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2022年03月14日 イイね!

奨学金=悪?

奨学金=悪? 定期的に繰り返されるこの手のニュース。学生時代に借りた奨学金を返せなくて困窮しているのに、無理矢理一括返済を迫るのは酷いと言いたいらしい。

 確かに、リンク記事中に出てくるAさんのように、病気になってしまうことや、失業してしまうことは誰にでも起こりうることだ。気の毒であることは間違いない。しかし…だね、先方が一括請求をしてくるということには、それなりの理由があると思うのだよ。ちょっと調べれば、返済猶予の手続きについて書かれているサイトにたどり着く。ってか、そもそも借りるときにパンフレットなり約款なりを貰っているはずだ。きちんとした手続きもなく支払いが延滞したのだとすれば、そりゃ一括返済だって迫るよ、慈善事業じゃないんだから。

 私が一番違和感を覚えるのは、おそらく返済猶予の手続きをせず、延滞を続けていただろう人間が、訴訟を起こして一括返済要求を取り下げさせたってことだ。別記事では「一括請求を撃退」なんて書かれている。返済猶予の手続きはできないのに訴訟は起こせるんだ…って思ってしまう。時代が違うと言われてしまえばそれまでだが、私も大学生活のうち3年間、奨学金を受けながら学んだ。給付ではなく、無利子でもなく、有利子の貸与であった。ちなみに約款には「連絡なく延滞した場合には一括返済を求める」と明記されていた。大学卒業後10数年かけて完済したが、就職直後は安月給だったし(今も決して高給取りなどではない)毎年年末にまとめ払いするのは楽ではなかった。でも、奨学金のおかげでアパート代が支払えていたことを思えば、感謝こそすれ、不平など言う気にはならなかった。借りたものを返すのは当然のことだと思っていたし、自分が返済しているお金が、次の学生達の奨学金の原資になるとも思っていたからだ。

 この手のニュースでは、「奨学金という名の借金じゃないか」「学生支援機構は悪徳金融会社だ」みたいな論調が多い。でも…それって当たり前じゃないかなあ。返還を求められない奨学金がほしいのであれば、それぞれの大学で優秀な成績を修めて、学校独自の給付奨学金を貰えばいい。それだけの能力がないのであれば、諦めて貸与奨学金を頼るしかない。人生なんて、大抵の場合は「頑張る」か「諦める」の二択である。そこに「ごね得を狙う」なんて選択肢を加えてもらっては困る。また、学生支援機構を金融会社(それもタチの悪い高利貸し)に喩えて腐す人には、「悪徳高利貸しは事情を説明したら支払いを猶予してくれるんですか?」って聞きたい。10年も待ってくれる悪徳業者なんて聞いたことがない。
 
 色々考えるに、やはり借りた側にも落ち度と言うか、問題があったのではないだろうかと思えてくる。借りるときに学生だったから…とかいうのは理由にはなるまい。成人年齢が18歳になり、保護者の同意なく各種の契約ができるようになる。各自の責任でしっかりと約款を読み、契約する責任が発生するのだ。

 奨学金の返済で苦労している人にはムカつく物言いになるかも知れないが、要するに「きちんと返済の見通しを立てること」「本当に必要な額だけ借りること」「自分が借りた額に見合うだけの成果を出せるかどうか冷静に見積もること」「不測の事態に陥ったときは、速やかに所定の手続きを取ること」を心掛ける必要があるだろう。酷い言い方をすれば、それが出来ない人は奨学金の貸与を受けるべきではないということになるのかも知れない。
Posted at 2022/03/15 00:42:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 爺放談 | ニュース
2022年03月13日 イイね!

罰当たり

 仏事に参加し、住職さんから卒塔婆について講話を伺う機会を得た。語源はサンスクリット語の「ストゥーパ(塔)」であることは大学の宗教学で学んだ記憶が残っていたが、五つの刻みが何を意味するのかということは失念してしまっていた。講話中では、五つの刻み一つ一つの意味については触れられなかったので、帰宅後に調べてみたところ、宇宙の生成要素である「地・水・火・風・空」の五つを表すとのことだった。そうそう、講義でも聞いた覚えがある。「孔雀王」や「天空戦記シュラト」などで出てきた呪文「オン・アビラウンケン・ソワカ」の「ア・ビ・ラ・ウン・ケン」が前述の五要素のことだと知ったときは、意味もなく気分が高揚したモノだった。

