
ネットにしょうもない動画をアップして、閲覧数に応じたお小遣いをもらって喜んでいる輩がいるらしい。その輩は、閲覧数を上げてお小遣いを増額すべく、形振り構わずに色々やらかしているとか。笑いのツボは人それぞれだろうからいいんだけどさ、
食い物粗末にするってのは、昭和生まれのオッサンからすると全く笑えない。察するに、テレビ企画のマネで、メニュー全部注文みたいなことをしたかったってところだろうか。素人による二番煎じなんて、面白いとは思えないけどな。そもそも、テレビでやられている「作り事の世界」を「現実世界」で再現しようと思い、行動に移してしまうところが度しがたい。
もちろん、「お金を払っているのだから、食べきれない量をお腹を壊すほど無理食いしなければならないわけではない。」という考えは理解できる。ただ、仮に「メニュー全部注文」をやろうと考えていたのなら、最初から食べきれるかどうかの判断が付かないわけはあるまい。金さえ払えば何をしてもいいわけではない。まして、赤の他人も食事をしているスペース内で着替えをするに至っては、育ちが知れる…いや、知れないな。私の理解力・想像力を遥かに超えている。それに金を払うとはいえ、それはあくまでも料理の対価(食事をする場所代も含まれるか)に過ぎない。他の客に対する迷惑料は入っていないのだ。
この輩、「店に許可を取った」と嘯いているとか。本当に「大量に食べ残します。他の客が不快になる程度の大騒ぎをします。席で着替えもします。」という条件を提示して許可を得たのだろうか。もし、それを許可したのなら、店長(あるいは本部)がどうかしているとしか思えない。まあ、最近は悪質なクレーマーや権利バカが増えてきて、店側としても対応に苦慮している面もあるだろう。まして、今回のような集団を敵に回すと、ネット上にあることないことをアップされてしまう可能性もあるわけだからね。
何にしても、こういう輩に「YouTuber」なんていう呼称を与えるべきではないだろう。単純に「非常識集団」「迷惑団体」「動画乞食」みたいな蔑称を与えておけばいいのだ。ちょっと小洒落た名前を付けることで、一端のステータスを得たかのように勘違いして増長するヤツは多いのだから。で、迷惑行為はどんどん取り締まればいい。その場に取り締まることが出来る人間がいなかったとしても、彼らは自ら証拠を保全し、誰にでも閲覧できるように公開しているんだから。撮影日時や場所、投稿者の特定なんて難しいことではないんじゃないかね。
何度か書いたことだが、自分たちの違法行為や阿呆行為をネットにアップすることが何を意味しているのか…こういう人たちはどうして理解できないんだろう。ま、そういうことが理解できる人間は、こういう愚かなことはしないんだろうけどね。
Posted at 2017/11/25 09:10:08 | |
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