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ライーザのブログ一覧

2015年05月16日 イイね!

RX-8の定番故障診断コード一覧と補足 その2

RX-8の定番故障診断コード一覧と補足 その2前回のブログの続きです。今回は、ボディー・シャーシ・ネットワーク系のDTCです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/35660056/


■B1427 シートベルト・ワーニング・ライト回路の断線
 検出条件:シートベルト・ワーニング・ライト回路が不良時
 考えられる原因:コンビネーション・メータの不良、コンビネーション・メータ~SASユニット間のコネクタの不良、バッテリ~コンビネーション・メータ間のハーネスの断線または短絡、コンビネーション・メータ~SASユニット間のハーネスの断線または短絡、SASユニットの不良

■B1869 エア・バック・システム・ワーニング・ライト・システム回路の断線(エア・バック・システム・ワーニング・ライト常時点灯)
 検出条件:エア・バック・システム・ワーニング・ライト回路が不良のとき
 考えられる原因:コンビネーション・メータの不良、コンビネーション・メータ~SASユニット間のコネクタの不良、バッテリ~コンビネーション・メータ間のハーネスの断線または短絡、コンビネーション・メータ~SASユニット間のハーネスの断線または短絡、SASユニットの不良

■B1994 運転席側サイド・エア・バッグ・モジュール・システム回線の抵抗大
 検出条件:運転席側サイド・エア・バッグ・モジュール回路の抵抗値が1.4~3.2Ω以外のとき、運転席側サイド・エア・バッグ・モジュール~SASユニット間のハーネスが不良のとき
 考えられる原因:運転席側サイド・エア・バッグ・モジュール~SASユニット間のハーネスの断線または短絡、運転席側サイド・エア・バッグ・モジュールの不良、SASユニットの不良

■B2434 運転席側フロント・バックル・スイッチ回路アース側の短絡
 検出条件:運転席側フロント・バックル・スイッチ回路が不良のとき
 考えられる原因:運転席側フロント・バックル・スイッチ~SASユニット間のコネクタの不良、運転席側フロント・バックル・スイッチ~SASユニット間のハーネスの断線または短絡、運転席側フロント・バックル・スイッチの不良、SASユニットの不良


■C1093 DSC OFFスイッチ系統
 検出条件:DSC OFFスイッチからの信号が5秒以上連続してON状態を検出したとき
 フェイル・セーフ:DSC制御、TCS制御を中止し、DSCインジケータ・ライト、DSC OFFライトを点灯させる
 考えられる原因:運転者が5秒以上DSC OFFスイッチを押した状態を続けたとき、DSC HU/CU AP端子~DSC OFFスイッチ C端子間ハーネスのGNDショート、DSC OFFスイッチの不良

■C1994 DSC制御系統
 検出条件:前輪に対してDSC制御が10秒以上続いたとき、DSC制御中、4輪に対して増圧作動が行われない状態が1.3秒以上続いたとき
 フェイル・セーフ:ABS制御、DSC制御、TCS制御を中止し、ABSワーニング・ライト、DSCインジケータ・ライトを点灯させる
 考えられる原因:DSC HU内部ソレノイド・バルブ保護のため、DSCの長時間連続制御を禁止するもので、故障ではない


■U0073 コントロール・モジュール通信エラー、EPSコントロール・ユニット通信エラー、TCM通信エラー、キーレス・ユニット通信エラー

■U0121 ABS HU/CUまたはDSC HU/CUとの通信エラー

■U0155 コンビネーション・メータとの通信エラー

■U1900 CANシステム通信エラー

■U2516 ユニット送信エラー
Posted at 2015/05/17 00:00:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | OBDII | 日記
2015年05月11日 イイね!

