アクセルワールドOP曲
May'n 6thシングル『Chase the world』
5月9日に発売されました。
以前にも紹介しましたが、今回は特殊な販売方法が取られています。
May'nさんの所属レーベルは
「フライングドッグ」ですが、アクセルワールドの音楽制作は
「ワーナー・ホーム・ビデオ」です。この2社から別バージョンで同時に発売されました。
最近は3~4バージョンでの発売は当たり前になっておりますが、彼女にとっては2バージョン自体初めてではないでしょうか?
早速ご紹介いたします。
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初回限定盤(リアル盤) 発売元 : フライングドッグ
[Single, CD+DVD, Limited Edition, Maxi]
【収録曲】
1. Chase the world (作詞:井上秋緒 作曲・編曲:浅倉大介)
2. 光 (作詞:真名杏樹 作曲:田中秀典 編曲:横山裕章)
3. Chase the world – without May’n -
4. 光 – without May’n -

初回限定盤スリーブケース
黒雪姫(ブラック・ロータス)をイメージしたブラック、パープル基調のMay'n部長です。
【CD】 スリーブケースと同じ絵柄でグリーン基調です。通常盤はこちらになります。


【DVD】 Chase the world (Music Video)


それぞれ薄いケースが2枚、スリーブケースに入っています。

スタジオ以外で撮影した珍しいMVですね。「現実世界」を表現する為の都会風景なのでしょう。
このMVの撮影地、間違いなく新宿ですよね。
ドコモタワーが目の前にあるし、同じ場所で撮影したと思われるのでちょっと調べてみました。
すると・・・見つけちゃいました♪
おそらく代々木3丁目の「MY TOWER RESIDENCE」です。多分。。
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(アバター盤) 発売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
[Single, CD+DVD]
【収録曲】
1. Chase the world (作詞:井上秋緒 作曲・編曲:浅倉大介)
2. Chase the world >BURST LINK Re-Mix>>
3. Chase the world – without May’n -


ジャケットは黒雪姫。
リアル盤と比べると同じ構図なのが分かりますね。


【CD】


【DVD】
1. アニメ「アクセル・ワールド」
(Opening Video)
2. アニメ「アクセル・ワールド」
(Promotion Video)
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購入先により様々な特典が用意されているのも最近の特色ですね。
私は気に入った曲、アルバムは店頭で購入するようにしています。
特にシングルは密林でも値引き率からすればほとんど変わりませんからね。
ならば確実にフラゲしたほうが良いと。
今回入手したのはこのアナザージャケットとポスター。


アナザージャケットは各1枚。その名の通り、ジャケットサイズです。
ポスターは「リアル盤」付属。デカイです!
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「アクセル・ワールド」という作品は未来の設定ですが、「現実空間」でのもがき苦しむ姿、「仮想空間」での心を解き放った開放感という現代のネット社会に当てはまる図式が「バーチャル・ゲーム」という形で描かれているような気がします。
ポイントになるのは「加速」。
作品の世界観が「デジタル」なので音楽もデジタルサウンドなのですが、劇判については3組のアーティストが担当しており、徹底したデジタルサウンドから生音サンプリングのデジタルやら、様々な表現をされおります。「生音」は「現実世界」とリンクしますね。こういった劇中曲も作品の魅力です。
(ちなみに3組それぞれ別にまとめ、新曲を追加したサントラが順次発売されます。)
当然OP、ED曲は作品そのものの世界観やキャラクターの心情を表すものですからデジタルサウンドです。
OP曲は浅倉大介氏、ED曲は八木沼悟志氏、どちらもデジロックを代表するアーティスト、プロデューサーです。
ED曲を歌うのはKOTOKOさんですが、元々「ワーナー・ホーム・ビデオ」所属ですので何も問題はないですし、OP曲を十分に歌えるアーティストです。では何故May’nさんを起用したのでしょう?
「加速」世界を現す「疾走感」を今一番持っているアーティストだからではないでしょうか?
同じく「疾走感」を表現するに相応しい浅倉氏との相性は以前に「緋弾のアリア」OP曲『Scarlet Ballet』で証明しております。作詞担当の井上秋緒さんも引き続きになります。
May’nさんは男性的ロックも歌える一方で、しっとりとしたバラードも歌いこなせます。この作品の「現実世界で劣等感を持ちながら、傷付きながら生きている」主人公ハルユキが「加速世界では何度倒されても守るべきものの為に果敢に挑み、成長して行く」姿を1曲の中で歌い分ける表現力を持っていると思います。
『Chase the world』は「アクセル・ワールド」の世界観そのものを紹介する曲ですが、主人公ハルユキを表した曲でもあると思います。
OP映像を観れば分かると思いますが、アニメのOP曲としては典型的な手法を取っています。
Aメロで「現実世界」、Bメロで「加速していく世界」、サビで「対戦フィールド」と完全に役割を持っています。「ガンダム」をイメージしていただければ簡単だと思いますが、Aメロで世界観を紹介し、BメロでキャラクターやMSを紹介、サビで戦いを通じて疾走感を表し、更には炎の中から立ち上がるという定番の演出まであります。同じサンライズですからね♪(しかもTM-R繋がりw)
この曲は所々で加速した時間を表す時計の秒針音(ストップウォッチ?)や一瞬の間が良い感じでメリハリを付けていると思います。最近のMay’nさんの曲に多いハイトーンですっ飛ばす感じもありませんし、ライ部で聴きたい曲ですね。てか、ごあらで披露しましたがw
この作品は2クールありますし、後期変更されるかも知れません。しかしこの2組は簡単に変えて欲しくないので「新曲」で対応して欲しいトコロです。
ま、昨年同じサンライズ作品でOPとEDを入れ替えるという暴挙があったので・・・
(あれはどちらもオレ得でしたが♪)
アバター盤収録の『Chase the world >BURST LINK Re-Mix>>』は原曲を浅倉氏がデジタル処理で遊んでいる曲です。更に浅倉色が強まっていて面白いですよ。
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『光』 (作詞:真名杏樹 作曲:田中秀典 編曲:横山裕章)
作詞担当の真名杏樹さんは『恋』『WHY?』『Swan』『妖精』『May'n☆Space』
作曲担当の田中秀典さんは『鏡』『Swan』『HERO』
共通しているのは『Swan』ですが、どの曲をとっても名曲揃いですね。
この曲達から想像できるように、しっとりミディアムナンバーです。
どう考えても名曲の予感しかしないでしょ?
これら全ての良い部分を取り入れて想像してみてください。そんな曲です。
(『メイ☆スペ』は菅野テイストが強すぎますがw)
シェリルしか知らない方は想像出来ないかも知れませんが、部員さんはご存知ですよね。
こういう曲をしっかり歌える事こそがMay'nというアーティストの真骨頂なのですよ。
ダメ元で貼っておきます。
次週はED曲、KOTOKOさんの『→unfinished→』が発売されます。
当然予約しましたので、またご紹介します。(お前に出来るのか!?って声が聴こえる・・・)
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May'n | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2012/05/09 09:58:43