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2024年03月17日 イイね!

HGCE デスティニーガンダム

先日完成させたHGCEデスティニーガンダムのレビューです。

むう、厳つい面構えだけどイケメンだぁ・・・。
元々はアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場した物語後半の主人公機・・・だったんですが、どう見ても主役は前作の主人公キラ・ヤマトの搭乗するストライクフリーダムガンダムであり、劇中でもラストではインフィニットジャスティスガンダムに良いようにボコボコにされていて、はっきり言って「酷い扱い」を受け続けた不遇の機体でした。僕も「勢いでキットを買ったは良いけどコレ作るの?」と思いながらも処分はせず、ずっと保管状態だったんです。

そんな中で今年公開された劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。

その劇中での大活躍でこれまでの評価を一変させたのが「不遇の機体」デスティニーガンダムでした。いやぁ、強いのなんのって、性能的に上位のブラックナイト・スコード複数機を相手取っての圧勝シーンは観ていて「すげぇ」の一言しか出ていません。『SEED DESTINY』の主人公シン・アスカ共々復権を果たしたデスティニーガンダムを作るなら今しかない!と思い、バーザム終わらせてから速攻で作業をスタートさせています。

ノリノリで作ったので最近にしては珍しくあっという間に完成させられました。今回も整形色を活かしつつ、シールは使わずに部分的な塗装や合わせ目消しなどを実施しています。それと、先日のブログでも書きましたが脚部を延長する改修も行いました。脚部延長の加工については先日書いてますので割愛します。

そんなデスティニーガンダム、まずは前から。

とにかくヒロイックなデザインですので、そこは意識して丁寧に仕上げています。あとは個人的に「こうだと良いな」と思った部分は部分塗装でアレンジしました。

背面。

キットを素組みで組んだ場合、背面の翼の先端が「くぱぁ」っと開いてしまうので、その部分は接着して対応しています。それと合わせ目消しも実施しました。あと、アロンダイト・ビームソードの実体剣の刃の部分は先端のエッジを鋭く加工しています。あとはポジションライトっぽい表現もしてみました。


刃先を鋭くするだけでかなり印象が変わりますね。

キットの方は可動は完璧。



かなりダイナミックなアクションポーズが取れます。SEED系MSは空飛んでるのが普通ですのでアクションベースは必須でしょう。


下腕にも回転軸があるので、劇中のポーズは難なくこなせました。


カッコいい立たせ方も出来ます。

先日書いた大腿部の延長加工ですが「スペーサーを入れたらロール軸が目立つのでは?」とお思いになる方もいらっしゃると思うので・・・。

1ミリちょっとくらいのスペーサーならロール軸が目立つ事はありません。むしろメカ的なディティールが見えるようになって、それはそれでカッコよくなりました。デスティニーガンダムは上半身のボリュームに対して下半身があっさりしているせいか、脚が短く見えてしまうので大腿部の延長加工は正解だと思っています。

映画の効果もあってノリノリで作業できました。

テンションが高かったのもありますが、キット自体が非常に組みやすく且つ色分けもしっかりしているので作業が楽だったのもあります。とても良いキットですので、お手元にある方は映画を観た後に組んでみてはいかがでしょうか。写真は撮っていませんが、キットには「光の翼」のエフェクトパーツやパルマフォキーナ近接ビーム砲のエフェクトパーツとハンドパーツもセットされている豪華仕様です。もしSpec IIがキット化されるなら、例の「恋人手繋ぎ」のハンドパーツもセットして欲しいなぁ。

さて、このノリなら普通はストライクフリーダムに行く流れなんですが・・・

劇中でデスティニーの引き立て役になってしまった不憫な子、イモータルジャスティスガンダムの制作に入りました。いやぁ、最新のキットはマジで作りやすいですね。色分けも可動も完璧に近い。この子でSEED系は一旦区切りかなぁ。それともマイティ来る前にストフリも完成させるか・・・。ちょっと悩んでます。Ζプラスも届いているので、そちらもそろそろ1個目を組みないし。

花粉がキツイので休日は用事でもない限り、すっかり引きこもって読書やガンプラ作業をしております。ホント、今年はキツイなぁ。
Posted at 2024/03/17 11:11:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記
2024年03月03日 イイね!

