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VAB-102のブログ一覧

2024年02月18日 イイね!

HGUCバーザム「レジオン鹵獲仕様」

年明けから作ってはおりましたが、モチベーションが上がらず(読書に注力したりFGOのコラボイベントで忙しかった)完成が遅れたHGUCバーザム「レジオン鹵獲仕様」のレビューです。

キットはプレミアムバンダイ限定で、現在は販売されていません。バーザム自体の初出は「機動戦士Ζガンダム」の物語後半でティターンズの新型量産機として登場しており、新型機が出てきた事で相対的に性能が低下していたハイザックやジムII、高性能ながら製造メーカーとの政治的関係で供給が不安定なマラサイなどを代替するティターンズ専用の新型主力機という設定で登場しました。ただ、当時公開された2枚の設定画では技術的なつながりが分かりにくいMSで、ジムともザクとも異なる異形の機体でしたし、劇中でも大した活躍もない「モブMS」の一つで、続編である「機動戦士ガンダムZZ」では全く登場しない事もあって、存在感がイマイチなMSです。のちに「ガンダムセンチネル」で「ガンダムMk-IIをベースに設計が行われた」という設定が公開となったり、放送当時にコミックボンボンで連載されていたコミカライズ版などからガンダムMk-IIとの技術的なつながりが明らかになった事もあって一部のファンからは人気が出たりしましたが、キット化には恵まれず初のプラモデル化(それまではガレージキットやアクションフィギュアやSDガンダムでの商品化はありました)となったのは2017年になってから。この後にガルバルディβもキット化された事で「機動戦士Ζガンダム」にてキット化されていないのはボリノーク・サマーンだけとなりました。今回製作したキットは「機動戦士Ζガンダム」の公式外伝として展開している「アドバンスド・オブ・ゼータ(以下AOZ)」版で、一応設定としてはアニメ本編に出たのは戦時急造型で、正式な生産型がAOZ版となり、その機体が火星に逃れていたジオン残党に鹵獲されて運用されたのが今回作った「レジオン鹵獲仕様」となります。
公式外伝については下記リンクをご参照ください。
https://hobby.dengeki.com/aoz/illust/reboot05/

さてキットの方を。いつも通り整形色を活かしつつ部分塗装や墨入れを行っています。まずは正面から。

AOZ版が通常版と異なるのが胸部の装甲周り。ここが違うだけでかなり印象が異なりました。全体にモサッとしか感じが無くなりスレンダーになったと思います。

続いて背面。

ここはオリジナルとの違いはそれほどありません。脚部に取り付けられているのは火星での運用に必要なホバー走行用のユニットになります。メインのバーニアはガンダムマーカーのシルバーで塗装してみました。

脚部のホバーユニットは下の写真の通りに展開可能。

宇宙世紀のガンダム世界における火星はテラフォーミングされている訳ではなく、居住者の多く(そのほとんどが地球から逃れてきたジオン残党かティターンズ残党、後は行く宛のない難民)は地下かシールドされたコロニーに住んでいるので、大気の薄い火星で使うには取り込んだ空気だけでホバー走行はできないでしょうから、自機の熱核融合炉から出る排熱も利用していると思われます。

バーザムと言えば「謎の股間」。

雑誌「モデルグラフィックス」の2017年8月号に掲載されたバーザムをデザインされた方の説明では「メガランチャー用のエネルギーコネクター」とされており、一般販売されているキットやAOZ版でもティターンズ仕様ではそういうモールドになっているんですが、このレジオン鹵獲仕様では何の用途なのか分からなくなっています。多分、姿勢制御バーニアだと思われるんですが・・・はて?