RX-8の定番故障診断コード一覧と補足 その1

RX-8の定番故障診断コード一覧と補足 その1以前にWeb上で見かけたRX-8の故障診断コード(以下、DTC)についてまとめて一覧にしたブログを書きましたが、今回はパワートレイン系のDTCの内容についてもう少し詳しく紹介したいと思います。
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/29143168/


■P0031 フロントO2センサ・ヒータ制御系統:電圧低い
 検出条件:フロントO2センサ・ヒータをOFFにしているのも関わらず、フロントO2センサ・ヒータ制御電圧がバッテリ電圧の25%以上の場合
 フェイルセーフ:燃料フィードバック制御を停止する
 考えられる原因:フロントO2センサ・ヒータの不具合、コネクタ・端子の不具合など

■P0037 リヤO2センサ・ヒータ制御系統:電圧低い
 検出条件:リヤO2センサ・ヒータをOFFにしているのも関わらず、リヤO2センサ・ヒータ制御電圧が57%以上の場合
 考えられる原因:リヤO2センサ・ヒータの不具合、コネクタ・端子の不具合
 補足:私の8でこのDTCが出た事があります。エンジンチェックランプ(エンジン警告灯、以下MIL)が点灯するタイミングはエンジンを始動して数秒後で、MILを消去しても同じタイミングで必ず点灯しました。新品のO2センサー(N3H3-18-861B 10,500円)に交換したら直りましたが、原因は02センサーのヒーター制御の断線でした。これは私の推測ですが、エンジンオーバーホールした車両だと一ヶ月以内にこのDTCが出やすい傾向があります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/32081428/

■P0123 スロットル・ポジション・センサ No.1 系統:高入力
 検出条件:スロットル・ポジション・センサ No.1 電圧が4.8V以上の場合
 フェイル・セーフ:アクセル・ペダル開度に上限を設定し、出力を制限する
 考えられる原因:スロットル・ポジション・センサ No.1の不具合、コネクタ・端子の不具合、スロットルボデーのハーネスの断線・GND系統への短絡

■P0131 フロントO2センサ系統:電圧低い
 検出条件:フロントO2センサ電圧が1.8V以下、またはフロントO2センサ出力電流が-5mA以下の場合
 フェイル・セーフ:燃料フィードバック制御を停止する
 考えられる原因:フロントO2センサの不具合、コネクタ・端子の不具合

■P0138 リヤO2センサ系統:電圧高い
 検出条件:リヤO2センサ電圧が1.2V以上の場合
 考えられる原因:リヤO2センサの不具合、コネクタ・端子の不具合

■P0139 リヤO2センサ系統:応答遅れ
 検出条件:燃料カット制御を実行時、リヤO2センサ電圧が反転するのに要する時間を測定し、その平均時間が規定値以上の場合
 考えられる原因:リヤO2センサの不具合、コネクタ・端子の不具合、燃圧の異常、排気の漏れ、パージソレノイドバルブの不具合、バキュームホースの配管不良、キャタリストコンバーターの不具合、2次エア噴射制御の不具合、エンジン内部損傷
 補足:後期型でRE雨宮 スポーツキャタライザー装着車両は、同DTCを検出する事がある。対策済みの雨宮キャタであっても完全には解決されていない

■P0171 燃料噴射制御系統:空燃比リーン
 検出条件:燃料フィードバック制御を実行している場合、燃料フィードバック補正量と燃料学習補正量の和が規定値以上の場合
 考えられる原因:フロントO2センサの不具合、排気の漏れ、吸気の漏れ、パージソレノイドバルブに接続されるバキュームホースの配管不良、エアフロセンサの不具合、フューエルポンプ制御の不具合、燃圧の以上、点火装置系統の不具合、エンジンの圧縮圧力の異常、フロントO2センサ・ヒータの不具合、パージソレノイドバルブの不具合、フューエルインジェクタの不具合、ガス欠、粗悪燃料の使用、失火
 補足:ターボ化などでサブコンを装着している車両だと出やすい。社外エアクリーナーを装着している車両で同DTCを検出した場合には純正エアクリーナーに戻すと直ることがある。また、レーダー探知機をOBDII接続していると同DTCを検出することがある。