今週末はな〜んもしないでガンプラ

先週末、だいぶ活動的に動きすぎたせいか今週はずっとお疲れモードでした。仕事の方は再開しているんですが、ほぼ定時なんで肉体的に疲れている訳ではなかったんですが、どうにも疲れが取れずぐったりモード。
なので、帰宅後やお休みは無理せず自宅でマッタリ過ごすことに。

仕事終わりに就寝までぼーっとYouTubeばかり見ていても、それはそれで生産的とは言えないので、ちょっと放置状態だったHGCEのディスティニーガンダムの作業を再開しています。「やります」って言いながら全然進んでおりませんでした。

仕事帰りに取れる時間と土曜日の夜のマッタリタイムを使ってここまでの作業は完了。

良いキットですので、作業自体はサクサク進みました。部分塗装や墨入れ、後は裏地をブラックで塗装してプラの色が目立たないようにするとか・・・はやっています。

んで、今日の作業。
まずは脚部を組み上げてから腰部まで一気に作ってプロポーションチェック。

出来が良いので、このままでも良いと言えば良いんですが「なんかこうもうちょっと・・・」な感じ。上半身がマッッチョなのに、脚がスマートすぎて短足に見えてしまいます。月刊モデルグラフィックス誌2019年8月号の作例記事ではインパルスガンダムのパーツを使ってハイヒール化する事で脚を長く見せる工夫がされていましたが、さすがにインパルスガンダム1個を犠牲にできる程の度胸は無いので、ささやかな改修で脚を長く見せる工夫をしてみました。

セコい改修方法です。

大腿部のロール軸接続部に1.2ミリ厚のプラ板で作ったスペーサーを噛ませました。あんまりスペーサーを噛ませ過ぎると接続を保持できなくなるので、この1枚で済ませています。これなら延長部が目立つ事なく全体的にしっくりしました。

スペーサーを噛ませた状態です。

1ミリちょっとの延長ですが、かなり印象が変わりました。やっぱりSEED系のガンダムタイプは脚が長い方が劇中のイメージに近く、スタイリッシュになりますね。

ちょっとパースを変えてみても良い感じ。

これは上手くいったかも。

その後はスカートのサイドアーマーを組み上げて、一旦ここまでとしています。

個人的なアレンジも加えていますが、中々に良い感じだと自己満足中。後はご飯食べてから時間があったら背部のパーツ組み立てを進めますが、その前にレアプリで開放中のFGOイベント「徳川廻天迷宮大奥」を進める予定ですので、今日はここまでかなぁ。

来週は愛機の洗車もしたいですね。
Posted at 2024/03/03 18:11:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記
2024年02月18日 イイね!

HGUCバーザム「レジオン鹵獲仕様」

年明けから作ってはおりましたが、モチベーションが上がらず(読書に注力したりFGOのコラボイベントで忙しかった)完成が遅れたHGUCバーザム「レジオン鹵獲仕様」のレビューです。

