ENDLESS MX72
ENDLESS MX72
温度域:50~700℃
材質:セラミックカーボンメタル
http://www.endless-sport.co.jp/brake_pad/mx72/index.html
今までのブレーキパッド使用歴:純正(初期型) → AutoEXE ストリート用 → ENDLESS SS-M → ENDLESS CC-X → ENDLESS TYPE R → ENDLESS TYPE R → SEI CS → R Magic CSP → ENDLESS MX72
現在廃盤となった同社のCC-X後継というメーカー位置づけであるが、CC-Xも使ったこともある私からすると、初期制動力が強いCC-Xと比べ、ずいぶんと印象が違う。それ故、CC-XのつもりでMX72を使ってみると、CC-Xとは似つかない特性だと感じるオーナーも出てくるだろう。だが、CC-Xは初期制動力が強い・コントロール性イマイチ・ブレーキダスト多いというインプレの私に対し、初期制動力は普通・コントロール性が良い・純正(初期型)に比べるとブレーキダストが少ないという私と反対のインプレをしている方も見えるので、一概にMX72はCC-Xとは別物とは言い切れない。ちなみにその方とは、CC-Xはブレーキパッドの減りが遅いという意見については私と一致している。
MX72は同社のTYPE Rと特性が似ていて、TYPE Rと比べると制動力の立ち上がりが若干強く、もう少しサーキット走行重視にしたというのが私の印象。ただ、温度域・材質といったスペック的にはMX72の方がハード走行向けなのに対し、同社のHPの商品の解説を見るとTYPE Rの方がハード走行向けとなっていて、どちらの方がよりサーキット走行向けなのか不明である。
ENDLESS TYPE R
温度域:0~650℃
材質:ノンアスベスト
http://www.endless-sport.co.jp/brake_pad/index.html
MX72の細かいパラメータを10点満点で評価すると、
価格:4
温度域:7
初期制動力:5
奥まで踏んだときの制動力:7
コントロール性:7
ダストの量:3
鳴き:5
街乗り快適性:7
効力(ミニサーキット):9
効力(フルサーキット):7
今まで使用した数種類のスポーツブレーキパッドの各パラメータを数値化してレーダーチャートにしたのが写真の図である(CSPは温度域が公表されていないので0とした)。図にはないが、MX72の問題点は耐久度。TC2000×1、FSW SC×1、SNMP×1だけでかなり減ってしまい、新品のブレーキパッドに交換することになった。まだ同社のTYPE Rの方が減りが遅かった。ただ、今回の私の場合、MX72に交換してから使用していないブランクの期間があったので、その影響でブレーキパッドの劣化が進み、消耗が激しくなった可能性がある。なので、耐久度については他の方のMX72のインプレを参考にして頂きたい。
MX72はスポーツ走行向けのブレーキパッドとしてオードソックスな特性を持ちバランスが良い。これからサーキット走行しようと思っているけどブレーキパッドをどうしようと迷っているオーナーや、スポーツ走行向けブレーキパッドを購入したいけど、たくさん種類が合ってどれを選んだらいいのかよくわからないといったオーナーといった初級~中級クラスの方に特にお勧めしたい。鈴鹿サーキット 国際レーシングコースや富士スピードウェイ レーシングコースなどフルコースをメインで走られる方は、温度域800℃以上のブレーキパッド(ENDLESS CC-Rgなど)をお勧めする。
関連情報URL:www.endless-sport.co.jp/brake_pad/mx72/index.html
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