 閑話休題。卒塔婆についての講話を聞いているとき、昔の特撮番組のことを思い出してしまった。ご存じの方は多くないだろう「シルバー仮面」という番組である。別ブログ(現在は更新終了状態)で12年以上前に話題にしたこともあるのだが、火だるまになった宇宙人の中の人が大やけどを負ったとか、商店街でシルバー仮面が宇宙人を追いかけるゲリラ撮影をしたとか、宇宙人を必殺技ではなく崖から突き落として倒したとか、何かと話題の多い作品である。その作品の中で、シルバー仮面と宇宙人が何故か墓地で戦うシーンがあるのだ。


 画質が悪いのでよく見えないかも知れないが、左側にいるのがシルバー仮面である。そして、剣のようなモノを持って戦っている。しかし、彼にはそのような武器は備わっていない。そう、剣ではなく卒塔婆なのである。もちろん、本当の墓地ではなくセットを組んだのだと思うし、仮に本物の墓地をロケ地に選んだとしても、卒塔婆は小道具として用意したモノだと思う。そうであってほしい。それにしても、何と罰当たりなヒーローであろうか。やれコンプライアンスだ、自主規制だと喧しい現代では、とても制作や放送はできないだろう。

 このシルバー仮面は番組として当たったとは言えなかった(罰が当たったからか?)ようだ。しかし、色々なものに囚われず、勢いで突っ走ってしまうような時代の勢いが感じられなくもない。閉塞感に支配されている昨今、こういうモノをみて笑い飛ばせるような豪快さ、いい加減さも必要なのではないか…なんて思う今日この頃である。
Posted at 2022/03/13 16:58:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 趣味関連 | 音楽/映画/テレビ
2022年03月12日 イイね!

車検証入れ新調

車検証入れ新調 新車購入時にディーラーがくれた車検証入れ、経年劣化で薄汚れ、端っこは反り返ったり裂けたりしてしまっていた。普段目にすることは多くないアイテムだが、車検や定期点検、整備入庫の際にいつも「貧乏くさいな…」と感じるのもいやだったので、Amazonで新しいモノを購入した。最近の車(私の愛車は13年選手だがw)の説明書は妙に分厚くなっており、十分なマチがある車検証入れじゃないと入らない。現物を見られない通販なので少し心配だったのだが、今回買った品物はジャストフィット。メンテナンスノートも一緒にきっちりと収まった。

 今回買った車検証入れの素材はビニールなので、さほど長持ちするモノではなさそうだ。まあ、出し入れを繰り返すわけではないから痛みも少ないだろうし、今の愛車が天寿を全うするまでは心配ない気もする。ただ、色についてはちょっとやっちまった感がある。白だと汚れが目立つし、真っ黒だと色気も何もないと考えてストーンワインにしたのだが…生命保険会社がくれた保険証書入れとお揃いみたいになってしまったのだ。本当はレカロ表皮と合わせて明るいオレンジとかにしたかったのだが、オレンジの車検証って薄っぺらいのしかなかったんだよな。

 ま、容量的には十分満足のいく品物だったので良しとする。保険証書入れっぽいことについても、任意・自賠責保険の証書が入っているんだから問題はないだろう。時間があるときに、パーツレビューにも投稿しようかな…。
Posted at 2022/03/12 03:08:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | さらば三菱 | クルマ
2022年03月11日 イイね!

「忘れない」と「忘れられない」

「忘れない」と「忘れられない」 東日本大震災から11年。「もう11年」と感じるか、「まだ11年」と感じるか…。それは人それぞれであろう。素っ気なく感じられたら許していただきたいのだが、未曾有の大災害であっても現地で激しい揺れや津波に晒された人と、テレビや新聞の報道にしか接していない人では、感じ方が違うのは当然だ。前者は自分事として捉えるだろうし、後者は他人事としてしか捉えられないだろう。ちなみにタイトル画像は2007年の中越沖地震の時のスナップである。

 私は間もなく単身赴任が明けるというタイミングで震災に遭った。新潟市の震度は4とのことだったが、昭和50年代に建設された古いビルで働いていたので、体感的には中越沖地震の時(上越市の震度は6弱)とまではいかないが、中越地震の時(上越市の震度は5弱)と同等以上には感じられた。古いビルだったが、壁面にヒビが入るとか、棚の上から何かが落ちてくるとかいう直接的な被害はなかった。しかし、コンビニからパンや弁当などが姿を消したり、ガソリンスタンドで給油量を制限されたりと、日常生活には色々な影響が残った。テレビでは毎日のように原発事故のニュースが流され、当時の官房長官が「直ちに健康被害は出ない」と繰り返す。CMは「ぽぽぽぽ~ん」ばかりで、なかなか陰鬱な雰囲気であった。しかし、そんなものは現地で被災した人たちからすれば物の数ではなかっただろうけれど。