キットはプレミアムバンダイ限定で、現在は販売されていません。バーザム自体の初出は「機動戦士Ζガンダム」の物語後半でティターンズの新型量産機として登場しており、新型機が出てきた事で相対的に性能が低下していたハイザックやジムII、高性能ながら製造メーカーとの政治的関係で供給が不安定なマラサイなどを代替するティターンズ専用の新型主力機という設定で登場しました。ただ、当時公開された2枚の設定画では技術的なつながりが分かりにくいMSで、ジムともザクとも異なる異形の機体でしたし、劇中でも大した活躍もない「モブMS」の一つで、続編である「機動戦士ガンダムZZ」では全く登場しない事もあって、存在感がイマイチなMSです。のちに「ガンダムセンチネル」で「ガンダムMk-IIをベースに設計が行われた」という設定が公開となったり、放送当時にコミックボンボンで連載されていたコミカライズ版などからガンダムMk-IIとの技術的なつながりが明らかになった事もあって一部のファンからは人気が出たりしましたが、キット化には恵まれず初のプラモデル化(それまではガレージキットやアクションフィギュアやSDガンダムでの商品化はありました)となったのは2017年になってから。この後にガルバルディβもキット化された事で「機動戦士Ζガンダム」にてキット化されていないのはボリノーク・サマーンだけとなりました。今回製作したキットは「機動戦士Ζガンダム」の公式外伝として展開している「アドバンスド・オブ・ゼータ(以下AOZ)」版で、一応設定としてはアニメ本編に出たのは戦時急造型で、正式な生産型がAOZ版となり、その機体が火星に逃れていたジオン残党に鹵獲されて運用されたのが今回作った「レジオン鹵獲仕様」となります。
公式外伝については下記リンクをご参照ください。
https://hobby.dengeki.com/aoz/illust/reboot05/

さてキットの方を。いつも通り整形色を活かしつつ部分塗装や墨入れを行っています。まずは正面から。

AOZ版が通常版と異なるのが胸部の装甲周り。ここが違うだけでかなり印象が異なりました。全体にモサッとしか感じが無くなりスレンダーになったと思います。

続いて背面。

ここはオリジナルとの違いはそれほどありません。脚部に取り付けられているのは火星での運用に必要なホバー走行用のユニットになります。メインのバーニアはガンダムマーカーのシルバーで塗装してみました。

脚部のホバーユニットは下の写真の通りに展開可能。

宇宙世紀のガンダム世界における火星はテラフォーミングされている訳ではなく、居住者の多く(そのほとんどが地球から逃れてきたジオン残党かティターンズ残党、後は行く宛のない難民)は地下かシールドされたコロニーに住んでいるので、大気の薄い火星で使うには取り込んだ空気だけでホバー走行はできないでしょうから、自機の熱核融合炉から出る排熱も利用していると思われます。

バーザムと言えば「謎の股間」。

雑誌「モデルグラフィックス」の2017年8月号に掲載されたバーザムをデザインされた方の説明では「メガランチャー用のエネルギーコネクター」とされており、一般販売されているキットやAOZ版でもティターンズ仕様ではそういうモールドになっているんですが、このレジオン鹵獲仕様では何の用途なのか分からなくなっています。多分、姿勢制御バーニアだと思われるんですが・・・はて?

AOZ版バーザムと言えば特徴的な「ドラムフレーム」も部分的に再現。

ティターンズ独自のMS開発計画「TR計画」で開発されたティターンズMS共通の骨格フレームで、内部に共通の脱出ポッド「プリムローズ」を格納しています。このドラムフレームを使って各パーツを組み合わせる事で究極の汎用性を手に入れようと言うのが「TR計画」なんですが、その辺は公式HPをご覧ください。

キットはバーザムの設定画をベースに現代風にアレンジはされていますが、あの独特の「異形感」は見事に再現されており、一般的なMSとは異なるバーザム独特のデザインを楽しめました。一方でデザイン上の制約から股関節の可動範囲が狭く特にロール方向にはほとんど動きません。その為「ガシッと足を開いたポーズ」が出来ないのは注意点です。整形色の色分けも完璧ですが、一方で問題も・・・。

製作途中の写真ですが、膝のダクトが深すぎて墨入れペンが全く入りません。以前のヘイズルの時みたいにパーツの一部をカットして、塗装後に再接着も考えたんですが、ここ真正面からよく見えるパーツなんでそれをやると切断面が見えてしまうので断念しました。なんとかペンをねじ込んで墨入れした後に消しペンではみ出した部分を丁寧に拭いています。他、頭部のモノアイやそのレール、センサー系などをガンダムマーカーで部分塗装しました。装甲の裏側などもブラックで塗装しています。

