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2025年12月22日 イイね!

HG L-GAIM Mk-II

今年最後のプラモデルレビューとなりますHG L-GAIM Mk-IIです。

TVアニメ「重戦機エルガイム」の後半主人公機として活躍したヘビーメタルで、人類史も折り返しに入り、テクノロジーが大きく衰退しているペンタゴナ世界において数十年ぶりに新規開発されたヘビーメタルでした。対立するテクノロジーであるヤーマン王朝とポセイダル王家の技術が融合した機体です。しかし当初完成した状態では制御システムが機体ポテンシャルに追いつかず、操縦に難がありました。対策として発掘された伝説のヘビーメタル「ブラッドテンプル」の頭部を改造して取り付けた事によって最強のヘビーメタルの一騎として数えられる様になります。

エルガイムMK-IIのフェイスで特徴的なのが「人間の眼と同じ構造のカメラアイ」ですが、この部分はガンダムマーカーのシャインシルバーを下地にしてロイヤルメタルレッドで塗装してみました。イマイチ見えてないんですけど、自己満足的にはOK。後はデカール貼りだけになっているボークスIMSのL.E.D.ミラージュでもやって良い感触でしたので今回も使っています。頭部に収納されている人型コンピューター「ファティマ」(公式が何と言おうとここは譲れない)搭載部分は下地にシャインシルバーを使ってよりシルエットがくっきりと映し出せる様に工夫したつもり。

キットはプレミアムバンダイ限定で現在は販売されていません。HGHMシリーズとしては10年以上前に販売されたアトール以来という事もあって大いに盛り上がりましたね。現在ではバッシュやカルバリーテンプルも完全新規のキットで限定販売され、残る人気ヘビーメタルとしてはアシュラテンプルとグルーン辺りでしょうか。個人的にはディザードやヌーベルディザードなんかもキット化して欲しいですけどねぇ。

そんな感じでまずはパッと正面から。

エルガイムMk-IIと言えば最強火力の「バスターランチャー」ですが、スミマセン、手を抜きました。サクッとパチ組して墨入れしただけです。
エルガイムMk-IIの鋭角的で「尖った」デザインを見事に再現したキット。当時新進気鋭のデザイナーだった永野護先生が「これまでにない主役ロボット」として生み出した「若さ故の勢い」が感じられますね。
通常装備である射撃兵装パワーランチャーも一基付属していますので通常の戦闘兵装も再現可能。

こうやって見ると、本当に当時の価値観ではあり得ないくらい人型から微妙の外れたアウトラインがあの頃の少年少女達には「これまでにない凄い物」として見事に刺さりましたね。ほぼトラウマレベルにはなっています。

んで背面。

背面のブースターパーツは少し工夫しました。合わせ目消しは当然ですが、キットではシール再現になっているオレンジの彩色をガンダムマーカーで部分塗装しています。

シャインシルバーで下地塗装をした後に、同じくガンダムマーカーのシャアピンク2を使って部分塗装しました。ピンクといってもオレンジっぽい色なので意外と上手く塗装できたかなぁ。はみ出た部分はお馴染みガイアノーツのフィニッシュマスターRを使って拭き取っています。変形時垂直尾翼になるパーツの色分け部分はシャインシルバーで塗装しました。

白兵戦装備であるセイバーも当然あります。

っていうか、ファティマが運用されていた時代は射撃兵器はほどんど当たらない(ファティマの高速演算予想で回避されてしまう)ので、このセイバーによる一騎討ちがヘビーメタル戦だったんですが、ファティマが眠りについて多くがロストテクノロジーとなり、ほとんどが代替制御システムである有機コンピューターに置き換わって、仮にファティマが搭載されていても眠りについた状態で基本制御を条件反射的に行っている劇中世界では射撃兵装による撃ち合いがメインで、セイバーを使った戦いは相手が拮抗している状態でないと中々起こらなくなっていますね。
キットはセイバーの収納から抜刀状態まで見事に再現。

この手首からスッと出すシーンがめっちゃカッコ良かったのよ。ちなみに両腕についているバインダー内には投擲用のランサーと言われるレーザー槍とSマインと言う投擲型爆薬が内蔵されています。また、バインダーにはパワーランチャー用のコネクターが片側6基ずつあって、最大で12基のパワーラインチャーを同時ドライブ可能となっていました。エルガイムMk-IIは割と火力ゴリ押しの機体なんですよねぇ。この辺りは同じバスターランチャーがドライブ可能なバッシュとは明確に異なる点(バッシュはメインが近接戦闘でバスターランチャーはオプションに近い)。どちらかと言えばアシュラテンプルに近い部分があるのはポセイダル系の技術なんでしょう。バッシュはオリジナルがコアム王朝のヘビーメタルですし。

キットは飛行形態である「プローラ」への変形も再現していますが、ぶっちゃけ今ひとつな感じなので写真は撮りませんでした。一応、エルガイムとのドッキング機構は再現されています。

エルガイムMk-IIは反乱軍の象徴、リーダーの駆るフラグシップ機とも言えますが、一方では飛行形態による高速移動を活かした「戦場の火消し役」的な立ち位置でもありました。

最終回において完全に破壊されてしまいますが、その後を永野護先生が独自に描いた「ファイブスター物語(エルガイム版)」では、主人公の結婚式において上空を飛ぶエルガイムMk-II「グレイオン」が描かれているので、最終回後に修復された模様です。ただ、それまでと違って飛行形態がメインになってヘビーメタル形態が従になった様ですけど。
R3シリーズの時は手が出ませんでしたが、HGになって思い切って買ってから保管していたキットがようやく完成できました。やっぱ良いですね、永野デザインは。

さて、次回作・・・というか「年越しプラモデル」はこちらになります。

「イィィィィィイイイイイイ、ヤッホウッ!!!!!!」
と言うわけで「カワイコチャン」事YF-19エクスカリバーとしました。
マクロスのHGは初めてなので楽しみです。
Posted at 2025/12/22 00:46:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | プラモデル | 日記

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