
昨日は人間ドックだった。一晩経ってバリウムの排出も終わったようで、下腹部の張りも治まった。何より「終わった!」という解放感でいっぱいである。2年に1度のドック、今使っている施設で9回目の受診となった。自宅からは近くないし、値段が特に安いわけでもないが、割と充実した弁当が出ることと、併設されている温泉施設が使えること、宿泊施設もあり、前泊や後泊も可能であることなどから使い続けている。また、スタッフの当たり外れがないということ、カルテが保存されているため、過去データとの照合がしやすいのも大きい。余談になるが、新卒で入ってきたと思しきスタッフが、結婚、出産を経て現場のチーフになっていく過程は、リアル人生ゲームを見ているようで興味深かったw
※タイトル画像は無料素材サイト(写真AC)から入手したものであり、実際のスタッフではない。
今回は体重のコントロールが割とうまくいき、前回より2kgチョイの減量に成功した状態での受診となった。腹囲も-2cmくらいであり、多少は良い感じだろうと思っていた。しかし、悪玉コレステロール値が高くなっていて厳重注意を受けてしまった。善玉コレステロール値も高くなっていたのだが、それを台無しにして余りあるくらいの増加だったようだ。
栄養指導の担当者は目力のあるマスク美人。そんな人が真っ直ぐこっちを見ながら語りかけてくるので、些か緊張した。基本的に女性と話すのは苦手なのだ。現在、軽い運動を継続していること、甘味(菓子系)を絶っていることを伝えると…
担「じゃあ、悪玉値が高くなっているのは、どんなことが原因だと思いますか?」
私「そうっすね、仕事帰りに小腹が減って、コンビニで唐揚げとか買い食いすること…ですかね。」
担「そうですか。ちなみに食事を食べる速度が速いとありますが、良く噛むことを意識していますか?」
私「さっさと食べて仕事に戻りたい方なので、あまり意識してはいません。」
担「良く噛むことの効果についてはご存じですか?」
私「脳の満腹中枢を騙して少量で満腹感が得られるんでしたっけ?」
担「ええ、それに消化吸収の面でもいいことはあるんですよ。」
最近は上から指示を出すとキレる人間が増えているから、問いかけながら自分で言わせるようにしているんだろうな…と思いつつ、何か学校の先生に諭されているような気分になった。
担「それでは、今後の目標としては…」
私「はい。」
担「コンビニに寄り道しないこと。そして良く噛んで食べることですかね?」
私「小学生の目標みたいですね。」
担「本当ですね。うふふ。」
何か子供扱いされているようだったが、感じのいい人だったから不快感はなかった。ま、毎日筋トレ30分とか、肉料理を減らせなどという無理難題に比べれば、達成は然程困難ではあるまい。ただ、3か月である程度の結果を出して報告しなきゃならないというのが面倒ではあるが…。
話は変わるが、昔やっていたドラマで、西田敏行主演の「池中玄太80キロ」ってのがあった。あの頃の坂口良子さんはキレイだったな。娘がその思い出を台無しにしているけれど…。って、ポイントはそこではない。中学生時代の私、そのタイトルや西田敏行の体格を見て、「80キロとかどれだけデブなんだよw」と小馬鹿にしていたのだが、今の自分はそれをあっさりと踏み越えてしまっている。人生、一寸先は闇だなあw
そうそう、思い出した。池中玄太はカメラマンという設定で、Canonの旧F-1を使っていた。しかし、ある回でモータードライブを装着しているのに、巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ、ボディ側でレリーズしているのを見て「フッ…素人め。」と小馬鹿にしたこともあったっけ。今にして思うと、大きな音を立てて被写体の鳥に気付かれないようにしていたとも考えられるが…。
人間ドックの話はどこに行ったんだ?
Posted at 2020/12/26 10:42:12 | |
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