AOZ版バーザムと言えば特徴的な「ドラムフレーム」も部分的に再現。

ティターンズ独自のMS開発計画「TR計画」で開発されたティターンズMS共通の骨格フレームで、内部に共通の脱出ポッド「プリムローズ」を格納しています。このドラムフレームを使って各パーツを組み合わせる事で究極の汎用性を手に入れようと言うのが「TR計画」なんですが、その辺は公式HPをご覧ください。

キットはバーザムの設定画をベースに現代風にアレンジはされていますが、あの独特の「異形感」は見事に再現されており、一般的なMSとは異なるバーザム独特のデザインを楽しめました。一方でデザイン上の制約から股関節の可動範囲が狭く特にロール方向にはほとんど動きません。その為「ガシッと足を開いたポーズ」が出来ないのは注意点です。整形色の色分けも完璧ですが、一方で問題も・・・。

製作途中の写真ですが、膝のダクトが深すぎて墨入れペンが全く入りません。以前のヘイズルの時みたいにパーツの一部をカットして、塗装後に再接着も考えたんですが、ここ真正面からよく見えるパーツなんでそれをやると切断面が見えてしまうので断念しました。なんとかペンをねじ込んで墨入れした後に消しペンではみ出した部分を丁寧に拭いています。他、頭部のモノアイやそのレール、センサー系などをガンダムマーカーで部分塗装しました。装甲の裏側などもブラックで塗装しています。

ガンプラならではの安全面に配慮した「フラッグ」と呼ばれるパーツですが、当然バーザムの頭頂部にも使用されていました。

本来なら切り取るのが定番なんですが、少し考えて「異なるバンドの通信アンテナの一つ」と解釈するなら「あり」だと考えたのであえて残しています。


「アドバンスド・オブ・ゼータ」は様々な作品がメディアミクスで展開していますので、興味を持たれた方は公式HPや小説・コミックスなど読まれてはいかがでしょうか?現在、プレミアムバンダイでAOZ版ギャプランが再販されております。ガンダムMk-Vを彷彿とさせるフェイスパーツが付属しているので、興味がある方はプレバンの方をご覧ください。個人的にはAOZでは最初に出た小説「ティターンズの旗の下に」が一番好きですね。バーザムバリエーションというなら、センチネル版もありますが、コミック「ダブルフェイク」(この作品は名作か迷作かは人それぞれかなぁ)に登場したバージム(頭部をジム系に差し替えた仕様)もあるので、そちらもキット化して欲しいなぁ。

さて、区切りもつきましたのでディスティニーを進めなきゃ!
Posted at 2024/02/18 14:43:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記
2024年01月29日 イイね!

劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」

仕事の方で色々ゴタゴタがあって疲労はキツかったんですが「観もしないでアレコレ言うのは違うだろう」と考えて宇都宮のMOVIXで劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を観てきました。

観るんなら朝イチが良いだろうと思って早起きして宇都宮に向かいましたが、疲労が残っている状態での朝の早起きはキツかったですね。

個人的にはガンダム作品多々ある中で『ガンダムSEED』はともかく、続編の『ガンダムSEED DESTINY』は色々思うところはあるっちゃぁあるんですが、基本的に「ガンダム作品は全肯定」って自分のスタンスもあるので、その後の物語の続編である劇場版には期待半分、不安半分ってのが正直な気持ちでした。一番心配だったのが「誰もが唖然とするラストの後に次回作の予告が流れる」っていう『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版が残したトラウマ。特に旧劇場版なんて酷いもので・・・。若い方は笑うかもしれませんが、オタクおじさん達にはトラウマなのよ、エヴァは。


コホン、そんな心配をしつつ宇都宮に到着。ビックリしたのが駐車場が結構混んでいた事ですね。劇場内も混雑していたんですが、別の映画も公開されているんでそちらのお客さんかなぁって思っていたら、入場開始後にシアターに入ったら結構な人数でかなりの方がSEED劇場版目当てだったのがビックリでした。

さて、そんな不安混じりの劇場版は・・・。

もうぶっちゃけ面白かった!
の一言ですね!!。ネタバレは避けて書くなら「SEEDファンの為のお祭り」映画でありながら「SEED DESTINYでファンから不本意な評価を受けた新主人公シン・アスカ復権の物語」とも言える内容で、本当に最後まで楽しめる内容でした。いやもうホントマジで面白くて物語が進んでいくに従って観ているコチラのテンションも爆上がりという、まさにガンダム映画のお手本の様な展開でもうワクワクな内容です。歴代のガンダム作品へのオマージュは元より、サンライズ作品からの引っ張りネタもあって観ている側は「うわぁ、まじか!このネタも仕込んでんのか?!」の連続。

