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フォル太のブログ一覧

2022年03月28日 イイね!

勿体ない…じゃなくて

史上最も危険な車「日産ツル」がメキシコで愛されている理由─死者4千人以上、安全評価は“星ゼロ”

 あまりに酷いタイトルに目を奪われた。ご存じの方もいると思うが、日産TSURUとは私の以前の愛車B13サニーのことである。日本では1994年をもって製造終了した車だが、メキシコでは2017年まで売られ続けた国民車であった。何と言っても1990年デビューなので、基本設計が古いのは当然である。私が買ったとき(1993年)でも、エアバッグやABSなどの安全装備は全てオプションであった。エアバッグについては一瞬考えたが、当時のエアバッグ付きステアリングの絶望的な格好悪さに加え、セールス氏の「エアバッグが作動した時点で、ほぼ間違いなく廃車なんだから、そのお金でCDチェンジャーかなんかを着けて、運転を楽しんだ方がいいですよ。」という素晴らしいアドバイスでエアバッグレスにした。実際、エアバッグが作動する規模の事故を起こすことなく廃車となったので、セールス氏の言は正しかったのかも知れない。現在では考えられないセールストークではあるがw

 何度か書いたかも知れないが、私はB13の端正なスタイリングに惚れ込んでいて、現愛車のスポバに乗り換えた後も「いつかはTSURUの新車を逆輸入したいな」と思っていた。しかし、残念ながらと言うか、当然の如くと言うか、その願いが叶うことはなかった。

 閑話休題。リンク記事内には、衝突実験動画へのリンクも張ってあった。5年近く前にも見たのだが、何とも見事な壊れっぷりである。ボディが折れ曲がるような感じに潰れており、乗員達が助かる可能性は皆無という感じ。怖すぎる。



 「今では見ることも少なくなった正統派セダンになんてことするんだ、勿体ないじゃないか!」という気持ちもあるのだが、「乗ってたら即死だよな」という恐怖の方が遥かに大きい。年式だけ見れば「TSURU:2015年式」「VERSA:2016年式」と1年違いだが、設計時期を考えれば四半世紀位の差はあるだろうから、同じ土俵で比べるのはフェアじゃない気もする。でも、新車が同じ土俵で売られていたんだよね…。冷静に考えるとすごい話である。

 とは言え「史上最も危険な車」というタイトルはちょっと酷すぎる。まるでB13サニーが欠陥車のようではないか。かつてのオーナーとしてはちょっと悲しくなる。国内で販売されていた当時は平均的な安全性能(あくまで当時の基準で)だったと思うんだけどなあ。CMでは伊丹十三さんが「高級車」を連呼してたしねw

Posted at 2022/03/28 17:02:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車関係全般 | クルマ
2022年03月26日 イイね!

後出しジャンケン

後出しジャンケン 山口二郎という教授が、安倍元総理に文句をたれているのだそうな。曰く「この男は恥という言葉を知らないのだろう。まともな人間なら、プーチンに対する数々の媚態を恥じて、謹慎蟄居するはず。プーチンに騙されたと言いたいのか。政治家たるもの、騙された方が悪い。」と。えらく激昂しているようだが、血圧は大丈夫かな…と余計な心配をしてしまった。

 まあさ、言わんとすることには一定の理解はできる。ただね、国同士の交渉なんて、腹の探り合い、化かし合いという部分が大きいと思うんだ。相手から譲歩を引き出すために、こちらが引いて見せたり、相手を持ち上げてみたりするのは常套手段だと思うんだよね。ただ、不幸にして日本の近隣の国って、交渉上手というか、腹黒いというか、破約を恥と思わないというか、嘘吐きというか…ってのが多い気がする。それに、この教授の言い分を敷衍していくと、詐欺師に騙された方が悪いってことになってしまうんじゃなかろうか。普通に考えれば、政治家であろうが一般人であろうが、騙すヤツの方が悪いと思うんだけどな。

 加えて、状況というものは刻一刻と変わっていくものだ。その時点で最善と思って行っていたことについて、大きく変わった状況下で批判するというのもしっくりこない。危うさを感じたのであれば、その時点で大きな声で批判すれば良かったのではないかと思う。SNS上での呟きとかではなく、今回記事にしてもらったような規模の大きな発言でさ。大学教授っていう肩書きを持っているんだから、一般人以上の発信力は備えていたはずでしょ。

 私は山口何某という人物は知らなかったし、何でここまでアツくなっているのかも分からない。ウクライナ情勢に心を痛めている憂国の士の一人だとしても、今さら過去の総理の外交姿勢を責め立てたところで、現状をどうこうすることには何ら貢献できないだろう。であるならば、武力による現状変更を現在進行形で行っているロシアに対してどのように対峙すべきか、ウクライナをどのように支援すべきか、現時点での私案を…無論、現実的且つ具体的な私案を提示してほしいと思う。

 私は自公政権や安倍氏を無制限に支持する者ではない。ただ、批評を超えて、批判、非難するばかりで現実的且つ具体的な代案を示さない人間達よりは信頼できる…というか、信頼せざるを得ないと思っている。また、今回のリンク記事に添えられている写真を見る限り、原稿執筆者もこの教授に心底から寄り添ってはいないんじゃないかなと思う。禍々しすぎだよ、あの写真w
Posted at 2022/03/26 19:08:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 爺放談 | ニュース
2022年03月20日 イイね!

