5/14(土)は、どりちんとデンドロさん達とで静岡のスーパーオートバックス浜松で開催されたRE雨宮イベントに行ってきました。
デモカーが2台きてましたが、思ったよりこじんまりとしてました。後から聞いた話だと、元々はコンピューターのイベントだけでスタッフも堀さんオンリーの予定だったらしいでしたが、急遽マフラーなどのパーツも展示する事になり、スタッフも3人に増やしたそうです。
先日Dラーでエンジンのコンプレッション(圧縮)をDラーで測定したら、
エンジン 2年2万5000km
フロント 6.9 7.0 6.7
リヤ 7.0 6.7 6.9
250rpm
という残念な結果が出たことは以前の日記で書きました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/22305241/
その件で堀さんに相談してみました。私は人と話すのが苦手なので、事前にこれまでの経歴をまとめたもの(ブローバイの件など)をレポート用紙に書き出して見てもらいました。すると、まずエンジンの始動性をチェックしましょうという事になりました。
エンジンを始動した後、デチョークしてからエンジン始動もして回転数の針をチェックされていました。エンジンの状態が悪い場合は温間時のエンジン始動が悪いし、デチョーク後のエンジン始動するとアイドリングが安定しないそうです。
診断結果ですが、温間時のエンジンの始動及びデチョーク後のエンジン始動は両者とも問題なし。Dラーで測定したコンプレッションの値のエンジンでは思えないほどエンジンは好調で、今すぐエンジンのオーバーホールする必要性はなく、この調子なら10万km走ることもできる。エンジンのオーバーホールは、始動性が悪いなどコンディションが落ちてからで良い。ただ、サイドポート加工するなら早めにエンジンのオーバーホールをした方が良いとの事でした。
とりあえず、今すぐオーバーホールしないといけないというわけじゃなくてホッとしました。せっかくなので、RE雨宮でのエンジンのオーバーホールの費用や期間について堀さんに聞いてみました。この辺の事については暗黙の了解なのかなかなか表に情報が上がってきませんが書いちゃいますよ。現在のライーザ号のコンディションでの話ですので、その点は注意してください。
オーバーホール予約状況:1ヶ月半~2ヶ月待ち
オーバーホール費用:40~60万(+10万)
オーバーホール期間:1ヶ月~1ヵ月半
今の状態だと交換する部品がきっと少ないので40万ぐらいでオーバーホールできそうですが、実際エンジンを開けてみないとわからないので60万用意すればまず大丈夫との事でした、(+10万)と書いたのは、エンジンオーバーホールの際に工賃がお得になるエンジンマウントやラジエターホース類などのパーツの交換代金分です。なお、サイドポート加工は別メニューです。
あれ、思ったより安い?というのが正直な感想です。REショップでのエンジンオーバーホールは、80~100万ぐらいするのかと思っていたので。オーバーホールの費用ですが、めちゃ高くてボッタクリじゃね?という値段設定をしているショップもあるのも事実なので、費用が安いことに越したことはありませんが、信頼できるところでお願いしたいと思う人が多いはず。でも、今週号のヤンマガの湾岸MIDNIGHT C1ランナーの作品中で、「チューニングショップは技術を売るトコ でも、技術は目に見づらいからお客は金をシブる」というセリフは客の心理の的を得ているのではないかなと思いました。
オーバーホール期間についてですが、ウチはエンジンをポンッと組んで終わりじゃなく、エンジン開けた後にしっかり調べるから時間がかかるとの事でしたが、それにしてもちょっと長いかなって思いました。一例を挙げますと、ナイトスポーツだと2~3週間ですし、レボリューションはもっと短い(最短一泊二日?)。でも、R Magicだとさらに長いので(2~4ヶ月)、それに比べれば短いか・・・。
エンジンオーバーホールした際には、自分のエンジンを開けた状態を是非自分の目で見て写真を撮りたいと思っているのですが、距離的な問題もあり、どこのショップもそれは難しそうです・・・。
エンジンのオーバーホールの話の後、RE雨宮のコンピューターを入れれば、センサーからの入力・出力などをロギングしてチェックする事が可能になるので、エンジンのコンディションが目に見えてわかりますよと勧められる。私の8には既にR MagicのコンピューターであるCPU-8FIL(スピードリミッター解除・電動ファン作動温度設定・燃調補正・点火時期補正・VDI等バルブ類作動ポイント変更)がインストールされているので、RE雨宮のコンピューターのデータを上書きインストールすると、今のR Magicのデータが消えてしまう。
