
毎日コロナ感染者の多さが報じられている。私が住む新潟県でも、連日1000人を超える感染者数が出たと喧伝されている。新型コロナが騒がれ始めた頃は、志村けんさんのような芸能人(≒優先的にお金のかかる先進医療を受けられる人)でさえ命を落としてしまう危険な伝染病というイメージだったが、正直、ここまで来るともはや特別な病気などではなく、誰でも罹ってしまう流行病に成り下がった感じがする。それはそれでちょっとホッとするのも事実だ。こんなことを言うと語弊があるかも知れないが、日本人は「みんな〇〇している」という言葉が好きな民族だから…ねw
しかし、マスコミさんは私たちがコロナ慣れすることを快く思っていないようだ。次から次へと不安を煽るような言葉を見つけては報じている。ちょっと前までオミクロン株と騒いでいたかと思えば、BA.5とか言い出し、今度は
ケンタウロスである。いい加減にしてほしい。感染者数を伝える際に「
○曜日としては過去最高」などとも言っているが、要は
過去最高と言いたいだけのこじつけであろう。そのように必死になって感染への恐怖を煽り立てる一方で旅行やグルメ特集を組み、同じ舌でキャンセルに嘆くホテルや飲食店の声を報じたり、医療機関の窮状を報じたりしているのだ。もう、何がやりたいのか意味が分からない。もちろん、だからといって新型コロナを甘く見たりはしない。ほぼ単なる風邪に成り下がったとは言え、
濃厚接触者に迷惑をかけてしまう現状を考えれば、罹らないですむのなら罹りたくはない。いっそ季節性インフルエンザと同じ扱いにしてしまえば、色々なことが一気に解決しそうな気がするのだけれど…。そうできない理由があるのだろうな、きっと。利権なのか、責任回避なのかは分からないが。
今夏は長岡花火、新潟まつり、フジロックなどの大規模集客イベントが行われる。主催者や利害関係者としては待ちに待った開催だろう。また、家にいると息が詰まるというような(私からすれば理解しがたい性癖を持っている)人にとってはストレス発散のいい機会かも知れない。もちろん経済を回すのも大切だろう。願わくは、飲酒&飲食、大声での会話に夢中になり、祭り会場を感染対策失念レストランにするようなことがないよう自重してほしい。多少日数が短縮されたとは言え、濃厚接触者が自宅待機を求められる現状を鑑みれば、好きなことをして罹患した人だけで収まる問題ではないのだ。無論、病気に感染することは罪ではない。そんなことは当然だ。ただ、感染しないように気を付けていて感染したのか、酒飲んでバカ騒ぎしてきて感染したのかで、巻き込まれる側の受け取りは大きく変わるのだから。
…こんなこと言っても無駄なんだろうな。酒を飲めば耳が遠くなって声がでかくなるし、異性といれば発情して声がでかくなるからなあ。
Posted at 2022/07/26 10:57:17 | |
トラックバック(0) |
爺放談 | 日記