「ソードアート・オンライン」OP曲
LiSA 2nd single『crossing field』
8月8日に発売されました。
1stシングル『oath sign』も「Fate/Zero」というビッグタイトルのOPを見事に務め上げましたが、それに続きまたもやビッグタイトルです。聴くたびに進化を続けているLiSAに益々注目です!
オリコン 08月06日~08月12日のCDシングル週間ランキング(2012年08月20日付)
初登場 5位!
この週は強豪揃いで、先週発売の大御所さん達は皆大幅ランクダウン。
そんな中に割って入って「5位」はスゴイですよ。
デイリーランキングでは週の後半「1位」が続いていました。
各有名CDショップも大きくコーナーを設けてましたし、駅前の大型ポスターなどプロモーションにはかなり力が入っていたと思います。
さすが「ANIPREX」所属アーティストですよね。「SME」の中でもアニメに特化したレーベルです。
確かにレーベルの色が売り上げに響くと思いますし、世界的に評価されていてもレーベルが真面目過ぎて売上が伸びない方もいらっしゃいます。
ですが、結局は本人に魅力が無ければ売れませんし、飽きられるでしょう。
私の事をご存じの方は何故「LiSA」に拘るのか不思議に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそれを書こうと思ったのですが、「オリコン・スタイル編集長」が書かれた記事に私がLiSAに対して感じている事そのものがありました。
ですから
コチラをお読みになって頂いたほうが説得力があるのでよろしければ是非ご覧下さい。
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今回も3種類発売されました。
【初回生産限定版】
[Single, CD+DVD, Limited Edition]
「crossing field -MUSIC CLIP-」収録DVD付き2枚組
(収録曲)
1.crossing field
2.いつかの手紙
3.KiSS me PARADOX
4.crossing field -instrumental-
【期間生産限定版】
[Single, CD+DVD, Limited Edition]
「SWORD ART ONLINE ノンクレジット・オープニング」収録DVD付き2枚組
(収録曲)
1.crossing field
2.いつかの手紙
3.変わらない青
4.crossing field -TV ver.-
【通常版】
(収録曲)
【初回生産限定版】と同じ
ご覧のように3、4曲目が違います。
まぁ、この辺は「SME」さんお得意の方法ですが、私が2枚購入した理由です。
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『crossing field』
作詞・作曲:渡辺翔 編曲:とく
SAOについては原作を知りませんし、TV版も最近になってようやく全体像が見えてきたところです。
原作者が同じAW(アクセル・ワールド)とは全く別物ですね。いわゆるRPGの世界で生きていくお話です。
訳あってゲーム世界での「死」がリアル世界でも「死」につながる為、ある意味現実世界よりもリアリティーが要求されるのだと思います。
RPGは皆さんプレイした事はあると思いますが、クリアする為には独りでもレベルさえ上げれば何とかなる場合もあります。しかしほとんどはパーティーを組んだり、各ステージでの登場人物との関わりが重要になってきます。正に社会の縮図。こういう場合、「他人を信じられるか?」という事が重要になるでしょう。
私はこの作品の助け合う心や駆け引きだったり、そういった「心の弱み」とどう向き合い挑んでいくか?という部分に魅力を感じています。
主人公の「キリト」や「アスナ」は独りでもクリアを目指せる能力を持っています。
それでも弱い者を助ける為に力を注ぎます。当然弱い者からも頼られます。
しかし、自分の能力を過信したり、相手を思い過ぎて失敗もしてしまいます。
この世界での失敗、それは現実世界での「死」を意味します。
そんな葛藤の中で「キリト」と「アスナ」は互いの心の傷が補完される心地よさを感じてか近付きつつありますね。あのヨダレが何よりの証拠。隣に居てくれる安心感からこの世界で初めて熟睡出来たのではないでしょうか?恐らくこの先2人は結婚するのでしょうね。
このゲーム世界において「結婚」はあくまでも「協力」というシステム的なもので「愛情」ともまた違います。ソロプレイヤーである2人は「信じる」ことの「怖さ」も知っていますので、スタートは単に「協力」する為の結婚かも知れませんが、段々と「信じる」ことの大切さに気付いていくのでしょう。
『crossing field』も「信じる」という事に要点が置かれています。恐らく「キリト」目線で「アスナ」との出会いから「守りたい」と思うまでの心境が歌われたものだと思います。しかし真相はこの作品がひと段落した時に初めて分かるのかもしれません。
スピード感ある曲は激しい戦闘をイメージしますが、その中にしっかりとこういった「想い」が込められて歌われております。
MVでやたらと光っているのは「信じる事、信じられる事(守る事、守られる事)によって光り輝ける自分」を表現しているそうです。#1の手鏡じゃなかったみたい・・・
そう考えると、ED曲も同じような内容を「アスナ」目線で歌っているように聴こえます。
こちらは女性らしさが出ていますね。ま、ご本人ですから・・・
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カップリング曲は実に多彩です。この4曲にLiSAの魅力が惜しみなく散りばめられております。
『いつかの手紙』
作詞:古屋真 作曲・編曲:黒須克彦
LiSAにしては珍しく6拍子ですが、壮大なバラード曲です。
歌詞は難しくとらえ方は人それぞれでしょう。
今を大切に、どんな些細な事でも積み上げていく事でいつかきっと花咲く時が来る。
その時に今を良かったと思えるように生きて行きたい。
自分にはそういう感じに聴こえます。
この曲はLiSA自身も大切に歌って行きたいと言っておりますので、歌い続けることで成長していくのだと思います。
『KiSS me PARADOX』
作詞:古屋真 作曲・編曲:磯崎健史
夏らしい爽快なメロディーは昔よく見た海で水着の女の子たちがはしゃいでいるようなCMを思い出します。
これはまっすぐ燃えるような恋の歌ですね。でもどこか「ひたむき」な感じが可愛らしい。
『変わらない青』
作詞:LiSA 作曲:渡辺 翔 編曲:鈴木Daichi秀行
メロディー的にはガルデモに雰囲気が似ていますね。
不器用に生きる自分に気付いて優しくしてくれた相手に心を開きつつも、接し方が分からなくて距離感を置いてしまう。。
その相手が他の誰かと笑っているのを見て「寂しい」と感じている自分に気付いてもどうして良いのか分からず、結局相手を傷つけてしまう。
そしてまた孤独が訪れる。。
そんな自分をいつも見続けていた「青い空」
後悔して逃げ出したくなっても、どんなに意地を張っても、「青い空」の元では「くだらない出来事」でしかない。。
やっとそれに気付いた。いつも下を向いて生きてきた。
こんなに素晴らしい「青い空」を見上げて生きて行く勇気が持てた時、ここがハジマリ・・・
自分にはそのように聴こえますが、とってもLiSAらしい詞だと思います。
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どの曲も是非聴いていただきたいですね。LiSAの曲って基本的に音域が広くて高低差が激しく行き来するような特徴があります。それでも裏声はほとんど使わずに歌えてしまうのが凄いですよね。
さて、私はここ最近忙しさと疲労でブログが滞っています。
この日は「めざましライブ」に行ってきましたが、リクエストもありますし自分でも伝えたいと思う素晴らしいライブでしたので次回書かせていただきます。
なるべく早いうちに・・・
今日もいい日だっ!