いやぁ、マジで良い映画を観たわ。

まあ、劇場でテンション爆上げになった事と仕事の疲れの反動で、帰宅後はクタクタになってしまいましたけどね。帰宅したら遅めの昼食をとった後はダウンして、お昼寝してしまい気がついたら外は真っ暗になっていました。
この劇場版効果もあって、今製作途中で止まっているバーザムの次に作るガンプラも決まりました。

ハイ、こいつです。ずっとストック組で「気持ちが向いたら」程度に保管していたんですが、劇場版観たら大活躍(ここだけネタバレ)するんで、絶対作りたくなりました。その為にもバーザムを完成させないと。

ドライブもあったり映画も楽しかったりと良いリフレッシュになった週末でしたが・・・愛機に問題が発生したのは別に書きます。
Posted at 2024/01/29 01:52:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記
2024年01月21日 イイね!

RG Hi-νガンダム(ちょっとだけHGUC版も)

昨年には完成していたRG Hi-νガンダムのレビューです。本来なら昨年中に上げる予定でしたが、オプションのハイパー・メガ・バスーカ・ランチャーの製作遅れや車検のゴタゴタで精神的にそちらにエネルギーを割ける状態ではありませんでしたので、今日となってしまいました。

基本的には整形色を活かしつつ「こうだと面白いかな」と思う部分をガンダムマーカーを使って部分塗装、後は墨入れを実施しています。

さて正面から。

先行して発売されているRG νガンダムと比べるとかなりマッシブな印象。νガンダムが逆三角形的なプロポーションなのに対して、Hi-νガンダムは末広がりな印象があります。

RGのνガンダムはこんな感じ。

HWS装着が前提になっているってのもありますが、Hi-νと比べるとやはり細身ですね。

ちなみにもう10年以上前に発売されているHGUC版Hi-νガンダムはこんな感じ。

このキット、後述しますが本当に出来の良いキット。HGUC版はMGで最初に発売されたHi-νガンダムのデザインをベースにHGUCとして齟齬のないようにアレンジがされていますが、それがまた絶妙に良くバランスされていました。RGは後に発売されたMGのVer.Ka版のスケールダウン的なアレンジですね。


可動やギミックも含めて素晴らしい出来なんですが、アレンジについては輸出先(主に中国でしょう)を意識した結構大胆なアレンジ(フリーダムっぽい?)がされていて、そこは「宇宙世紀のMSとしてはどうなの?」的に解釈が分かれる部分でしょう。個人的にはちょっとやりすぎ感は否めません。


背面。とにかくギミックてんこ盛りなバックパックのおかげで重心が後ろになってしまい、普通には自立しません!公式設定より長くなったプロペラントタンクで支えてようやく自立できる状態。オプションの方に専用スタンドがセットされていますが、色々とポージングさせて飾りないならアクションベースかスタンドは必須になります。


バックパックのテールスタビライザーにはハイパーバズーカの懸架ギミックあり。ただ、この位置からどう取り出すのか?となると「?」にはなります。まあ、乗っている人のスペック的に問題ないでしょうけど。


せっかく良いキットですので、少し?部分塗装でアレンジしてみました。放熱部分のスリットは耐熱コーティングを意識して金色に、装甲の一部はフォーメーションパネルライトじゃないかと考えてメタルグリーン(これはブルーでも良かったかも?)で、さらにはMGのνガンダムVer.Kaであった「サイコフレーム露出モード」を意識して関節部や装甲の一部をそれらしくメタルグリーンで塗装しています。本来はシール再現の部分も意識的に部分塗装で対応しました。肩やバックパックのファンネルコンテナにある小さい窪みはポジションライトがあるだろうと考えてメタルレッドとメタルブルーで塗装しています。


フィン・ファンネルとファンネルコンテナにもサイコフレーム的な塗装をしてみました。Hi-νガンダムはフィン・ファンネルが使い捨てではなく、回収と再充電が行えるのでドッキングの際などはサイコミュでやっているだろうと考えたら、当然サイコフレームを使っているだろうなぁっと解釈しています。この辺りは月刊「モデルグラフィックス」誌の作例を参考としました。