■P0172 燃料噴射制御系統:空燃比リッチ
 検出条件:燃料フィードバック制御を実行している場合、燃料フィードバック補正量と燃料学習補正量の和が規定値以下の場合
 考えられる原因:フロントO2センサの不具合、排気の漏れ、吸気の漏れ、パージソレノイドバルブに接続されるバキュームホースの配管不良、エアフロセンサの不具合、フューエルポンプ制御の不具合、燃圧の異常、エンジンの圧縮圧力の異常、フロントO2センサ・ヒータの不具合、パージソレノイドバルブの不具合、フューエルインジェクタの不具合、失火
 補足:ターボ化などでサブコンを装着している車両だと出やすい。A/Fセンサー(フロントO2センサー)やエアフロセンサーの故障。コレクタータンクの故障。また、OBDIIポートに水温計などの機器を接続していると同DTCを検出することがある。

■P0301 フロントロータ失火
■P0302 リヤロータ失火

 補足:点火系のトラブルで同DTCが検出される事がある。イグニッションコイル交換で直った車両もいる。P0301については、後期型でオグラメタルクラッチや250Lightなど軽量クラッチに交換していると同DTCを検出することがある。

■P0335 エキセントリック・シャフト・ポジション・センサ系統:回路異常
 検出条件:吸入空気量が2g/s以上であるのにも関わらず、エキセントリック・シャフト・ポジション・センサ信号が入力しない場合
 フェイル・セーフ:エンジンを停止する
 考えられる原因:エキセントリック・シャフト・ポジション・センサの不具合、コネクタ・端子の不具合、エキセントリック・シャフト・ポジション・センサのハーネスの断線・GND系統への短絡、エキセントリック・シャフト・ポジション・センサへの金属片の付着

■P0351 イグニッションコイル (T/F) 系統:回路異常
 検出条件:イグニッションコイル (T/F) をONしている時、イグニッションコイル (T/F)制御電圧が規定値を外れる場合
 考えられる原因:イグニッションコイル (T/F) の不具合、コネクタ・端子の不具合、イグニッションコイル (T/F) ~PCM端子間ハーネスの断線・GND系統への短絡
 補足:RX-8でMIL点灯だとイグニッションコイル破損である率が高い。L:リーディング、T:トレーディング、F:フロント、R:リヤ。T/R破損:P0352、L/F破損:P0353、L/R破損:P0354。イグニッションコイルは1本だけでなく4本とも交換がお勧め。MIL点灯しなくても5万km毎に新品交換を推奨。

■P0410 2次エア噴射制御系統:システム異常
 検出条件:2次エア噴射制御を実行しているのにも関わらず、フロントO2センサ出力電流が規定値以上の場合
 考えられる原因:2次エア噴射制御の不具合
 補足:エアフロセンサーの不良/汚れが原因で同DTCを検出する事があるので、エアフロセンサーのチェックを推奨。また、触媒崩壊している恐れあり。
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/30346191/

 また、後期型にLEG製パワーエキマニ50を装着すると、同DTCが点灯する事がある。原因としては、2次エアポンプに送る配管が細すぎる事が考えられる。

■P0420 キャタリスト (触媒) コンバータ系統
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/29176227/

 補足:後期型でエキマニ・キャタライザーを社外品に交換している車両での発生率が高い。また、後期型で同DTCが繰り返し点灯する場合は触媒崩壊している可能性あり。


■P0562 システム電圧:電圧低い
 検出条件:バッテリ電圧が2.5V以下の場合
 考えられる原因:バッテリーの不具合、コネクタ・端子の不具合、バッテリー端子~PCM端子間ハーネスの断線・GND系統への短絡・フューズの損傷

■P0610 PCM・コンフィグエラー
 検出条件:PCMに車両固有情報が正しく登録されない場合
 考えられる原因:PCMが正しくコンフィグレーションされていない
 補足:このDTCが検出される車両のほとんどが○○○らしい。某パーツを交換してアレすれば直るケースもあるようだが・・・。

