りのICで安全に停車した上で申告する(それでも救護義務違反になるが…)ことも出来たはずだ。事故から1時間半も経って、自宅から「モノにぶつかった」と申告…ってのは、事情を分かった上での逃亡(逃避)だったと考えるのが妥当だろう。加えて、事故発生は午前8時頃だったとのことだから、暗くて見えにくかったわけでもないと思う。人を撥ねた自覚がなかった…というのは通用しないだろう。っていうか、通用されては困る。

最後に…自家用車と運送用で酷使されるトラックを同列に語るのは実情にそぐわないだろうが、タイヤがバーストするというのは普通の状態ではないと思う。整備不良だったのか、過積載だったのか…。そういう可能性を考慮すると、加害者にも同情すべき点がなくはない。でも、だからといって逃げたことを正当化は出来ないんだけどね。
Posted at 2025/11/02 09:09:16 | |
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