では、オプションのハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーについて。キットはRGですが、持たせているのはHGUC版のHi-νガンダムです。キットはプレミアムバンダイ限定で現在は販売していません。RGのHi-νの再販に合わせて再販される可能性はあるでしょう。現にエフェクトパーツキットは再販されましたし。小説版『逆襲のシャア』の角川版である『ベルトーチカ・チルドレン』で登場した武装で、長射程・高威力な本兵装を使ってアクシズの核パルスエンジンを狙撃するために使用されました。出力はHi-νガンダムだけでは賄いきれないので、ラー・カイラムのエンジンから電力を供給されています。1/144スケールでも300ミリを超える長さは圧巻の一言。百式のメガ・バズーカ・ランチャーを軽く超えるサイズの武装は同サイズのガンプラではHGUCのデンドロビウムの主砲くらいしかないんじゃないかしら?ナラティブガンダムのA装備はユニットであって、火器ではないしなぁ。中々のサイズの武装ですが、流石にHi-νガンダムに持たせなければならないので、RGとは言っても軽量化されていてほとんどがモナカ構造なので作るのが大変って事はなく「大っきなHGUCの武器」って感じでした。センサーや各部の姿勢制御スラスターは部分塗装し、スリットなどは墨入れと一部はゴールドで塗装して耐熱塗装っぽくしてあります。まあ割と大味だったのでHGUCに持たせても違和感が無かったんですけど。

さて、少しだけHGUC版Hi-νガンダムについても。

もう10年以上前のキットですが、完成度は極めて高く今見ても「いじる部分がほとんどない」と言う傑作キットです。関節がABS樹脂なので少し硬く塗装も難しいですが、全ての関節が後ハメ加工が簡単にできるようになっており、塗装派への配慮もきちんとされていて、尚且つHi-νガンダム独特のスプリッター塗装を整形色で極力再現する事で素組み派にも配慮が行き届いた素晴らしいキットでした。



HGUC版の素晴らしい点は「フィン・ファンネルを装着しても自立できる」で、バックパックの構造が巧妙に軽量化されている(その代わり攻撃形態へ変形できるフィン・ファンネルは左右一対のみ)ので派手なポージングでなければ普通に自立します。


フェイスは出渕裕氏のデザインをベースにHGUCとして統一感のあるアレンジとなっており、若干横幅のある感じはしますが、これはこれでかなりカッコいいフェイス。ヘルメットも一体整形なのでバリを綺麗に処理すれば十分カッコ良くなりました。
HGUC版Hi-νガンダムは現在再販中(プレミアムバンダイのホビーサイトでも買えます)ですので「RGはちょっと敷居が高いけどHi-νガンダムは作ってみたい」って方や腕に覚えのある方などにはぜひお勧めします。このキット、パッケージの完成見本写真がイマイチで損していますが、作ってみると本当にカッコいいHi-νガンダムでした。

んで、RGの方に戻りますが、さすがは最新のRGだけあって大変組みやすくギミックも豊富で作っていた本当に楽しかったです。

合わせ目もほとんど存在せず、ゲート跡も巧妙に隠れる様になっているので、丁寧に作業すれば普通にカッコいいHi-νガンダムが手に入るでしょう。後は個人の趣味でアレンジを入れるか、整形色のヒケの部分を磨いて綺麗にするとか、仕上げにトップコートをかけるかくらいでしょうかねぇ。
反省点としては、これほど作りやすいキットなのに製作時間が取れず、ズルズルと完成が遅れた事ですね。ゲームに読書に車遊びと他の趣味もある多趣味人にとっては中々時間を取る事ができなかったくらいには仕事も忙しかったので、疲労とかもあって手が進まない時期もありました。ここ最近は読書にハマっていましたし・・・。

さて、新年ガンプラなのに手が止まっているコチラ

も、後ちょっとなので完成させないと。

次は・・・RGダブルオーかエピオンか、それとも30MSで一旦一息入れるか、ちょっと考え中。じゃない、バーザム完成させなきゃ!
Posted at 2024/01/21 12:37:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記
2023年05月21日 イイね!

