木賊温泉 共同浴場 岩風呂
福島県の南会津には古町温泉、湯ノ花温泉、木賊温泉、檜枝岐温泉などの多くの名湯があります。今回は木賊温泉です。私が温泉道の師と仰ぐ嵐山光三郎氏が推奨する名湯です。
国道352号線を走っていると木賊温泉の看板があり、そこを曲がります。その道をゆっくり走っていくと、駐車場の脇に目当ての看板がありました。その隣にはお願いの看板がありました。入浴料は200円以上です。無料ではありません。
はて、車はこの駐車場に停めてよいのでしょうか。すぐ前の商店のもののような気がします。でも店の中には人影が見えません。帰りに声をかければよいでしょうかね。
坂道を下りていくとまもなく建物が見えてきます。いやあ良いですねぇ。わくわくしてきますねぇ。
ここはもちろん混浴です。我々が行ったときには男性客が3人いて、しかもその一人が入り口近くの川沿いのコンクリートに腰掛けて涼んでいました。さすがのマァも途中で足が止まってしまい、「旅館 井筒屋」のお風呂に向かいました。入り口のすぐ右手には婦人用の脱衣所もありますが、なかなか厳しいものがあります。私が入って10分もしないうちに3人の男性客は出て行かれ、独り占め状態でした。マァに連絡したくてもできません。
入ると右に岩がありその脇に浴槽があります。岩風呂と言われるゆえんです。奥が岩の間から自噴している熱めの浴槽で、手前が奥から湯を流し込んだぬるめの浴槽です。無色透明なお湯で、わずかに硫黄臭がします。中に掲げてある入浴心得には単純泉とありますが、単純硫黄泉ですかね。
川の流れの音を聞きながらの入浴は最高ですね。奥の浴槽から西根川の上流がよく見えます。見える建物が「旅館 井筒屋」です。私はわかりませんでしたが、マァは私に手を振ったということでした。
この近さですと、増水すると建物に直撃しますよね。台風で何回も被害にあっているようです。浴場内には、災害にあったときに寄付をした人たちの名前がたくさん書かれていました。全国にファンがいるのですね。もちろん私もその一人です。次に被害があったと聞いたらすぐに駆けつけて、寄付をしたいと思います。
私がそろそろ出ようかなと思ったときに次の男性客が来ました。そして。そのすぐ後にマァが来ました。
「今は客が少ないから入ったら。」
「入りたいねぇ。でも今日は良いよ。井筒屋の風呂も良かったから。また来たときに浸かればいいよ。」
温泉データ
源泉名・・・・・・?
日帰り入浴時間・・24時間
定休日・・・・・・無休
料金・・・・・・・200円
泉質・・・・・・・単純泉
泉温・・・・・・・45.0℃
pH値・・・・・・?
加水・・・・・・・なし
加温・・・・・・・なし
循環・ろ過・・・・なし
消毒・・・・・・・なし
入浴剤・・・・・なし
入浴施設・・・・・混浴半露天1
調査日・・・・・・2008年9月7日
HP・・・・・・・不明
※関連リンクに画像があります。
住所: 福島県南会津郡南会津町木賊
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