ガンプラならではの安全面に配慮した「フラッグ」と呼ばれるパーツですが、当然バーザムの頭頂部にも使用されていました。

本来なら切り取るのが定番なんですが、少し考えて「異なるバンドの通信アンテナの一つ」と解釈するなら「あり」だと考えたのであえて残しています。


「アドバンスド・オブ・ゼータ」は様々な作品がメディアミクスで展開していますので、興味を持たれた方は公式HPや小説・コミックスなど読まれてはいかがでしょうか?現在、プレミアムバンダイでAOZ版ギャプランが再販されております。ガンダムMk-Vを彷彿とさせるフェイスパーツが付属しているので、興味がある方はプレバンの方をご覧ください。個人的にはAOZでは最初に出た小説「ティターンズの旗の下に」が一番好きですね。バーザムバリエーションというなら、センチネル版もありますが、コミック「ダブルフェイク」(この作品は名作か迷作かは人それぞれかなぁ)に登場したバージム(頭部をジム系に差し替えた仕様)もあるので、そちらもキット化して欲しいなぁ。

さて、区切りもつきましたのでディスティニーを進めなきゃ!
Posted at 2024/02/18 14:43:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記
2024年01月21日 イイね!

RG Hi-νガンダム(ちょっとだけHGUC版も)

昨年には完成していたRG Hi-νガンダムのレビューです。本来なら昨年中に上げる予定でしたが、オプションのハイパー・メガ・バスーカ・ランチャーの製作遅れや車検のゴタゴタで精神的にそちらにエネルギーを割ける状態ではありませんでしたので、今日となってしまいました。

基本的には整形色を活かしつつ「こうだと面白いかな」と思う部分をガンダムマーカーを使って部分塗装、後は墨入れを実施しています。

さて正面から。

先行して発売されているRG νガンダムと比べるとかなりマッシブな印象。νガンダムが逆三角形的なプロポーションなのに対して、Hi-νガンダムは末広がりな印象があります。

RGのνガンダムはこんな感じ。

HWS装着が前提になっているってのもありますが、Hi-νと比べるとやはり細身ですね。

ちなみにもう10年以上前に発売されているHGUC版Hi-νガンダムはこんな感じ。

このキット、後述しますが本当に出来の良いキット。HGUC版はMGで最初に発売されたHi-νガンダムのデザインをベースにHGUCとして齟齬のないようにアレンジがされていますが、それがまた絶妙に良くバランスされていました。RGは後に発売されたMGのVer.Ka版のスケールダウン的なアレンジですね。


可動やギミックも含めて素晴らしい出来なんですが、アレンジについては輸出先(主に中国でしょう)を意識した結構大胆なアレンジ(フリーダムっぽい?)がされていて、そこは「宇宙世紀のMSとしてはどうなの?」的に解釈が分かれる部分でしょう。個人的にはちょっとやりすぎ感は否めません。


背面。とにかくギミックてんこ盛りなバックパックのおかげで重心が後ろになってしまい、普通には自立しません!公式設定より長くなったプロペラントタンクで支えてようやく自立できる状態。オプションの方に専用スタンドがセットされていますが、色々とポージングさせて飾りないならアクションベースかスタンドは必須になります。


バックパックのテールスタビライザーにはハイパーバズーカの懸架ギミックあり。ただ、この位置からどう取り出すのか?となると「?」にはなります。まあ、乗っている人のスペック的に問題ないでしょうけど。


せっかく良いキットですので、少し?部分塗装でアレンジしてみました。放熱部分のスリットは耐熱コーティングを意識して金色に、装甲の一部はフォーメーションパネルライトじゃないかと考えてメタルグリーン(これはブルーでも良かったかも?)で、さらにはMGのνガンダムVer.Kaであった「サイコフレーム露出モード」を意識して関節部や装甲の一部をそれらしくメタルグリーンで塗装しています。本来はシール再現の部分も意識的に部分塗装で対応しました。肩やバックパックのファンネルコンテナにある小さい窪みはポジションライトがあるだろうと考えてメタルレッドとメタルブルーで塗装しています。