HGUC ヘイズル・アウスラ次世代量産機実戦配備カラー

※長文です。
※今回は作業内容を初心者さんに参考にしていただきたいので、一般公開とします。
4月から取り掛かっていたHGUC「ヘイズル・アウスラ次世代量産機実戦配備カラー(長いな・・・)」のレビューになります。キットはプレミアムバンダイ限定で現在は販売していません。AOZ関連は定期的に再販(現在はバーザム関連が再販中)なのでそのうちあるかもしれません。特に脱出ポッド「プリムローズ」は他のヘイズルと組み合わせ出来るので再販ありそう。

初出は『機動戦士Zガンダム』の公式外伝「アドバンス・オブ・ゼータ ティターンズの旗の下に」で、宇宙世紀0083年のティターンズ発足当時の主力機ジム・クゥエルをベースに試験データの収集用にガンダムタイプの頭部を取り付けた実験機「TR-1ヘイズル」が最初となります。基本的には「次世代技術の検証を行う実験機」でしたが、頭部がガンダムタイプだった事で試験中に遭遇したジオン残党が悉く過剰に反応してしまった事から「対ジオン残党用としてのガンダムの威圧効果」「味方部隊への心理的高揚効果」を偶然にも立証してしまい、ティターンズ上層部がガンダムMk-II開発にゴーサインを出す・・・のが物語の流れでした。ヘイズルはその後も様々な試験に供されるのですが、その最終形態とも言えるのが今回制作したキットになります。


ヘイズルの最終形態である「アドバンスド・ヘイズル」の胸部を脱出ポッド「プリムローズ」に置き換えたのが本機で、従来なら脱出時はコクピットブロックのイジェクションポッドに頼らざるを得ず、自力帰還能力が無いので広大な宇宙空間では友軍機に拾ってもらう以外に回収されるのは運任せでしかなかったのですが、この「プリムローズ」は自力で帰還が可能なのでパイロットの生存性を大きく向上させる事が可能となりました。

こちらがその「プリムローズ」。

単なる脱出ポッドではなく、かつてのコア・ファイターの様に単機での戦闘能力もある程度確保できる設計になっているので、オプションパーツ「フルドド」等を装備すれば簡易的な宇宙戦闘機としても運用可能です。


胸周りがコンパクトになったので印象が随分変わりますね。

ジム・クゥエルが

ヘイズルになって

アドバンスド・ヘイズルに進化して

最終的な進化形態がこのヘイズル・アウスラになります。

こうやって進化を辿れるのもシリーズモノの魅力の一つ。ヘイズルにはもう一つの最終進化形態である「ハンゼンスレイ」が存在しますが、それはまた別の機会に。

ではではキットの方を。このキットは脱出ポッド「プリムローズ」を組んでから、同梱されている「アドバンスド・ヘイズル」のパーツを組み上げて完成させるキットなので結構めんどくさい内容になっていますが、新規パーツである「プリムローズ」に合わせて関節パーツの素材が従来のABS樹脂から最近ガンプラで多く使われているKPS材に変更されている事で制作は楽になっていて新規パーツの恩恵がかなりありました。
とは言え、古いHGUCなので大変な事も・・・。まずはパーツの合いが今の視点では悪いので合わせ目消しは結構大変です。スナップフィットの接続ピンを切り飛ばせばもう少し楽だったかなぁっと今になって反省する部分も。
一番大変だったのが帰省中に実家で作業していた時にぶつかったコレ。

ヘイズルの特徴である脚部のスラスターを見事に再現したパーツなんですが・・・

ベーンの間隔が狭くマーカーのペンが入りません。墨入れ用の細ペンで塗ってもイマイチだし・・・。
どうするかなぁ・・・と色々思考しながらおやつに実家の近くの和菓子屋さんの苺大福と市内へ買い物に行ったときに買ってきたミスドのマフィンを食べながらのコーヒーブレイク中に

いっそ切ってしまえば良いじゃん
と思った所から発想を切り替えて作業再開。いやぁ、行き詰まった時はお菓子とコーヒーですね。
まずは真ん中のベーンを軸にエッチングソー(タミヤ精密ノコギリ)でパーツを3分割。