■P0661 SSV ソレノイド・バルブ系統:電圧低い
 検出原因:SSVソレノイド・バルブをOFFにしているのにも関わらず、SSVソレノイド・バルブ制御電圧が5.8V以下の場合
 考えられる原因:SSVソレノイド・バルブの不具合、コネクタ・端子の不具合、メイン・リレー~SSVソレノイド・バルブ間ハーネスの断線・GND系統への短絡、SSVソレノイドバルブ~PCMハーネスの断線・GND系統への短絡など

■P0662  SSV ソレノイドバルブ系統:電圧高い
 検出条件:SSVソレノイド・バルブをOFFにしているのにも関わらず、SSVソレノイド・バルブ制御電圧が11.5V以上の場合
 考えられる原因:SSVソレノイド・バルブの不具合、コネクタ・端子の不具合、SSVソレノイド・バルブ B端子~PCM 1L端子間ハーネスの電源系統への短絡

■P0850 ニュートラルスイッチ入力系統:回路異常
 検出条件:車速が30km/h以上の走行を8回繰返しているにも関わらず、ニュートラル・スイッチ信号が切換わらない場合
 考えられる原因:ニュートラル・スイッチの不具合、コネクタ・端子の不具合、ニュートラル・スイッチ~PCM間ハーネスの断線・GND系統への短絡
 補足:8のDTC定番の一つ。ハンチングの症状が出る事がある。ニュートラルスイッチの接触不良が原因で、同パーツの交換で直る事が多い。

■P2122 アクセル・ペダル・ポジション・センサ No.1 系統:低入力
 検出条件:アクセル・ペダル・ポジション・センサ No.1 電圧が0.3V以下の場合
 フェイル・セーフ:アクセル・ペダル開度に上限を設定し、出力を制限する
 考えられる原因:アクセル・ポジション・センサ No.1の不具合、コネクタ・端子の不具合、アクセル・ペダル・ポジション・センサ~PCM間ハーネスの断線・GND系統への短絡
 補足:後付のスロットルコントローラーが原因の可能性が高い

■P2257 2次エア噴射ポンプ・リレー制御系統:電圧低い
 検出条件:2次エア噴射ポンプを作動していないにも関わらず、2次エア噴射ポンプ・リレーの制御電圧が5.8V以下の場合
 考えられる原因:2次エア噴射ポンプ・リレーの不具合、コネクタ・端子の不具合、メイン・リレー C端子~2次エア噴射ポンプ・リレー A端子間ハーネスの断線・GND系統への短絡、2次エア噴射ポンプ・リレー E端子~PCM 40端子間ハーネスの断線・GND系統への短絡
 補足:ターボ化などでサブコンを装着している車両だと出やすい

■P2259 2次エア噴射ソレノイド・バルブ制御系統:電圧低い
 検出条件:2次エア噴射ポンプを作動していないにも関わらず、2次エア噴射ソレノイド・バルブ制御電圧が5.8V以下の場合
 考えられる原因:2次エアソレノイド・バルブの不具合、コネクタ・端子の不具合、メイン・リレー C端子~2次エア噴射ソレノイド・バルブ A端子間ハーネスの断線・GND系統への短絡、2次エア噴射ソレノイド・バルブ B端子~PCM 10端子間ハーネスの断線・GND系統への短絡
 補足:VDIソレノイドバルブ、SSVソレノイドバルブ、2次エア噴射ソレノイドバルブの3種類+約1,000円で3つのソレノイドバルブが同梱されているベンチレーションキットが購入できる

■P2270 リヤO2センサ系統:リーン固着
 検出条件:ある条件が成立している時、40秒間リヤO2センサ電圧が0.9V以上の場合
 上記のある条件 → 燃料フィードバック補正量:-20~20%、燃料学習補正量:-15~15%、目標空燃比フィードバック制御:制御実行中、冷却水温:70℃以上、エンジン回転数:1,500rpm、吸入空気量:10g/s以上
 考えられる原因:リヤO2センサの不具合、燃料フィードバック制御の不具合