気持ちは尊いと思うのだけれど…

気持ちは尊いと思うのだけれど… 千羽鶴…願いを込めて折られたものであり、私たち日本人にはなじみ深いものである。特に、広島の原爆による原爆症で亡くなった佐々木禎子さんの話を知っている人にとっては、特別な意味を持つアイテムである。しかし、それは私たち日本人にとってのものであり、外国の人にその思いが十分伝わるかどうかについては疑問がある。海外で自然災害などがあった際、市民団体や小中学校の児童会、生徒会などが中心になって千羽鶴を贈った例も少なくないと聞くが、支援物資かと思って開けたら食べられない折り紙だったためガッカリされたとか、場所を取って邪魔になったとか、「頑張ってください」の意味で「Fight!」と書かれた鶴が届いた先では救援物資を巡る暴動が起こっていたとか、いろいろ残念な話も聞く。

 そんな背景があるためだろうか、ウクライナ大使館に千羽鶴を送ろうと考えた人に、千羽鶴は迷惑になるのではないかというメッセージが相次ぎ、断念するに至ったというニュースが報じられた。発起人は純粋に停戦と平和を願っているのだろう。そこに横槍を入れるなんて了見が狭いヤツらだと思う人も少なくないだろう。実際、戦地になっているウクライナに送るのではなく、日本国内にあるウクライナ大使館に送るのだから迷惑にはならないと考える人もいるだろう。マスコミが美談チックに取り上げたりせず、発起人と周囲の数人が折った鶴を届けに行く形に留まっていれば、問題にはならなかっただろうに…と私も思う。

 ただ、支援というものは受け取る側が求めているものを提供して初めて意味を持つのだ。自分自身が「いいことをしたぜ!」という満足感を味わえたとしても、その行為が結果的に相手に負担をかけるのだとすれば、せっかくの善意も意味を失ってしまう。所謂「ありがた迷惑」「小さな親切大きなお世話」ってやつである。

 別の話題になるが、先日、三重県伊勢市の川に鯉の稚魚を放流したというニュースがあった。子どもが遊べるような美しい川に戻したい…という善意からの行動であろう。しかし、その翌日には鯉の大半は外来種で生態系を乱す虞があるという声が上がっているというニュースが報じられた。これも同じような話なのかも知れない。

 頭の中で理屈を捏ねるだけでなく、行動に移そうという志は尊いものだ。そのことに対して異論はない。しかし、その志が仇にならないよう、十分思慮を巡らす必要があるのかも知れない。…ん? 理屈を捏ねるだけでなく行動するために思慮を巡らすって、無限ループみたいだなあ。
Posted at 2022/03/20 22:07:18 | コメント(0) | トラックバック(1) | 爺放談 | ニュース
2022年03月19日 イイね!

車内で吸え

車内で吸え わしは…若い頃喫煙していた。しかし、相方の喘息のためタバコをすてた。だけども…自分の運命に満足しておる…。全て受け入れておるよ…。
(ジョジョの奇妙な冒険 ウィル・A・ツェペリ風)

 一頃よりも減ってきた気がするが、コンビニ前には灰皿が設置されていることが多い。嫌煙家から撤去を求められることも少なくないそうだが、コンビニの言い分は『ここでタバコを消してから店内に入ってもらうために設置している』というもの。しかし、実際には車から降りて真っ直ぐ灰皿に向かい、悠々と紫煙をくゆらせるドライパーが実に多い。今朝もコンビニに立ち寄ったところ、隣の車から降りてきた女性が灰皿に直行してタバコに火をつけていた。私が買い物を終えて店外に出たとき、その女性の姿も車も既になかった。どうやら、タバコだけ吸いに立ち寄ったらしい。そして、別の女性がまたタバコを吸い始めた。こっちの女性は買い物もするのだろうか?と思いつつ駐車場を出た。念のため書き添えておくが、たまたま女性が続いただけで、女性の喫煙について云々する気は毛頭ない。男女差別なんて話にされてしまうのは本意ではないのだ。