フィン・ファンネルとファンネルコンテナにもサイコフレーム的な塗装をしてみました。Hi-νガンダムはフィン・ファンネルが使い捨てではなく、回収と再充電が行えるのでドッキングの際などはサイコミュでやっているだろうと考えたら、当然サイコフレームを使っているだろうなぁっと解釈しています。この辺りは月刊「モデルグラフィックス」誌の作例を参考としました。


では、オプションのハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーについて。キットはRGですが、持たせているのはHGUC版のHi-νガンダムです。キットはプレミアムバンダイ限定で現在は販売していません。RGのHi-νの再販に合わせて再販される可能性はあるでしょう。現にエフェクトパーツキットは再販されましたし。小説版『逆襲のシャア』の角川版である『ベルトーチカ・チルドレン』で登場した武装で、長射程・高威力な本兵装を使ってアクシズの核パルスエンジンを狙撃するために使用されました。出力はHi-νガンダムだけでは賄いきれないので、ラー・カイラムのエンジンから電力を供給されています。1/144スケールでも300ミリを超える長さは圧巻の一言。百式のメガ・バズーカ・ランチャーを軽く超えるサイズの武装は同サイズのガンプラではHGUCのデンドロビウムの主砲くらいしかないんじゃないかしら?ナラティブガンダムのA装備はユニットであって、火器ではないしなぁ。中々のサイズの武装ですが、流石にHi-νガンダムに持たせなければならないので、RGとは言っても軽量化されていてほとんどがモナカ構造なので作るのが大変って事はなく「大っきなHGUCの武器」って感じでした。センサーや各部の姿勢制御スラスターは部分塗装し、スリットなどは墨入れと一部はゴールドで塗装して耐熱塗装っぽくしてあります。まあ割と大味だったのでHGUCに持たせても違和感が無かったんですけど。

さて、少しだけHGUC版Hi-νガンダムについても。

もう10年以上前のキットですが、完成度は極めて高く今見ても「いじる部分がほとんどない」と言う傑作キットです。関節がABS樹脂なので少し硬く塗装も難しいですが、全ての関節が後ハメ加工が簡単にできるようになっており、塗装派への配慮もきちんとされていて、尚且つHi-νガンダム独特のスプリッター塗装を整形色で極力再現する事で素組み派にも配慮が行き届いた素晴らしいキットでした。



HGUC版の素晴らしい点は「フィン・ファンネルを装着しても自立できる」で、バックパックの構造が巧妙に軽量化されている(その代わり攻撃形態へ変形できるフィン・ファンネルは左右一対のみ)ので派手なポージングでなければ普通に自立します。


フェイスは出渕裕氏のデザインをベースにHGUCとして統一感のあるアレンジとなっており、若干横幅のある感じはしますが、これはこれでかなりカッコいいフェイス。ヘルメットも一体整形なのでバリを綺麗に処理すれば十分カッコ良くなりました。
HGUC版Hi-νガンダムは現在再販中(プレミアムバンダイのホビーサイトでも買えます)ですので「RGはちょっと敷居が高いけどHi-νガンダムは作ってみたい」って方や腕に覚えのある方などにはぜひお勧めします。このキット、パッケージの完成見本写真がイマイチで損していますが、作ってみると本当にカッコいいHi-νガンダムでした。

んで、RGの方に戻りますが、さすがは最新のRGだけあって大変組みやすくギミックも豊富で作っていた本当に楽しかったです。

合わせ目もほとんど存在せず、ゲート跡も巧妙に隠れる様になっているので、丁寧に作業すれば普通にカッコいいHi-νガンダムが手に入るでしょう。後は個人の趣味でアレンジを入れるか、整形色のヒケの部分を磨いて綺麗にするとか、仕上げにトップコートをかけるかくらいでしょうかねぇ。
反省点としては、これほど作りやすいキットなのに製作時間が取れず、ズルズルと完成が遅れた事ですね。ゲームに読書に車遊びと他の趣味もある多趣味人にとっては中々時間を取る事ができなかったくらいには仕事も忙しかったので、疲労とかもあって手が進まない時期もありました。ここ最近は読書にハマっていましたし・・・。

さて、新年ガンプラなのに手が止まっているコチラ

も、後ちょっとなので完成させないと。

次は・・・RGダブルオーかエピオンか、それとも30MSで一旦一息入れるか、ちょっと考え中。じゃない、バーザム完成させなきゃ!
Posted at 2024/01/21 12:37:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記
2023年05月21日 イイね!