 DTCの設定がありエンジンブローに直結する部品なのに全然MIL点灯しないのが、前期車両のメタリングオイルポンプ制御系統(P1682~1688)。エンジンブローの原因になったケースでも、同DTCによるMIL点灯は聞いた事がありません。どうやら、前期型の場合は機能しなくなるぐらいに壊れないとMIL点灯しないっぽいです。前期車両でエンジンオーバーホールする際は、メタリングオイルポンプ、メタリングオイルチューブ、コネクターボルト(オイルジェット)の新品交換はマストです。
Posted at 2015/05/12 00:00:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | OBDII | 日記
2014年01月08日 イイね!

DTC P0037の原因と対処方法

DTC P0037の原因と対処方法遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新年最初のブログですが、年を持ち越したトラブルであるエンジン警告灯(Malfunction Indicator Lamp、以下MIL)の件です。まず、今回のMILが点灯した時の状況を説明します。

01)MSV純正キャタライザーの触媒崩壊が発覚した為、社外品に交換
02)ショップにストックしてあった中古のO2センサーに交換
03)NEWエンジン載せ替え後、12/31にスパ西浦でシェイクダウン(初の全開走行)
04)走行中はMIL点灯せず
05)走行が終わり、ピットで5分ほどアイドリングした後にエンジンをOFF
06)後片付けを行い、タイヤの空気を補充する為にエンジンを始動した直後にMIL点灯
07)ELM327互換アダプタとTorque Proのアプリを使い、DTC(故障診断コード)をスキャン
08)DTC P0037(Rear HO2S heater control circuit low)を検出
09)Torque Proの機能を使い、MIL消去
10)走行中にMIL点灯せず
11)エンジンを切り、次にエンジン始動した直後にMIL点灯
12)MIL消去後も同じタイミングでMIL点灯



■ヒーター付きのO2センサー

DTC P0037の内容ですが、前回のブログでも書きましたように、後ろ側(触媒側)の02センサーの故障です。もっと詳しく書くと、O2センサーのヒータ系の断線です。O2センサーは、排気ガス中の残存酸素濃度を測定するセンサーですが、このセンサーはある一定以上の温度(O2センサーは約300度、A/Fセンサーは約600度)にならないと作動しません。そこで、電熱ヒーターをセンサー内に設けて温度を上げる仕組みとなっています。そして、このヒーターが断線するとMILが点灯するようになっているのですが、エンジン始動直後にO2センサーのヒーター電源ONの信号を送るもヒーター断線により通電にならず、今回DTC P0037のMILが点灯したわけです。


■新品のO2センサーに交換

故障箇所が特定できましたが、O2センサー内の断線の修理はほぼ無理ですので、Dラーに新品のO2センサーを注文しました。

N3H3-18-861B  O2センサー  10,500円(5%税込)

1/3(金)の午前中にDラーで注文 → 1/4(土)の午後に到着&受け取り → 1/5(日)に交換

今回の作業も敏腕メカニックにお願いしました。交換後、エンジンを始動してもMILは点灯しなくなりましたので無事直りました。

【整備手帳】 DTC P0037により新品のO2センサーに交換
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/2610802/note.aspx


■ヒーター断線の確認

DTC P0037のMILは消えましたが、本当にヒーターが断線しているのか確認してみる事に。8のO2センサーの配線は4本で、その内2本がヒーター。8のO2センサーはデンソー製で、配線の色が黒・黒・白・青。この場合だと、信号線が青、信号アースが白、ヒーター電源が黒、ヒーターアースも黒である事から、黒同士の抵抗を測定すれば断線しているかどうかチェックできます。なお、ヒーターの抵抗値は3~15Ω、他の配線の組み合わせで∞Ωが正常値です。

まずテスタを使って黒同士の抵抗値を測定したところ∞Ωでした。念の為、他の配線の組み合わせを調べましたが、全部∞Ωでした。別のテスタに交換してチェックしても同じ結果でしたので、ハードウェア的にもヒーター断線を確認する事が出来ました。

【整備手帳】 ヒーター断線したO2センサーを検証
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/car/488014/2610803/note.aspx


以上でDTC P0037の検証を終わります。
Posted at 2014/01/08 00:00:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | OBDII | 日記
2013年12月31日 イイね!

