エバポレータ洗浄

エアコンフィルター部より薬剤を散布・噴霧するので、

まずはグローブBOXを外します。

エアコンフィルターのカバーを外します。

エアコンフィルターを取り出します。

延長のノズルをセットします。

延長ノズルの先端を、
エアコンフィルターを挿入していた箇所へ入れます。

中にブロアファンが見えますので、
その中央を狙ってセットするのが良いでしょう。

吹き出し温度を最低("Lo"を表示)、
吹き出し位置をVENT(顔面)、
風量最大、内気循環にします。

写真では既に"A/C"をONしていますが、施工始めはA/C OFF がオススメです。

エアコンを上記のセットができたら、
スプレー缶より液剤を噴霧させます。
缶のノズルを90°ひねると、噴霧したままで固定できます。

噴霧が始まったらA/C ONにします。

外気温、スプレー缶の温度にもよりますが、５～10分ほどで全量噴射します。液剤の出が悪い場合には、缶を振ったり温めると良いです。

液剤を完全に出し切ったら、
エアコンはそのままで、エアコンフィルターを取り付けて車両を復元します。

エアコンのドレーンより凝縮水(結露して排水される水です)が多量に出て、車室内に吹き出すニオイがある程度落ち着いたら(約15分程度)、

施工・作業完了となります。

必要に応じて、メンテナンスノートへ記載するなど記録すると尚良いでしょう。

なお、今回はエアコンフィルターは交換せず再使用していますが、

本施工と同時にエアコンフィルターの交換が推奨されています。

コレで、今季の夏にエアコン(冷房)を使用しても、あの独特のニオイから解放されることとなるでしょう。(＾＾)