HGUC ヘイズル・アウスラ次世代量産機実戦配備カラー

※長文です。
※今回は作業内容を初心者さんに参考にしていただきたいので、一般公開とします。
4月から取り掛かっていたHGUC「ヘイズル・アウスラ次世代量産機実戦配備カラー(長いな・・・)」のレビューになります。キットはプレミアムバンダイ限定で現在は販売していません。AOZ関連は定期的に再販(現在はバーザム関連が再販中)なのでそのうちあるかもしれません。特に脱出ポッド「プリムローズ」は他のヘイズルと組み合わせ出来るので再販ありそう。

初出は『機動戦士Zガンダム』の公式外伝「アドバンス・オブ・ゼータ ティターンズの旗の下に」で、宇宙世紀0083年のティターンズ発足当時の主力機ジム・クゥエルをベースに試験データの収集用にガンダムタイプの頭部を取り付けた実験機「TR-1ヘイズル」が最初となります。基本的には「次世代技術の検証を行う実験機」でしたが、頭部がガンダムタイプだった事で試験中に遭遇したジオン残党が悉く過剰に反応してしまった事から「対ジオン残党用としてのガンダムの威圧効果」「味方部隊への心理的高揚効果」を偶然にも立証してしまい、ティターンズ上層部がガンダムMk-II開発にゴーサインを出す・・・のが物語の流れでした。ヘイズルはその後も様々な試験に供されるのですが、その最終形態とも言えるのが今回制作したキットになります。


ヘイズルの最終形態である「アドバンスド・ヘイズル」の胸部を脱出ポッド「プリムローズ」に置き換えたのが本機で、従来なら脱出時はコクピットブロックのイジェクションポッドに頼らざるを得ず、自力帰還能力が無いので広大な宇宙空間では友軍機に拾ってもらう以外に回収されるのは運任せでしかなかったのですが、この「プリムローズ」は自力で帰還が可能なのでパイロットの生存性を大きく向上させる事が可能となりました。

こちらがその「プリムローズ」。

単なる脱出ポッドではなく、かつてのコア・ファイターの様に単機での戦闘能力もある程度確保できる設計になっているので、オプションパーツ「フルドド」等を装備すれば簡易的な宇宙戦闘機としても運用可能です。


胸周りがコンパクトになったので印象が随分変わりますね。

ジム・クゥエルが

ヘイズルになって

アドバンスド・ヘイズルに進化して

最終的な進化形態がこのヘイズル・アウスラになります。

こうやって進化を辿れるのもシリーズモノの魅力の一つ。ヘイズルにはもう一つの最終進化形態である「ハンゼンスレイ」が存在しますが、それはまた別の機会に。

ではではキットの方を。このキットは脱出ポッド「プリムローズ」を組んでから、同梱されている「アドバンスド・ヘイズル」のパーツを組み上げて完成させるキットなので結構めんどくさい内容になっていますが、新規パーツである「プリムローズ」に合わせて関節パーツの素材が従来のABS樹脂から最近ガンプラで多く使われているKPS材に変更されている事で制作は楽になっていて新規パーツの恩恵がかなりありました。
とは言え、古いHGUCなので大変な事も・・・。まずはパーツの合いが今の視点では悪いので合わせ目消しは結構大変です。スナップフィットの接続ピンを切り飛ばせばもう少し楽だったかなぁっと今になって反省する部分も。
一番大変だったのが帰省中に実家で作業していた時にぶつかったコレ。

ヘイズルの特徴である脚部のスラスターを見事に再現したパーツなんですが・・・

ベーンの間隔が狭くマーカーのペンが入りません。墨入れ用の細ペンで塗ってもイマイチだし・・・。
どうするかなぁ・・・と色々思考しながらおやつに実家の近くの和菓子屋さんの苺大福と市内へ買い物に行ったときに買ってきたミスドのマフィンを食べながらのコーヒーブレイク中に