2013年のライーザ号進化とスパ西浦走り納めオフ

2013年のライーザ号進化とスパ西浦走り納めオフ2013年も後2時間となりました。今年はとにかく車両をあちこち修理した年でして、オーバーホール済みのエンジン載せ替えという一大作業を行いました。

ミッション交換(中古) → クラッチ交換(EXEDY CARBON-D)→ 車高調オーバーホール(K-OneでオーリンズDFVの仕様変更)→ エンジン載せ替え(中古エンジンをオーバーホール)

今年だけで車にいったいどれだけお金を使った事やら・・・。まだ直さないといけない箇所があるので、来年もお金がかかりそうです・・・。

また、今年のサーキット走行を振り返ると、

・2013/01/20 新春 鈴鹿ゴールデントロフィーレース in 鈴鹿サーキット 東コース
・2013/02/03 エイトリアンカップ in TC2000
・2013/02/09 フリー走行 in スパ西浦モーターパーク
・2013/02/23 エイトリアンカップ in 岡山国際サーキット
・2013/04/04 鈴鹿ドライビングレッスン in 鈴鹿サーキット フルコース
・2013/05/08 鈴鹿ドライビングレッスン in 鈴鹿サーキット フルコース
・2013/12/31 フリー走行 in スパ西浦モーターパーク


・鈴鹿サーキット:3回
・スパ西浦モーターパーク:2回
・筑波サーキット:1回
・岡山国際サーキット:1回
合計:7回


エンジン載せ替えの影響で、例年と比べると少なめでした。



今日はエンジン載せ替え後のシェイクダウンでスパ西浦を走ってきました。9時枠に先週のエイトリアンカップ筑波で見た事がある車両が走っているなと思ったら、M崎@GDRさんNA6発@G.D.Rさんtane_K@G.D.Rさんが遠征で来られて走行してました。その後、11時枠も走られるという事で、同じ枠でご一緒しました。

今回の走行後にエンジンを始動したらエンジンチェックランプが点灯。OBD2アダプタとAndroidアプリ「Torque Pro」で故障診断コードをスキャンしたら、

P0037 - パワートレイン
HO2S Heater Control Circuit Low (Bank 1 Sensor 2)
O2センサヒータ制御系統 電圧低い



失敗ログレポート by Torque for Android
=================================================
車両 VIN:SE3P11****
車両製造メーカ:未定義
車両調整ID:N3K4EC000*******
現在の失敗ログ
------------------
P0037: HO2S Heater Control Circuit Low (Bank 1 Sensor 2)
待機中 失敗ログ
------------------
ECU reports no pending faults
失敗ログ履歴
------------------
ECUは、失敗コードが記録されていないと応答しました
Other discovered fault codes
(possibly pending, current or manufacturer specific)
----------------------------------------------------
ECU reports no other fault codes logged
レポート終了.


DTC P0037 Rear HO2S heater control circuit low

DETECTION CONDITION

• The PCM monitors the rear HO2S heater control voltage when the PCM turns the
rear HO2S heater off. If the control voltage exceeds 57 % of the battery voltage,
the PCM determines that the rear HO2S heater control circuit voltage is low.
Diagnostic support note
• This is a continuous monitor (HO2S heater).
• The MIL illuminates if the PCM detects the above malfunction condition in two
consecutive drive cycles or in one drive cycle while the DTC for the same
malfunction has been stored in the PCM.
• PENDING CODE is available if the PCM detects the above malfunction condition
during the first drive cycle.
• FREEZE FRAME DATA is available.
• The DTC is stored in the PCM memory.