堀さんからRE雨宮のRedom(レドム) A-Typeの話を聞きましたが、なかなか難しい話で知識が少ない私にはあまり理解できませんでしたが(汗、一緒に話を聞いたデンドロによるとかなり凄い事をしているらしい。どうも8のコンピューターにはトルクを制御しているプログラムマップがあるらしく、アクセルをガバッと開けてもトルク制御がかかり、アクセル開度に比例してスロットルをガバッと開けるようにはしないそうです。詳しい事はRE雨宮のページを参照。RE雨宮のHPの各ページのアドレスはCGIにより変動しているページもあるので、ちゃんとリンクできてないかもしれませんが。
http://www.re-amemiya.co.jp/rx_8/detail.php?pid=71
そのレスポンスセーブと呼ばれるプログラムを解析し、レネシスの潜在能力を100%発揮できるようにセットアップしたのがRE雨宮のRedom A-typeだそうで、現在このプログラムを弄っているのはRE雨宮しかありません。ここのプログラムを変更しないと、いくら燃調や点火時期を変えても効果は薄いそうです。今後他のチューニングショップが追従する可能性はありますが、現状では今コンピュータを買い換えるならRE雨宮しかないでしょう。
いろいろ悩みつつ、とりあえずお昼ごはんに。鰻を食べに「加和奈」へ。大変おいしゅうございました。
帰ってくると、RE雨宮のコンピューターをインストールしている人がちらほら。エンジンのコンディションをデータログ上で診断して欲しいという事もあり、意を決して私もRE雨宮のRedom A-Typeを入れる事をしました!R Magic CPU-8FILよ、サラダバー!(さらばだ) 何シテル?の「RE雨宮にしました」はこの事でした。
最近のコンピューターの書き換えは、OBDⅡポートにパソコンを繋げてデータ送信で終了ですが、RE雨宮の場合は堀さんがロギングをしながらのテスト走行をしてチェックしてくれます。
ロギングしたデータを見せてもらいながら説明を受けましたが、ロギングデータ上も異常なしでコンディション良好でした。先日Dラーでのあのコンプレッションの低さはなんだったのか・・・。サーキットをよく走る8だと高回転で当たりがついているから、コンディションは良いのに圧縮が低く出ることがあるそうなので、私はそのケースなのだろうか?今年もスーパーオートバックス名古屋ベイでのイベントを開催するそうで、その際にはRE雨宮のコンプレッション測定装置を持っていくので、是非その時にコンプレッションを測定してくださいと勧められました。リキモリ同時施行で工賃割り引いてくれるなら両方ともしようかな。
今回イベント価格で8万8000円でした。千葉長沼のロータリーイベントの時は7万8000円だったらしいですが、交通費を考えると高くついてしまうし、堀さんのテスト走行つきでしたから今回のイベント価格はお得だと思いました。
最後はさわやかで晩御飯を食べて解散となりました。創業フェア中で大変混んでいましたが、美味しくて満足です。創業フェアは何気に初めてだったり。ウェルカムドリンクは選択を誤りました(笑)
帰り道はインストールしたRedom A-Typeの感触をちょっと確認。R Magic CPU-8FILからの書き換えなので、大きく変わったと断言できるほどの違いは感じられなく、それプラシーボでしょと言われると否定できなかったりします。でも、あの追い風を受けて走っているような感覚、○速の5000-7000rpmの加速でまるでブーストがかかったみたいに後ろからドン!と来る感覚、オグジュアリーポートが開いた直後の加速感はプラシーボではないと思いたい。あんな加速の感覚は今までなかった。アクセルを踏み続けるのをちょっと躊躇するレベル。これとサイドポート加工を組み合わせたらとんでもない加速でしょうね。
8で似たようなタイムの2台のうち1台にRedom A-Typeをインストールして(もう1台はR MagicのCPU-8FIL)、よーいドンでスタートしたら、Redom A-Typeインストール車が明らかに速かったいう話を聞きたことがありますが、ありうる話だと思いました。ただ、Redom A-Typeをインストールしたからといって、サーキットで単純に最高速が上がると言うものではないそうで、そこに至るまでの過程で速くなる可能性はあるとの事でした。
RENESISの真の力を垣間見た気がしました。で、R Magic CPU-8FILとRE雨宮Redom A-Type、どちらが良いって?少なくとも前のR Magic CPU-8FILに戻したいとは現時点では思いません。そういう評価です。
エンジンのコンディションが良好で今すぐオーバーホールをする必要がないとわかってホッとした一日でした。後半駆け足で書き上げましたが、以上で5/14のRE雨宮イベントのレポート終わります。今回特にお世話になったRE雨宮の堀さん、どうもありがとうございました!
今回の日記のフォトギャラリー
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/2591047/photo.aspx
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Posted at
2011/05/17 01:18:50