先日の日記で紹介したプラナーに比べて鏡胴が細身なので、ちょっと先細りではあるが十分許容範囲内である。何より、60年前のレンズをAFレンズとして運用できるなんて面白すぎる。このレンズを設計した人たちも、予想だにしなかったはずだ。また、このスーパータクマー…というかペンタックスのレンズは、フォーカスリングと絞りリングの回転方向がニッコールと同じ。ニッコールと混在させても戸惑うことがないのは実にありがたいことだ。
現在のところ、我が家にあるカメラでこのスーパータクマーを装着できるのはZ fcだけである。APS-Cフォーマットのカメラだから、約83mm相当の中望遠レンズになる。日常使いするにはちょっと長いけれど、せっかく買ったことだし、積極的に使い倒すことにしたい。
自分自身の備忘録として書いておくが、このレンズは「逆光撮影時に出るフレアやゴーストが魅力」ということになっている。それを出すためには、必然的に画面の中に太陽を入れることになる。一眼レフと違い、ミラーやシャッター膜でセンサーが保護されていないので、調子に乗って太陽に向け続けるとセンサーや周辺部品を焦がしてしまうことがあるのだとか…。気をつけねば!
Z fcの前に、TZM-02(ライカM→NikonZ)とKF-NFM(NikonF→ライカM)の箱が二つ並んでいる。まずTZM-02を装着し、そこにKF-NFMを重ね付けし、更にFマウントレンズを付けることになる。今回はパンケーキレンズの雄45mmF2.8Pを装着した。
AF動作については、純正のモーター内蔵レンズのようなわけにはいかないが、嘗てのDレンズ並の合焦速度はあると感じる。動作音についても気になるほどではなかった。手持ちのFマウントレンズを取っ替え引っ替えしてみたが、重さのあるレンズになると動作が多少しんどそうに感じることもあった。直進ズームも試してみたが、全群繰り出し合焦になってしまうためだろうか、ズーミングするとピント位置が大きくずれてしまった。また、長さと重さのあるレンズだと、どうしてもレンズそのものを保持することになるが、そうすると合焦動作を妨げるような力をかけてしまうことになるかも知れない。やはり、単焦点の小型レンズで使うのが無難かも知れない。そうすれば、単なる色物ではなく、十分に実用的なアイテムになるだろう。
加えて、純正マウントアダプターFTZの間延びした感じの見た目に比べると、こちらの方がメカっぽくて好感が持てる。注目の的であるZfが発売されることだし、NikonもFTZの外装デザインをヘリテージとやらにしてくれないかなと思う今日この頃である。
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