「ブラック・ロータス」
猛禽のような頭部、四肢の全て、果ては腰部の睡蓮のようなアーマースカートまでが全てが鋭く輝く刃となっている黒水晶を削りだしたかのような透き通った黒色の途方もなく美しいデュエルアバター。
黒雪姫が駆るこのアバターは≪ネガ・ネビュラス≫の首領にしてレベル9の≪黒の王≫その人である。
≪絶対切断≫(ワールド・エンド)の二つ名の通り、このアバターは≪絶対切断属性≫によるアビリティ≪終決の剣≫(ターミネート・ソード)の効力で触れたものを拒絶するかのように両断し、防御はおろか物理攻撃も生半可な精度では通用しない。
という「うんちく」ですが、ご存知「アクセルワールド」黒雪姫先輩のデュエルアバターです。
MGワイルドタイガーなどで好評の「フィギュアライズ」の新ブランド「フィギュアライズ6」第1弾です。
サイズ、価格、作りやすさ等、MGと比較するとちょうどHGといった感じですね。
<組立説明書>


そもそも箱が薄いのですが、説明書も簡単にしか書いてありません。
ブレード腕左右、差替え用腰アーマーパーツ、差替え用ヘッドブレードの差し替えにより、「通常形態」「戦闘形態」を再現できます。
<ランナー>




エフェクトパーツ
差し替えパーツ
ポリキャップ
スタンド
ホイルシール
含めてもたったこれだけ。
このまま素組みでサクっと作れば1時間もかかりませんが、どうにも成型色が気に入らない。
「純色の黒」とは言ってもピアノブラックみたいなイメージでもない。
生物でも機械でもない、「デュエルアバター」ってどんな素材なんでしょう?
そんな事を考えつつ「色マニア」の友人に相談w
こういう設定ならと、希望通りの答えをいただきました。
しかし、ちょいと田舎のこの辺では入手不可でしたので自分のイメージを重ねて代用色を用意。


まずは「黒鉄色」を下地に塗装。
そして「艶消し黒」を少しずつ塗装。
このようにパーツを半組み状態で吹きました。(手抜きじゃないよw)
パープルは下地に「シルバー」そして「クリアーレッド」「クリアーブルー」を調合し上塗り。
目や細かいラインのみホイルシールにて。
最後に「半艶トップコート」
「戦闘形態」にて組み立て。それなりに納得する色になりました。
画像では分かりにくい繊細な色調ですが、とりあえずご紹介。
実際はもっと黒くて艶っぽいです。





「バンダイのクセに」各部が鋭利で繊細にできており、プロポーションはかなり良いと思います
クリアパーツとホイルシールの色がかなり違うので、同じ色で塗装してしまいました。もっと明るいパープルにしたかったのですが、構造上難しいですね。
「通常形態」との違いは手が大型化し、ガンダムUCのように足が伸び、スカート前部のパーツが展開します。このキットは組み換えで再現しております。
可動範囲はかなり狭いです。関節部を大幅に加工しないとイロイロなポーズがとれません。(ALTIMAポーズなんて絶対ムリ!)

エフェクトパーツは好きなように使えば良いと思います。
脱着の際は塗装のハゲに注意ですね!
こうして見ても、キツそうなポージングですよね。。。
もうちょっと躍動感を持たせたいなぁ。
こうしてキットを組んでみて初めて詳細なデザインを知りました。
本当に全身鋭利でありますが、女性らしさを感じる丸みもあり、「強さ」「精悍さ」と「繊細さ」をあわせ持った黒雪姫先輩を表した見事なデザインだと思います。
しかもハンパじゃなく徹底していますよね。浮遊しなければ立てないし、握手も出来ない。
絶対的な強さを具現化してしまった為にそれを演じ通し、勝ち続けなければならず、責任感や悲しみは全て心に内包してしまうが為に致命的な弱点もある。
そこが人としての魅力でもあり、絶対的な強さや求心力にもつながるんですよね。
「ヤマアラシのジレンマ」を思い出しました。。

さて、既に第2弾「シルバー・クロウ」も発売されておりますが、実物を見て愕然。
相変わらずプロポーションは良く、可動範囲も程々なのですが、成型色が実にチープ。。。
全塗装確定です!なので購入はしないかなぁ・・・
というワケで、たまにはこんなネタも♪
ガンプラ作るほどの時間が無いんですよねぇ。。。
どんどん罪(積み)ばかりが増えております。
実はコレ、2週間前には組みあがってました。。時間が無くて今頃になってしまったと。。
ま、三澤紗千香デビュー記念というコトで♪
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Posted at
2012/08/03 02:11:04