POSSIBLE CAUSE

• Rear HO2S heater malfunction
• Connector or terminal malfunction
• Short to power supply in wiring harness between rear HO2S terminal D and PCM
terminal 2A
• PCM malfunction


U1900 DYNAMIC STABILITY CONTROL (DSC)

・Error is detected in transmitted data in CAN communication.
・CAN initialization is failure.
・Data written to CAN main memory and those read from are not consistent.

FAIL-SAFE

・Inhibits TCS control and DSC control, and illuminates DSC indicator light.

POSSIBLE CAUSE

・Malfunction in communication line between PCM, TCM, instrument cluster, and steering angle sensor
・Malfunction in PCM, TCM, instrument cluster, or steering angle sensor
・Poor connection at connectors (female terminal)


後ろ側(触媒側)のO2センサーの故障・断線・接触不良のようです。「Torque Pro」を使ってエンジンチェックランプを消去しましたが、エンジン始動したらまた点灯してしまいました。

N3H3-18-861B  O2センサー  10,500円



年末年始でDラーはお休みなので、年明けたら注文しようかと思ってます。これで解決すると良いのですが・・・。


今年も8仲間と楽しく過ごすことが出来ました。来年もよろしくお願いします。
Posted at 2013/12/31 22:00:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | OBDII | 日記
2013年06月17日 イイね!

DTC P0410の原因究明

DTC P0410の原因究明某所に入庫中の友人の8(MC前の前期型)、突如エンジンチェックランプが点灯しました。車両のOBDIIコネクタに手持ちのELM327互換アダプタを差し込み、AndroidスマホのTorque Proを起動、故障診断コード(DTC)を確認しました。

関連ブログはこちら。

■スマホでエンジンチェックランプ点灯時の故障コードを確認
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/24276879/

■Torque Proで故障診断コード(DTC)を確認
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/29103715/


今回の診断結果は、

!CURRNT FAULT  P0410 パワートレイン
Secondary Air Injection System



「故障診断コード ハンドブック 平成24年版 自動車公論社」の本によると、

P0410 2次エア噴射制御系統 システム異常

との事。

関連ブログ ■目指せ、故障診断コード(DTC)マスター?
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/29143168/


今回2次エアポンプの脱着の作業があったという事で、それがDTC P0410の原因かもしれないという話でした。

RX-8でDTC P0410についての情報を集めてみると、エアフロセンサーの不良/汚れが原因で同DTCが表示されたという事例がありました。その情報を元にエアフロセンサーを確認してみたところ、実際にエアフロセンサーが汚れていました。エアフロセンサーを洗浄してTorque Proでエンジンチェックランプを消去したところ、再点灯しなくなりました。

DTC P0410についてはいろいろ原因があるようですが、まずはエアフロセンサーを外して目視してみるのがよいかと思います。エアフロセンサーの洗浄につきましては、先ほどみん友になりましたyokunさんの整備手帳に詳しくて丁寧な解説がありますので、そちらをご覧下さい。本人様よりリンクの許可を頂いております。
https://minkara.carview.co.jp/userid/809663/car/685750/1345960/note.aspx

なお、今回DTC P0410が表示された車両につきましても、ご本人の許可を得てこの日記を書いております。

【追記】
触媒崩壊で同DTCが検出されたという情報あり。
Posted at 2013/06/17 00:00:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | OBDII | 日記

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「久しぶりにこちらに投稿。KeePer LABOでWダイヤモンドキーパーのコーティングメンテナンスに出してきました。今回はBメンテナンスとフロントガラス撥水コーティングをお願いしました。愛車が綺麗になって大満足。いつも綺麗にしてくれてありがとうございます。」
何シテル?   07/14 14:11
中部地区でRX-8に乗っています。よろしくお願いします。
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