 閑話休題。最近の車には、灰皿は装備されないようだ。かつて灰皿だった部分は小物入れになり、かつてのシガーライターはただの電源ソケットになっている。昔に比べ、車内でタバコが吸いにくい状況なのは分からなくもない。しかし、カー用品店に行けばドリンクホルダー型の灰皿はたくさん並んでいる。タバコを持っていてライターを持っていない人はまずいないだろうから、シガーライターがないことが車内で喫煙できない理由にはならない。結局、自分の車を汚したくない、タバコの臭いをつけたくないってことでOKか? だからコンビニ前で喫煙する。窓から灰を落としたり、剰え吸い殻を投げ捨てたりする。そうだとすれば、どれだけ身勝手なんだ…って思ってしまう。

 公共施設などでも全面禁煙がスタンダードとなり、喫煙家がどんどん締め付けられていると主張する人は多いし、理解できる部分もある。しかし、大抵取り締まりが強化される前段階としては、取り締まられる側の横暴や落ち度があるものだ。かつて自分も喫煙者だったこと、それに喫煙者が定価の6割を超える税金(たばこ税:一般財源)を払っている高額納税者であることを踏まえれば、むやみに喫煙者を責め立てる気にはなれない。ただ、社会の流れは残念ながら喫煙者にとって好意的な方向に向くことはあるまい。細々とでも生き残るためには、嫌煙家をできるだけ刺激しないように配慮しつつ、マナーを守って吸うようにしていくしかないのだ。

 「喫煙者に対する差別・弾圧だ!」と感じる人もいるかも知れない。ただ、タバコに限らず、周囲の人間に配慮しなければならないことなんて、世の中には溢れている。その全てに「差別だ!」と騒ぎ立てていれば社会は回っていかない。特にタバコの場合は「喫煙者自身の健康を害する可能性」「副流煙の有害性」「独特な臭い」「灰や吸い殻問題」「歩きタバコによる火傷」などマイナス要素が数多くある。おそらく、騒げば騒ぐほど喫煙者の立場が不利になるだけだろう。

 …話が広がってしまったが、喫煙したり、ゴミ捨てしたりするだけのコンビニ利用は止めようなって形で締め括りたい。碌に買い物せず、長時間無料Wi-Fiを使う輩が増えたことが一因となって同サービスが終了してしまうように、喫煙やゴミ捨てだけが目当ての輩が増えれば、灰皿やゴミ箱撤去の動きも更に加速することだろう。そういう輩は「他人の迷惑」には無頓着だが「自分の損得」には敏感なものだ。自分の行動が自分の不利益に繋がることを理解し、多少でも慎んでくれれば…と思う。
Posted at 2022/03/19 10:57:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 爺放談 | 日記
2022年03月16日 イイね!

野生のトキとは言うけれど…

 今朝の朝日新聞の地方版に、長岡市で野生のトキが目撃されたというニュースが小さく報じられていた。キレイな写真が添えられていたのだが生憎白黒。そこで、記事の発信源「佐渡自然保護官事務所」のサイトでカラー写真を見てみた。正に朱鷺色の羽根が日に映えていて素敵な写真だった。簡単に撮れそうで、実はなかなか撮れない写真だと思う。

 しかし、新聞記事の中で「野生のトキ」が連呼されていて、ちょっと複雑な気分になった。確かにトキの生息数は増えている(660羽前後らしい)けれど、日本のトキは既に絶滅しちゃっているのだから…。今、日本国内にいるトキは中国から借りたトキをペアリングして繁殖させたもの。如何に遺伝情報が日本のトキに近いとは言え、日本種とは言い難いではないか。それなのに、あたかも日本のトキが絶滅の淵から蘇ったかのように喧伝されると鼻白んでしまう。

 …ってな訳で、絶滅してしまった日本のトキを振り返ってみた。


 新潟県民の一人として、トキ(ニッポニア ニッポン)のことを大切に思う気持ちに偽りはない。日本のトキたちの存命中に、佐渡のトキ保護センターを訪れたこともある。ゆるキャラコンテストではトッキッキに票を投じた。ただ、ちょっとボケたくなったんだ、特に塩沢ときで。皆さんにもそんなことはあるだろう。例えば「○○の秋」の話をしていて、八代亜紀とかあき竹城とかでオチをつけるとか…。

 失礼しました。もうしません。
Posted at 2022/03/16 19:46:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日々の徒然 | ニュース

プロフィール

「スズキがレトルトカレーを作ったのだそうだ。近未来のスズキ乗りとして買わねば!と思ったのだが、ちょっとお高すぎるのではないかと…。この値段なら、『ごっつぁんカレー』を買って、能生の県立海洋高校相撲部を応援する方が先かなw https://x.gd/Xu4kw
何シテル?   06/25 18:21
新潟で白のスポバに乗っています。車ネタを中心に、日々の徒然を綴っていきます。
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