分割後にスラスター部を部分塗装して

接続用のスリットに



の手順ではめ込み、最後に流し込み接着剤を使って固定しました。ここが今回一番手がかかった部分ですね。

あと、細かいスラスターノズルやセンサーのスリットもガンダムマーカーで部分塗装しました。単純にメタリック系の色を塗っても映えないので、まずはシャイニングシルバーを下地に塗って、その上にメタリック系の塗料を上塗りしています。
最後の悩みどころだったのが「シールドブースター装備の高機動型にするか、それとも通常型のスラスターポッドにするか」という点。

元のキットには重量物を支えられるように脱落防止の「返し(赤枠の部分)」がついているんですが、どうにかこれを交換可能なようにしたいなぁっと思案。ここで差し込み側のプリムローズを見てみたら、材質がKPS材なので返しを削っても行けんじゃね?と思い、失敗したら接着すれば良いし!と(失敗もガンプラの内)考えを切り替えて削ってみてから取り付けたら大成功!バックパックを通常型

にも交換可能となりました!

と、紆余曲折あって木曜日にようやく完成。

うう、まじでカッコよくできた・・・。左手のビームライフルはヘイズル2号機から、左用握り手はジム・クゥエルから流用しました。

特徴的なシールドブースター連結の高機動型バックパック。木曜日のブログで「シュツルムブースター」と書いてしまいましたが、正確には「シールドブースター」でした。あとで直しておきます。右側のシールドブースターにある赤い小さな穴は全て拡散ビーム砲の砲口で側面防御に使用します。流石に両方コレにするにはヘイズル側の出力が足りないのと、推進剤の搭載量が減ってしまうので片側だけ。このシールドブースターという発想は後にガンダムMk-Vからユニコーンガンダム2号機「バンシィ・ノルン」に受け継がれます。

アドバンスド・ヘイズルで追加されたのが、ジム・クゥエルからヘイズルに改装された際にフロントの股間部に増設されていたマウントラックに装備されたサブアーム。これも宇宙世紀0087〜0088年当時のMSの流行技術の一つで持ちきれない武装をサブアームに持たせたり、近接戦闘時の不意打ち的な攻撃に使ったりとと一見便利に見える装備なので、ジュピトリス製のPMX-003「ジ・O」やペズン製のRMS-142「ゼク・ツヴァイ」などで使われていました。ただ、実際に使うとなると熟練したパイロットでないと操作が難しく(シロッコはバイオセンサーを使って操作していた)、後の時代では廃れた技術となっています。

便利に使えるとしたら、写真のようなエネルギーパックの交換作業ですかね。これならオートで出来そう。このサブアームユニットは動かしているとポロリが多いので接続部は接着をお勧めします。可動部は材質がABS材からKPS材に変更されているので、通常販売されている「アドバンスド・ヘイズル」よりはスムーズに動きました。

あと、このキット、あの当時としては凄く可動も頑張っているんですが、今の視点で見ると「上半身はともかく、下半身は全然動かない」ので、せっかく新しい可動方法などもあるからリニューアルして欲しいなぁ。自分で本気組みするなら、HGUCのガンダム(REVIVE版)あたりから関節を流用したいと思いますが、足首がねぇ・・・。個人的にはRG化して欲しい機体の一つではあります。


まあ、色々あって疲れはしましたが、一方で作業が楽しく集中して楽しめました。古いキットはめんどくさい事も多いけど、逆に面白い部分も多いですね。
とは言え、流石にめんどくさいのを連作する気にはなりませんので、次は楽なのにします。
さて、本当に楽なんだろうか・・・?
Posted at 2023/05/21 15:01:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記
2022年11月13日 イイね!

ブログ(本家)閉鎖について

先日、本家の「はてなブログ」の方を本人のみの閲覧に制限をかけました。
そのため、これまで読まれていた方々が「???」な状態になっておられると思いますので、この1週間の流れを時系列で書いておきます。

月曜日
会社にて上司からの呼び出し。内容は「近隣住民からの苦情」との事で、僕のVABが夜中排気音がうるさい、朝長い時間暖機運転をしていてうるさい、ブレーキがうるさい、タイヤがはみ出ている、車高が低い、違法改造車ではないか?との指摘があったとの事。自分に身に覚えはありませんが、そう言う事もあったかもしれないので、上司が車を確認。タイヤのはみ出しはなし、マフラー音正常、車高合法であることを確認後、一応ブレーキパッドを鳴きにくいパッドに交換すること、駐車場では壁から距離を取って駐車することで排気音の共鳴を防ぐ、など対策することに。
ちなみに駐車した際にエンジンはすぐに止めているし、朝も暖機運転はしていません。ブレーキ鳴きがない事も確認済み。