 あれから11年。毎年3月11日が近付くと、テレビや新聞などのマスメディアは東日本大震災の特集を組む。そして、新たな悲劇を発掘してきて紹介しつつ、あの日を「忘れない」「忘れてはいけない」「風化させてはならない」と繰り返す。もちろん、忘れてしまうことがいいことだとは思わないが、「忘れたくても忘れられない」辛い記憶に苛まれ続けている当事者にとって、繰り返される「忘れてはいけない」という言葉はどう響くのかという視点が欠落してはいないか。中には「自分たちが平凡な毎日を送れていることは幸福なのだということを忘れてはならない」みたいにまとめる人もいる。それも一理あるとは思うが、被災者達は他の人たちに幸福を実感させるために存在するわけではない。自分の心に留めておく分には構わないが、公共の情報媒体で宣言すべきモノではないと思う。私が偏屈であることを差し引いても、誰に向けて、何を伝えようとしているのか分からない震災特集が増えてきているように感じる。

 実際に被災した方々に対して、私ができることなど高が知れている。震災が遺した教訓を無にしないこと、「忘れない!」等と宣言せずに静かに記憶し続けることくらいしかない。だから、そのできることを続けていこうと思う。いつ、私自身が被災者になるか分からないのだから。

 最後になりますが、震災で亡くなった15,900名の方々のご冥福と、被災した全ての方々の安寧を心から祈念します。
Posted at 2022/03/11 20:38:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 爺放談 | 日記
2022年03月10日 イイね!

輪っか

輪っか 先日、CDラックの整理をしていたら、懐かしの8cmCDシングルが30枚くらい出てきた。最古参はTM NETWORKの「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙を越えて)」である。大学の1,2年は北海道で過ごしたのだが、北海道を離れる直前に発売されたナンバーであり、結構思い出深い曲だ。しかし、この8cmCDシングルってのが今となっては扱いにくい。トレイ型のCDプレイヤーで再生する分には問題ないのだが、PCでMP3変換しようとかする場合、ドライブの形状によってはCDシングルアダプター(以下、輪っかと表記する)がないとセットできないことがある。カーステレオでも再生できないケースが多いのではなかろうか。

 この「BEYOND THE TIME」は、若干のバージョン違いが12cmCDにも収録されているのだが、何となくオリジナルを聞いてみたくなった。しかし、間の悪いことに私のミニコンポはCDを認識しなくなっており(オンキヨー製品に多い症状らしい)セットはできても再生できない。おまけに使っているPCはスリムタワーとかでドライブが縦になっているタイプなのだ。かつて幾つも持っていたはずの輪っかは何処に仕舞い込んだのか、引っ越しのどさくさで捨ててしまったのか、一つも見つからない。聴けないとなると意地でも聴きたくなってしまうのは偏屈者の性分。やむなくネットショッピングで輪っかを買うことに…。ってか、強気の値付けにビックリ! 昔買ったときは新品でも300円くらいだったのに、ネットでヒットする商品は軒並み1500円前後である。5倍だよ、5倍!

 所詮は輪っかなのだが、PCとかカーステとかに挿入するものだから、あんまり得体の知れない商品は使いたくない。割り切って中古品に手を出してもいいのだろうが、それでも1000円以下のモノはほとんどない。そんなわけで、トヨタが純正オプションとして用意しているモノを買うことにした。カーステ再生用として販売してくれているらしい。楽天で1,424円だった。トヨタで幾らで販売しているのかは調べないことにする。


 久し振りの輪っか装着に手こずってしまったが、我が家の8cmCDシングル達は再び日の目を見ること(が可能)と相成った。もちろん、一度PCに取り込んでしまえば二度と輪っかをはめることはないのだろうけれどね。取り敢えず、明日はカーステで再生させてみようかと思案中。用賀のアパートで荷ほどきをしていた頃のことを思い出せそうである。
Posted at 2022/03/11 05:43:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 無駄遣い? | 日記

プロフィール

「最終確認を怠った運転手の落ち度は明らか。でもさ、寝転けていて降りない乗客も、もうちょっと気を張っていてほしいなとも思う。ちゃんと起きていて、ボタン押して降りれば誰も傷つかないのだから…。https://x.gd/4LDLZ
何シテル?   09/09 17:14
新潟で白のスポバに乗っています。車ネタを中心に、日々の徒然を綴っていきます。
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