いっそ切ってしまえば良いじゃん
と思った所から発想を切り替えて作業再開。いやぁ、行き詰まった時はお菓子とコーヒーですね。
まずは真ん中のベーンを軸にエッチングソー(タミヤ精密ノコギリ)でパーツを3分割。

分割後にスラスター部を部分塗装して

接続用のスリットに



の手順ではめ込み、最後に流し込み接着剤を使って固定しました。ここが今回一番手がかかった部分ですね。

あと、細かいスラスターノズルやセンサーのスリットもガンダムマーカーで部分塗装しました。単純にメタリック系の色を塗っても映えないので、まずはシャイニングシルバーを下地に塗って、その上にメタリック系の塗料を上塗りしています。
最後の悩みどころだったのが「シールドブースター装備の高機動型にするか、それとも通常型のスラスターポッドにするか」という点。

元のキットには重量物を支えられるように脱落防止の「返し(赤枠の部分)」がついているんですが、どうにかこれを交換可能なようにしたいなぁっと思案。ここで差し込み側のプリムローズを見てみたら、材質がKPS材なので返しを削っても行けんじゃね?と思い、失敗したら接着すれば良いし!と(失敗もガンプラの内)考えを切り替えて削ってみてから取り付けたら大成功!バックパックを通常型

にも交換可能となりました!

と、紆余曲折あって木曜日にようやく完成。

うう、まじでカッコよくできた・・・。左手のビームライフルはヘイズル2号機から、左用握り手はジム・クゥエルから流用しました。

特徴的なシールドブースター連結の高機動型バックパック。木曜日のブログで「シュツルムブースター」と書いてしまいましたが、正確には「シールドブースター」でした。あとで直しておきます。右側のシールドブースターにある赤い小さな穴は全て拡散ビーム砲の砲口で側面防御に使用します。流石に両方コレにするにはヘイズル側の出力が足りないのと、推進剤の搭載量が減ってしまうので片側だけ。このシールドブースターという発想は後にガンダムMk-Vからユニコーンガンダム2号機「バンシィ・ノルン」に受け継がれます。

アドバンスド・ヘイズルで追加されたのが、ジム・クゥエルからヘイズルに改装された際にフロントの股間部に増設されていたマウントラックに装備されたサブアーム。これも宇宙世紀0087〜0088年当時のMSの流行技術の一つで持ちきれない武装をサブアームに持たせたり、近接戦闘時の不意打ち的な攻撃に使ったりとと一見便利に見える装備なので、ジュピトリス製のPMX-003「ジ・O」やペズン製のRMS-142「ゼク・ツヴァイ」などで使われていました。ただ、実際に使うとなると熟練したパイロットでないと操作が難しく(シロッコはバイオセンサーを使って操作していた)、後の時代では廃れた技術となっています。

便利に使えるとしたら、写真のようなエネルギーパックの交換作業ですかね。これならオートで出来そう。このサブアームユニットは動かしているとポロリが多いので接続部は接着をお勧めします。可動部は材質がABS材からKPS材に変更されているので、通常販売されている「アドバンスド・ヘイズル」よりはスムーズに動きました。

あと、このキット、あの当時としては凄く可動も頑張っているんですが、今の視点で見ると「上半身はともかく、下半身は全然動かない」ので、せっかく新しい可動方法などもあるからリニューアルして欲しいなぁ。自分で本気組みするなら、HGUCのガンダム(REVIVE版)あたりから関節を流用したいと思いますが、足首がねぇ・・・。個人的にはRG化して欲しい機体の一つではあります。


まあ、色々あって疲れはしましたが、一方で作業が楽しく集中して楽しめました。古いキットはめんどくさい事も多いけど、逆に面白い部分も多いですね。
とは言え、流石にめんどくさいのを連作する気にはなりませんので、次は楽なのにします。
さて、本当に楽なんだろうか・・・?
Posted at 2023/05/21 15:01:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガンプラ | 日記

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