火曜日
上司に対応をした旨を伝え、確認してもらう為にドラレコの画像データを提出。上司からはSNSをやっているかの旨を聞かれ、やっていると答えると、どうもその近隣住民の方は元ディーラーの自動車整備士で僕のブログも読んでいて違法改造車、社内コンプライアンス違反者だと指摘している模様だとの事。

水曜日
出勤後に上司より近隣住民の方が会社の報告に納得しておらず、整備工場にて車検検査員の検査を受ける様に話があったとの事。木曜日、業務開始前に整備工場にて車検検査員にて検査を実施することに。

木曜日
上司、総務担当者立会の元、僕の車を検査員の方が検査。結果は「指摘事項なし」。この結果を総務担当者が伝える事になったが、その近隣住民の方は何度も総務に電話して僕の住所・氏名・所属部署を執拗に知りたがっており(近隣住民なのに?)総務としてそれは拒否しいている事、相手は僕のブログを読んで違法改造をしていると指摘している事、とにかくノーマルに戻せの一点張りである事、などの話あり。ブログはこの日のうちに本人限定に仕様を変更(事実上の閉鎖)。住所が知りたい理由は「警察に通報する」との事だったので、ナンバーを知っているなら車検証と車庫証と紐づいているから警察には分かる(自動車整備士なのに知らない?)から警察に通報してもらっても結構、とこちらの意思を伝える。

金曜日
出勤時、上司より「相手の方が警察に通報し、警察が車両を確認したいと連絡があった」との事で、業務開始前に所轄警察署の交通課の方が会社の駐車場にて僕の車を確認。交通課の警察官の方の見解も「指摘事項なし」「違反事項なし」。警察の方にはこれまでの経緯を説明したところ、警察官の方も相手の話が非常に曖昧であった点(具体的に何がどう違法なのか?を聞くと曖昧な答えしか返ってこなかった。自動車整備士なのに??)を気にされていたようで、何かしら異常な事が今後も続く様なら相談してほしいと話がまとまり、とりあえず今回の苦情案件は総務が引き取って、今後は警察と相談する事に。

・・・がこれまでの流れです。
最初は「これは申し訳ない事をしてしまった」と思ったんですが、やってもいない事を苦情と言われ、法的な部分を確認した上でやった事を犯罪を言われ、正直戸惑いしか無かったんですが、色々と相手の言動を知っていく内に呆れと怒りとそして怖くなりました。ここまで粘着された事はなかったし、近隣に住宅なんて数える程しかないんだから、本当に近隣の方ならこちらに直接言えばいい(嫌ならアパートの管理会社に言えばいい)ものを、わざわざ会社の総務に通報したり、その後の無茶苦茶な要求など「苦情」では済まされない事態。最初は社内の「嫌がらせ密告」か?と思ったんですが、平日の昼間に総務、それも何度も何度も執拗に電話してくるあたりから社内ではないのかな?と思いながらも疑心暗鬼な日々が続いています。

このブログを読んでいるかどうかは分かりませんが警告しておきます。
電話の通報内容に誹謗中傷、名誉毀損の疑いがあるので弁護士と相談しています。
これ以上、続けるならこちらも相応の対処をしますのでお覚悟ください。

こちらのブログもこの更新の後は公開に制限をかけます。いつも楽しみにされていた方には申し訳ありませんが、こちらも身の危険を感じておりますのでご承知ください。
Posted at 2022/11/13 13:12:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 近況報告 | 日記

プロフィール

「今日はお出かけ。チェックエンジンは何故か消えた(バルブが偶然閉じた?)けど、リスク回避の為、電車で移動します。」
何シテル?   06/14 12:01
BC2B型(初代レガシィ)→GC8C型(WRX)→GC8F型(WRX-STiタイプRA)→GDA A型(WRX-NB)→GDB F型(WRX-STI)→GRB ...
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